4.0
愛されず、虐められて・・・定番だけど
養女としてひどい扱いを受けてきたヒロイン。結婚した相手からは、妻の役割だけを望まれる。この設定は枚挙に暇がないけれど、ヒロインの心が、どこか違う。役割を一心に努めよう、というのは他の作品と共通しているが、彼女は、もっと前向きになっていきそう。
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1
20078位 ?
養女としてひどい扱いを受けてきたヒロイン。結婚した相手からは、妻の役割だけを望まれる。この設定は枚挙に暇がないけれど、ヒロインの心が、どこか違う。役割を一心に努めよう、というのは他の作品と共通しているが、彼女は、もっと前向きになっていきそう。
痣があるから、と結婚できず、年齢を重ねていたヒロイン。家は火の車。そこに登場した結婚相手。否やはなく、すぐに結婚。妻の役目は果たすつもりだが、心はときめきなかった・・・はずが、いつのまにか、心惹かれ、トキメキまでも。
単なる幼なじみから、恋する人へとの変化。青春といえばそうだけど、遠慮、逡巡、思い込み、たくさんの枝道があるのが、この頃の恋。二人は果たして?
消えてもよい人間なんていない。けれど、作中では、他の場所で必要とされる人材、ということか。太陽系を司る存在からの擁護もあるのだろうから、うまく生きていけそう。
タイトルとあらすじから、予想はつくけれど、始まりから魅了された。獣人と関わることで、どんなことが起きるのか。そして、どん変化していくのか。とても気になる。
転生モノは多い。この作品を読んで思ったのは、もしかしたら転生するのは、転生した人物がやり残したことをしたり、間違ったことを覆したりするためなのでは、と。悪女の評判を如何にして払拭するのか。
悪意のために陥れられ、好きになった人の妻にはなれたけれど。互いの気持ちを忌憚なく伝えていれば、ともどかしい。
欲しければ、人のモノでも力づく、悪智恵を駆使して奪っていく。まぁ、奪われる対象は、いつでも大したことのない、中身のない、うすい人物だが。リディガンバレー!
転生、愛情を求めても叶わない。新たな出会い。パターン化した作品と思いきや、展開の仕方が、よい意味で裏切られる。面白くてやめられない。
前作を読んでいたので、子の世代になっていたことに驚いた。でも、前作を踏まえつつも、新たなストーリーが展開されるのは、とても嬉しい。
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華族の結婚~冷酷子爵の宝石は碧色~