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離婚まで100日のプリン マンガでわかる 決別or再構築、どうしよう?

１１話からのババロア編が面白い

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１０話までの「離婚までの１００日」がネットでリリースされた時には、かなり話題になりましたよね。
でも、その後、いわゆるサレ妻がダメ夫成敗、のマンガが出まくって、そのはしりとしての功績？はあると思いますが、今読み返せばこれは半分ファンタジーですよね。
プリ子さんは元ナースで再就職もしやすいし、ご両親もこどもちゃんの面倒みてくれて、現実的にはこんなにうまく行くひとは少ないですよね。そして、初恋の人と再会し、、、なんてホントマンガの世界ですよ(いや、マンガなんだけどね)

それより、私は、１１話以降の、サレた側になったババロア編のほうが面白かったです。完全にフィクションだとは思うのですが、最初の不倫相手だったアタマ悪そうなババロアさんが、悩んで苦しんで結論を出し、成長した姿を読んで、逆にババロアファンになった読者は私だけではないはず。夫カステラ氏やパンナコッタくん、ミル子さん、それぞれの事情や思いがちゃんと書かれていて、マンガとして面白い。
副題の「離婚か再構築か？」はむしろババロア編のことだと思います(プリ子は離婚一択だもの)
課金するなら、プリ子編より１１話以降のババロア編に課金して〜、と言いたいくらいです

なので、個人的にはババロア編に星五つ、プリ子編はうーん、ということで星四つにさせていただきました、

46歳漫画家、20歳年下の障害者と不倫して再婚しました。

もう題名でネタバレしてるので

ネタバレなしで書きます。
他のマンガアプリで3分の２以上無料だったのでそちらで読んでしまいました。不倫はダメだ、とか無理、というレビューが多いですけど、私は、そこは、まあしかたないよね、と思ってまして。人生何があるかわかりませんからね。不倫の話なんて売るほどあるわけだし、それがたまたま年下の障がいある人(高機能脳障がい)

前半は、作者と相手のにしこ先生とのわりとほのぼのと会話の応酬が続きます。作者さんの息子ちゃんも障がいを持っているし、にしこ先生とも息子に近い感覚で話をしてたのかな？と思います。
それが、後半になって、作者さんが、にしこ先生の障がいゆえのつらい過去や母親との関係を知って、でも、淡々とそれを受け入れて、そんな絶望的な状況の中でもベストを尽くそうとして生きてきたにしこ先生の姿を知って、「私がにしこ先生を救い出す。闇から光へ。９割不幸で１割幸せ、から、９割幸せ１割不幸に変えて見せる。」と覚悟を決めたシーンでは思わずぐっときました。

ただ、籍入れなくてもよかったんじゃないかな、余計なことに縛られないほうが良かったんじゃないかな、という気もしてます、、、(それこそ余計なお世話)

ちなみに、ネットで検索したらにしこ先生ご本人、予想外？にイケメンでびっくりしました。

絵はエッセイマンガなのもありシンプルな線ですけど、けっこうなベテランの方みたいで(別途ペンネームで書いてたみたいです)、実は読みやすいし余白の使い方も上手いというか。にしこ先生の障がいゆえの独特なしゃべりかたや行動も良く観察してるなぁと思いました。

暴君のたった一人の調香師

転生モノだということを忘れるくらい面白い

基本、転生ものはあまり読みませんが、たまたまオススメに上がってきたので、読んでみたら面白かったです

調香の才能と持ち前の明るさで、仲間や顧客を増やしていく主人公がとても魅力的で、公爵が主人公に惹かれていくのも納得の展開です

が、それだけでじゅうぶん面白いのに、転生モノにした意味があるのかな？と逆に思ってしまいました。

高圧的な父親に反抗して自立して調香師になった、で良いような、、、あ、でもそれだと公爵の調香師になるまでの過程も描かないといけなくなるか？？
ということで星５つにしたいところを４つにさせていただきました

深夜のダメ恋図鑑

まじめな話、これ、社会問題

女性の活躍、とか、少子化問題、今に始まったことではないけれど、、、それを論じる人に是非この漫画を読んでほしい。まじで。

社会でバリバリ働いて、こどもも産んで、そして女性らしさも忘れない、、、活躍ってそういうことですか？そこまでしないと活躍って言えないんですか？
ムリ。
と思ってしまう私です。

結婚しててもしてなくてもこどもいてもいなくても、みんなそれぞれがんばってるのよ。ましてこどもをもって働いてる人はへとへとになりながら、、、
へとへとでおしゃれもできない、あるいは、自分をアゲて生きていくためにおしゃれする。どちらもあり。それてもどちらも「オトコのためにおしゃれしてるんじゃないんだよ！！！」

でもそんな私たちにそっと寄り添ってくれて「がんばってるよ」と思ってくれるパートナーがいれば、なお良きですよね(って私も少女マンガかなー)

ベストオブダメ男、諒くんを見てると、令和(いや、執筆当時は平成？)にまだこんな考えの男子がいるんじゃ、結婚、ムリ。あと、自分は４０なのに女の子は２５までとか、、、少子化はまだまだ続くでしょう笑

このマンガ、面白いんですけど、まじで、そんなことを考えさせられました、、、