5.0
大正時代に憧れた作品
もう〇十年前に、何度も何度も読みました。
最初の方は昭和ギャグ満載で、今読み返すとちょっとツライものがあるのですが、少尉が小倉に転属になりロシアの介入戦争のために、シベリアの前線に行かされる事になった辺りから、一気にシリアスモードに変わって行きます。
紅緒も少尉が生きて戻って来ることを信じて、伊集院家に残り働きに出ます。
少尉と紅緒がどうなっていくのか、ラストまでハラハラは続きます。
時代背景を織り込みながら、大正時代の大らかさを描き、憧れを抱かせてくれた大切な作品です。
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はいからさんが通る 新装版