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決して読みやすい絵柄ではないので、作品を読む前に好き嫌いがはっきり分かれると思います。が、この絵柄だからこそ、完成されたモブ顔のキャラが生きていると言ってよいのでは。
いちど読み始めるとモブ顔令嬢の不思議な魅力とストーリーに病みつきになります。
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30754位 ?
決して読みやすい絵柄ではないので、作品を読む前に好き嫌いがはっきり分かれると思います。が、この絵柄だからこそ、完成されたモブ顔のキャラが生きていると言ってよいのでは。
いちど読み始めるとモブ顔令嬢の不思議な魅力とストーリーに病みつきになります。
よくありがちな悪役令嬢の死に戻りや転生前の記憶覚醒や年齢逆行して改心する話かと思ったら、まあ確かにそれ系の話なんだけど、予想に反してなかなか面白くて主人公を応援したくなっちゃいます。
はじめは気丈だけどガサツで無遠慮な女の子だなーとか、冥王様も捻くれ者だなー、なんて思いながら読み始めましたが、二人のキャラ(とガイコツたち)が外見も中身もどんどん魅力的になっていき、気づいたら 早く二人が結ばれて幸せになってほしいと応援しておりました。
乙女心をくすぐるドキドキワクワク満載の展開で、これぞまさしく少女マンガの王道作品です。
主人公と王子様、まるで砂糖菓子でできたお人形さんのカップルのように愛らしい二人ですが、綺麗なだけでなく、芯も通って真っ直ぐで思いやりに溢れ、誠実で清らか。
読むと心が洗われるような心地になる素敵な作品です。
勇者がまさかのボンクラで、勇者の父と母が 勇者をはるかに越える強さを持った人格者夫婦という今までありそうでなかった設定が斬新で面白過ぎました。
知性も教養も立ち振る舞いも品格も美貌も申し分無い未来の王太子妃が、ナイスバディの外見だけの悪どい野心家女にうつつを抜かしたボンクラ王太子に 一方的に婚約破棄宣言され、更に屈辱的な扱いをされそうになるところをハイスペックな真の第一王子に助けられて、ボンクラ供をコテンパンに———という実にベタな要素を満載したストーリーゆえに、安心して読んで楽しめて心地よいカタルシスをも感じられる作品。
ヒロインの妹リゼットの「ボンクラ王子と◯のゆるい◯牛女」という およそ名門貴族令嬢とは思えない爆弾発言的なセリフには痛快過ぎてお腹をかかえて笑ってしまいました。
難民となった地球外生命体が人間に擬態して同化の可能性を探りつつ、ありふれた「しょぼい幸せ」を噛みしめるショートストーリーでとても面白かったです。擬態人Aの短編パイロット版ですが、大佐の性格やたつきとの関わり方がだいぶ異なっていて、本作の方が家庭的です。
ちょっぴりホラーな感じの不自然な笑顔が癖になります。
素晴らしい!の一言に尽きます。
この作品を読みながら我が身の恋愛遍歴を振り返ると後悔ばかりが頭に浮かびます。なぜ、何故、なぜもっと早くこの作品に出会わなかったんだろう。若い頃にこの作品を読んでいたならば、今よりも冷静に駄目男を見る目が養われ、情と思い込みと恋愛のすみわけがきちんとできる女になっていたにちがいない。
これから恋愛適齢期を迎える方々、相手に流されず都合の良い女になりたくなければ即 読むべし!
異世界からお客さんが来店して洋食を食べて感動してとことん堪能して帰ってく、それだけなのに毎回面白くて満足してしまう。なんだろう、まるで動画投稿サイトで外国人旅行者が初めて日本食を食べて驚いたり美味しいと言ってる様子を眺めてる時とちょっと似てる感覚。
とかなんとか色々言っても、詰まるところ、読むとその料理を無性に食べたくなっちゃうよね。
この原作を基にした漫画作品は他からも発表されていて見比べてみるのも一興だけど、個人的にはこちらの作品が好みです。
よくある訳アリおじさんというだけの話ではなく、世知辛い中での日常の営みや人情の厚みが淡々としながらもどこか優しく描かれてるので、読むと穏やかな心地になる。特に第15夜のストーリーは胸にじわりと響いた。
島さんのように言葉ではなく背中と立ち振る舞いで大切なことを他人に教えてくれる大人は、果たしてこの現代にどれだけいるんだろうな。
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モブ顔令嬢~乙女ゲー世界の悪役令嬢に転生したのにどうしてこうなった~