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昭和から平成、令和に時が移っても、湘南に吹く風のように詩的でロマンチックな吉田調の台詞回しは色褪せることなく今も健在であるとを知らしめてくれる作品だと思います。
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昭和から平成、令和に時が移っても、湘南に吹く風のように詩的でロマンチックな吉田調の台詞回しは色褪せることなく今も健在であるとを知らしめてくれる作品だと思います。
少女マンガ誌なのに、今じゃ絶対にNGなマリ◯ァナとか、自分の元の体を滅多刺しとか、ヤボ院長がアル中とか…当時のなかよしはスゴイな。
ボーイフレンドや気になる男性が自分のせいで何人も命を失っているのに、なんだかんだでまた新しい相手とイイ感じの雰囲気になる美奈子を見るたびに、彼女の鋼のメンタルに脱帽します。
「私が愛した天使」は往年の映画・悪い種子とヒッチコックの名作レベッカを彷彿とさせるような作品で、ラストの1コマまでゾッとさせてくれます。
コマから溢れ出んばかりの勢い(特にマミー)にグイグイ引き込まれてどんどん読んでしまう秀逸な作品。読んで損無し!
さすが大作家さん、圧巻の作品です。あれだけ色々あってのラストがまたこの方らしい!
心に残る名台詞も多々あれど、ママがランちゃんの餞に贈った「人を落とすんじゃなくて、自分が上がるのよ」はフィクションの枠を超えた名言。
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湘南爆走族 ファースト フラッグ