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魅せる描画だし、しっかりしたキャラクター設定だし、面白いし、人気があるのも納得です。
でもなぜだか作品に完全に入り込めない。遊郭にしても良家にしてもイッちゃってる殺し屋にしても、独自の世界観故に読み手の好みがはっきり別れるせいかな。
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31026位 ?
魅せる描画だし、しっかりしたキャラクター設定だし、面白いし、人気があるのも納得です。
でもなぜだか作品に完全に入り込めない。遊郭にしても良家にしてもイッちゃってる殺し屋にしても、独自の世界観故に読み手の好みがはっきり別れるせいかな。
救世主としての絶大な力を持っていながら驕らず威張らずひっそりと穏やかに暮らし、たいせつな人たちを陰からさりげなく支えて いつも微笑んでる主人公のスタンスは素敵な生き方だと思う。
でも、異世界を救うほどの大きな力を享受することに同意したうえで転移してきたのだから、力を持つ者の義務として、先に来て好き放題やって国政をひっかきまわしてる駄目救世主がキレて力を暴走させる前にもっと早く彼女を諌めるべきではなかったのか?という思いがくすぶって、手放しで主人公に好感を持つことができませんでした。
結果オーライ大々円だから、まぁいいのかな。
高貴な吸血鬼のお姫様が吸血嫌いのひきこもりでアニヲタという設定が面白すぎます。大吸血鬼なのに彼女のご機嫌をとるべく右往左往してるパパの姿も微笑ましいです。
こんなふうな高校生活を送りたかったと思うような、スマホも携帯もポケベルもなくセーラー服のスカート丈が膝下だった時代の穏やかで明るくて邪気のない青春ストーリー。
最終話はいきなり渡米とか結婚とか、振り幅が大きくて話のもっていき方が強引ですが、丸く収まり結果オーライ…かな。
かなりのシリアスものかと思ったら、皇女さまが暗殺対象者にいきなり一目惚れして笑ってしまいました。お相手は今にも天に召されそうな弱り切った王さまなのに、彼女の目には彼のすべてがドストライク。王さまも、暗殺目的で嫁いできたのを薄々分かっていながら彼女にまんざらでもない様子。
この二人、うまくいってほしいな。
よくありがちな悪役令嬢の死に戻りや転生前の記憶覚醒や年齢逆行して改心する話かと思ったら、まあ確かにそれ系の話なんだけど、予想に反してなかなか面白くて主人公を応援したくなっちゃいます。
知性も教養も立ち振る舞いも品格も美貌も申し分無い未来の王太子妃が、ナイスバディの外見だけの悪どい野心家女にうつつを抜かしたボンクラ王太子に 一方的に婚約破棄宣言され、更に屈辱的な扱いをされそうになるところをハイスペックな真の第一王子に助けられて、ボンクラ供をコテンパンに———という実にベタな要素を満載したストーリーゆえに、安心して読んで楽しめて心地よいカタルシスをも感じられる作品。
ヒロインの妹リゼットの「ボンクラ王子と◯のゆるい◯牛女」という およそ名門貴族令嬢とは思えない爆弾発言的なセリフには痛快過ぎてお腹をかかえて笑ってしまいました。
少女マンガ誌なのに、今じゃ絶対にNGなマリ◯ァナとか、自分の元の体を滅多刺しとか、ヤボ院長がアル中とか…当時のなかよしはスゴイな。
ボーイフレンドや気になる男性が自分のせいで何人も命を失っているのに、なんだかんだでまた新しい相手とイイ感じの雰囲気になる美奈子を見るたびに、彼女の鋼のメンタルに脱帽します。
「私が愛した天使」は往年の映画・悪い種子とヒッチコックの名作レベッカを彷彿とさせるような作品で、ラストの1コマまでゾッとさせてくれます。
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ホタルの嫁入り