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主人公より 黒髪の幼馴染の幸せを願う
23話まで読了。
主人公。親が元貴族だったが事故死。母親の友達だった公爵夫人によって使用人に。
男装は、公爵子息が女性使用人に寝込みを襲われたため女性全員解雇となった際に、公爵夫人が提案。
がさつで(歩き方が女性らしくないと言われ)、そそっかしく(公爵子息の側近にすぐ女バレした)、危機意識が薄い(バレないから大丈夫大丈夫と安請け合いする)。
ここのお屋敷の人全体に言えることだが、報連相が足りないから、余計な事が起きてバタバタする。
女バレを避けるため使用人のリーダーから子息の召集に応じなくていいと言われているのに、ペーペーの使用人が主人公の存在をあっさりバラし、
立ち居振る舞いが貴族らしくないのに、1週間後には貴族令嬢として顔合わせだから、と急に言われて慌てて貴族マナーを叩き込まれ、
どんな髪でどんなドレス着るかを知らせてないから、女装した主人公を見た公爵子息が「女がいる」とヒステリーを起こし、
いつまでかを決めていないから、王女との顔合わせも終わったのに、妻のフリをする契約が継続になり、
変な熱?に掛かった子息が雷雨の中、傘も持たずに他の使用人たちにも言わずに、温室に薬を取りに行った主人公の後を追いかける。お前病人!
主人公も自分のために…ってキュンとするところじゃないからな、そこ。病人だけが来て、悪化して動けなくなったら、屋敷に助けを呼びに行かなきゃならんやん。ある意味お似合いなんだろうね。
(主人公からの矢印が向いていないから多分当て馬の)幼馴染の黒髪の青年には、よくわからない理由で子息にときめいている主人公より、もっといい女が見つかって幸せになってほしい。
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女嫌いの公爵子息に「女装して妻のフリをしてくれ」と頼まれましたが、私は男装中の女です!