午後3時の通りすがりさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全22件
  1. 評価:3.000 3.0

    旦那さまがウザい…

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    50話くらいまでは星5レベルに、おもしろいと思ってたんだけど
    契約結婚の「契約」をなくそう!の後くらいから…なんかもう旦那さまがウザくてウザくて

    初期のヴィオラの存在無視なクソやろー
    → ヴィオラに惹かれていくってのも、今さら何言ってんだコノヤロ状態だったけど笑
    それが完璧に一方通行でヴィオラにズバッと一刀両断されてるのが痛快だったわけで?

    話の流れ的にそのうち2人がくっ付くのは分かりきってるのに
    旦那さまが、彼女さんと別れて契約結婚でなく本当の夫婦になりたいって決意するまで…お飾り妻にも彼女にも不誠実な状態がまた長くてさ

    「言いたいことあるけど怖くて言えませ〜ん!」ってチラチラ伺ってばかりなのが、彼女と別れても続くのが非常に萎える

    契約はなくなったけど「本当の夫婦」には遠く、ヴィオラも旦那さまを意識はしてるけどってテイになった後も
    意識してる、まだ好きか分からない程度で、せっかくヴィオラの一本筋が通ったマイペースキャラのかんじが「ただの圧や押しに弱い女性」になってしまったのが残念すぎる

    旦那さまはヴィオラを好きになっても基本は自分勝手で
    ・デートどころか長期の旅行すら勝手に決めてしまう
    ・本人が嫌がってるのに勝手にヴィオラの名前を宝石につける
    ・「要りません、お断りします」と言われたペアリングも勝手に作って、ペアリングであることを言わずに騙し討ちで侍女から着けさせる

    断られるのが嫌で対話を避けるし、それでも断られてるのに無視するし
    いちいち回りくどいのに強引て…ただただクドくてウザい男性に成り下がってしまった気がして

    これなら初期の「愛する平民女性との生活を守るために、金をエサに貧乏令嬢と結婚してアリバイ作り」の方が、
    ちゃんと説明してヴィオラが納得してるだけマシな状態に見えてしまうんだよ

    • 0
  2. 評価:3.000 3.0

    滅ぶべくして滅んだ国かと

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    ・主人公は戦争に負けた母国の王妃として、戦勝国から迎えた王を反乱軍から守ろうとする
    ・王は王妃を裏切っていたけど、そもそも愛されてなどいなかった
    ・愛されることのない相手を愛したことで、反乱軍に「傾国の毒薔薇め!」と罵られながら殺害される
    ・死んだと思ったら10歳の王女時代に遡る
    ・死んだ夜の記憶はあるのに、そこに至るまでの記憶はない
    …1話の流れとしてはこんなかんじだけど

    読んでると、これ別に主人公のせいじゃなくない?と思う

    幼い頃から勉強も公務で人前に出ることも嫌い、王女としての責任から目を背けていた
    …10歳なんて、そんなものでは?
    もちろん大人になっても変わらないのはマズイけど、そもそも王女は王になれない国なんだよ

    そうなると戦争の有無に関わらず、国の利益になる結婚が最大の仕事と言えるわけで
    敗戦国の王女が好条件の相手を好きに選べるわけもなく、自分を愛してくれない夫でも拒否する選択肢なんてないでしょう

    いつか結婚相手に愛されるかもと愛を注ぐことは悪いことか?既に夫婦なのに「叶わぬ恋に溺れた」と表現するのか?
    ここでは良い結果にならないけど、そこから愛が生まれて〜なんて話は珍しくない

    そして遡ってから初めて公務に出たら、その場に自分を刺した男が!となるわけですが

    ・その男は大変優秀な頭脳の持ち主で、留学先が家柄主義ではなく実力主義であることを語る
    ・家柄主義の筆頭みたいな輩が、その男は王家を裏切った大罪人の血筋だと暴露する
    ・公の場で血筋を侮辱され表舞台から姿を消すところを、王女が補佐官に任命する
    …うん、そんなかんじの国だから戦争も防げないし負けるんだよ

    優秀な人材を家柄だけで捨て、無能な人材を家柄だけで登用する
    国が傾いたのは貴族全体の責任なのに、たった1人残った王族だからと主人公に「傾国」の全責任を押し付けるなよ!
    って思えて仕方ないんだよ

    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    設定が渋滞気味

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    魔王討伐に選ばれた勇者の恋人だったが捨てられた前世2人分の記憶を持つ主人公

    今世でも勇者の恋人になったけど捨てられる前に逃げよう!勇者が旅に出た時に自分も故郷を捨てて移住しちゃえ!と

    勇者や勇者を奪った女へのザマァ系、捨てた男が縋ってくる系の話かと思いきや、勇者も魔王も重要ファクターながっつりファンタジー

    そもそも魔王とは?
    → かつて愚かな王に妻を奪われ、禁術によって力を手にして人類滅ぼす勢いの元人間

    勇者とは?
    → 愚王が自分の不始末のケツを拭かせようと召喚した異世界人をサポートする仲間の1人
    女神が異世界人に与えた「魔王を倒せる女神の力を受け入れる器と、魔王の魂を滅する術」のうち、器の方を譲渡された戦闘面では最強の人間

    女神とは?
    → 世界を管理しているっぽく魔王を倒すために色々と人に干渉しているが、中途半端な干渉ばかりで無能感が否めない

    もちろん↑は最初隠されていて、今世の勇者が魔王を倒すまでは「主人公の新しい生活」が主な話の流れ

    「勇者が帰ってくる!逃げたことがバレる!」と焦る主人公だが、再会・婚約者宣言までトントン拍子で進む中、倒したはずの魔王の居城が現れてさぁ大変!
    となってから物語が動き出し、隠し設定がワラワラと出てきて

    ・主人公こそが魔王を滅することができる異世界人の魂を持つ存在
    ・現在の魔王は愚王の裏切りによって異世界人を失った初代勇者の成れの果て
    ・魔王は異世界人の魂を探しているので、歴代勇者は恋人を守るために恋人を忘れた
    …ということまで判明するわけだが

    各設定は序盤からは予想できなかったし「そういうことだったのか!」となるけど
    設定同士が噛み合わず渋滞してるというか?

    まず「魔王を滅することができる唯一の存在」が異世界人である必要性を感じない
    ・魔王はこの世界の人間だったのに女神がどうにもできないのか?
    ・女神がどうにもできないから異世界人を頼ったかと思いきや、与えられた力は女神のもの
    ・この世界の人間である勇者に「器」を移せるなら異世界人要らんくない?

    女神が簡単に人間に超えられ過ぎだし、この世界の人間アホすぎて異世界人に頼る前にそっちどうにかしろだし、「今世で魔王消滅に失敗したら世界滅びます」となるまで人の記憶消すくらいしかしてない

    結論、女神が無能

    • 3
  4. 評価:3.000 3.0

    主人公が蚊帳の外すぎ

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    主人公エリィは本の虫、これまでに読んだ膨大な本の知識量と頭の良さに自覚がない
    サウズリンド国の王太子の婚約者であるけれど世間的にも本人的にも、なぜ自分が婚約者に選ばれたのか疑問に思っている

    実はエリィの家は表向き大した地位ではないけれど「サウズリンドの頭脳」と呼ばれ代々国を陰から支える参謀の家門で知る人ぞ知る存在

    王太子もエリィのことが本気で好きで、エリィが婚約者であることは王太子の希望的にも国益的にも正当な結果であることはわりと前半で分かるけど

    そのあと、正式に将来の王太子妃として公式行事に出るようになってからが、国として政治的に問題まみれで…正直ダレるというか組織の体制的にどうなん?て展開が多すぎて

    エリィが色々と無自覚なのは周りのせいでもある
    ちょっとした雑談でエリィが出した意見で国を動かしてしまうし、それをエリィに報告もしない

    元は敵である隣国と国境が近い領地の辺境伯が「エリィのせいで軍備が削られたじゃないか」とエリィに直接文句言いに来てポカーンからの「自分のせいだ」と思考の渦にぐるぐるとハマってしまったり

    かつて王太子の婚約者候補だったという他国の令嬢が側室になるかも的な話が出てきて、その令嬢の知り合いがエリィに側室を認めろと急に詰め寄ってきたり

    エリィは基本的にコミュ障ではあるけど、ちゃんと会話はできるし知識量で社交の話題には事欠かない
    マイナス思考なのも自信のなさからだけど、それは本人だけの問題ではない
    そもそも婚約者候補だった段階からエリィの性格やコミュ力なんて分かりきってたことなのに、なんのサポート体制もない

    将来の王太子妃どころか将来の王妃だから守られてばかりはどうかと思うけど
    王太子が「エリィを守りたい余計なコトを耳に入れたくない」ってスタンスなので、エリィが自ら情報収集しようとしても周りの人間は口止めされていて何も分からない

    設定的に、リアルタイムな情報が本になることは難しい世界観
    どれだけ本の虫でも生の情報は子飼いの諜報班でもいないと入手しようがない
    考えようにも情報が足りない
    つまり、せっかくの主人公の頭の良さがまるで発揮できない

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

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    タイトルの「喧嘩ばかりだった」ってレベルじゃなくて破局寸前じゃないですか

    まず、いきなり溺愛してきている男性に誠意を感じないんだよな
    (女性側もズルいんだけど)

    どう見ても2人でデートしてる時に空気読まずに話しかけてきた垢抜けて巨乳な美少女に、連れは誰かと聞かれて「どうでもいいじゃないですか」と婚約者に見せない笑顔で返したことで婚約破棄の話まで出た直後に女性が転落事故

    家族に記憶喪失と勘違いされて、それを利用して「プロポーズしたことも忘れたのか」と嘘をつく前に、謝罪すればいいのにって

    普段の喧嘩はお互い様だけど事故前の破局の危機は男性のせいでしょう

    仲が険悪になった原因は子供の頃の初対面時に男性側が先に容姿を侮辱したこと
    女性側も自分が歳下なのに悪気なく「可愛らしくて小さい天使」みたいなことを言ってしまって男性側のプライド傷つけたんだろうけど
    12歳の公爵家嫡男が「変な顔の女」なんて言っちゃダメだろ

    (12歳男子よりも8歳女子の方が大きいなんてものでなく男子が6〜7歳のサイズで、ストーリーに不要な雑音だなと思う)

    想像してた、両片思いで口悪くて拗らせて…ってのをだいぶ超えてるし、お互いの嘘に乗っかってて、なんか微笑ましいよりもアホみたいと思ってしまって

    • 5
  6. 評価:3.000 3.0

    ここまで酷く描くと破綻気味

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    戦争の英雄で王族とも親しい侯爵家の家柄で顔もいいけど女嫌いの旦那様

    借金肩代わりが条件の結婚で買われたに等しいリリアーナ

    顔を合わせたのは3回、結婚初日に「都合がいいだけ、金で差し出された、泣く女は嫌いだから泣くな」と言い捨ててからは一度も会わず
    結婚式すら最低限以下、花嫁のベールを上げたのは屋敷の侍女
    …この前提条件だけで女嫌いの理由に関わらずアウト

    使用人全員リリアーナの味方で、記憶喪失前の所業を知らされては悶絶&苦言・説教で旦那様はボコボコに

    実はキッチリ好みの妻を選んでいて、友人に「コイツの好みど真ん中」とバラされ
    婚約式で初めて顔を見たときに一目惚れしていたと

    若くして英雄になったのは、才能と家柄に嫉妬した輩から「戦死してしまえばいい」と最前線に送られたからだと

    旦那様の可哀想な過去も、妻が好きだったと分かっても、逆に不信感なのだが?

    一目惚れした女性にも、最低限の義務も果たさない(マトモな挙式もせず、初夜もなし)で放置できる人間が、
    現在どれだけ愛囁いても信用できん

    女嫌いも、戦争中に婚約者に裏切られ、英雄になった自分を取り合う醜い女の争いを見たからというが

    最前線送りにしたのは男なのに、男全員嫌いにはならないの?
    いっそ人間嫌い設定ならまだしも、女なだけでリリアーナを軽視したの?となる

    というかリリアーナの方が可哀想すぎ
    虐待を受けて育ったことが早々に判明するが、その実家も貴族として破綻レベル

    好きな女は家格が低くて結婚できず、でもずっと付き合ってたし、なんなら妻より先に子供作ってた
    結婚を強要した親も家柄だけの妻も死んだし、喪が明けるのも待たずに愛人を後妻に!
    先妻の娘がどれだけ虐待されようが体が傷跡だらけになろうが気にしない!
    ギャンブルの借金もその娘の結婚でチャラ!
    …ってのがリリアーナの父親

    貴族は体面命だというのにあり得ないアホ
    せっかく器量良しの娘なのに傷跡なんて高く売れなくなるし、傷つけた時点で嫁がせたら虐待もバレると分からんアホ

    後妻も元は家格低かろうが貴族のはしくれなのに下品極まりない
    伯爵家の分際で侯爵夫人の娘どころか侯爵本人に刃向かっちゃうし

    • 2
  7. 評価:3.000 3.0

    皇帝がとても散らかってる

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    どうか、アステルと息子と祖父と3人で元の暮らしに戻ってくれ

    アステルを愛している風なのに気遣いは皆無、アステルの意思は無視!な皇帝がイミフすぎて
    縁切れないとしても時々面会程度で…

    愛してるのに事情があって手放したなら貫け
    諦めきれないなら、事情とやらを解決してからの説明・謝罪が先だ

    皇帝の祖母がアステルを大層気に入っていて「超重要な土地の相続にアステルの許可が必要という遺言を残した」的な話から皇帝に捕まるが
    その件は内密に…って流れだったのに、皇帝側にアステルを隠す気がまるでない

    アステルの正体も隠さず連れ歩き、不要な贈り物攻撃・晩餐に誘うなど目立たせる行動連発
    舞踏会にまで引っ張り出してダンス申し込み
    ハッキリと断られたのに「俺がこんなに頼んでもダメか?」と権力でゴリ押し
    「アステルが大好きです特別です」と大声で叫んでるに等しい

    「祖父と甥だけでも家に帰して」と舞踏会で跪いて泣いて懇願したアステルの願いを却下した理由が、「家族を帰したらお前もまた去るつもりだろう」??

    …そもそも留まる理由が全くないぞ?
    すでに何年も他所で暮らして生活の基盤はそこにあり、皇帝に離婚されたせいで実家からは縁切り&周囲からの好奇の視線に晒されまくりだが?
    家族人質にしてまで囲い込もうとしているのに権力闘争からは全然守れてないし

    自分の側近すら制御しないから、勝手にアステルを疑い、侮り、所持品を漁り、嘘ついて危険な場所に行かせ
    もはや最初の遺言の話はどこ行った状態

    皇帝がアステルの都合無視で執着しすぎて、
    息子との触れ合いもアステルを繋ぎ止めるためのご機嫌取りでひたすらに甘やかしているようにしか見えず

    どうせ一晩で離婚するのに純潔だけ奪ったのも他の男に嫁げないように、束縛・嫌がらせのためとしか思えない
    なのに「あの時に何故去った?」みたいなこと聞いてきて、いや本気で分からんの?と

    • 5
  8. 評価:3.000 3.0

    王宮なのにみんな意地汚い…

    始まりは楽しかったし、別に全体的につまらないわけじゃないのだけど

    特に主人公が異世界召喚について正論でキッチリと文句言って、勝手に呼び出した王族を反省させたり
    「聖女」ってキーワードにガンガンとツッコミ入れてるところとか痛快だった
    (なんで女限定なんだ聖人じゃダメなのか、みたいな)

    ただ…
    これまで食に興味がないというか、食文化がまるで育ってなかったというのに
    主人公の料理を食べてから全員が漏れなく食への欲求がまるで抑えられなくなって、行動が控えめに言ってもちょっと意地汚く見えて

    ・侍女なのに仕事しないで主人公の周りをチョロチョロしておこぼれにあずかろうとしたり
    ・料理人でもないのに厨房に居座って、料理を手伝えと言われて「なんで自分が人数にカウントされてるの?」って態度だったり
    ・食べようとしてる王子の周りで物欲しそうな顔をして群がったり
    ・できた料理を王族に先にお出しするなんて当然なのに、材料集めから帰ってきた人が王子が食べてるのを見て「なんで先に食べてるの?」とか言ったり

    みんな「主人公が何か美味しいモノ作るのが当然」の役割みたいに考えてるのが、なんだか気分悪くなってくる
    主人公もただ出すだけじゃなくてキッチリ手伝わせてるけど、いくらゼロから自分で何でも作れる料理上手でも元は高校生
    王宮全員に行き渡る規模の材料やら分量を簡単に把握・計算できるのは不自然かな

    厨房の料理人なら、大人数の料理に手慣れてるから分かるんだけど

    その世界の料理人を選抜して教えて、その人たちが更に下に教えればいいのに、料理を学ぼうと一気に何十人も厨房に押しかけてたり

    基本的に、人の都合とか迷惑とか考えてないのがストーリーとはあまり関係ないところでかなりマイナス

    • 8
  9. 評価:3.000 3.0

    キャラの言動が気持ち悪い

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    なんというか、主要キャラの誰にも共感できなくて

    冷血令嬢、美貌の公爵、令嬢を虐げていた家族
    どいつもコイツも気持ち悪い

    悪役である家族が気持ち悪いのは当然かもだけど、義母の品のなさと実父の無関心さがヤバいし
    令嬢と公爵も、思考の方向が気持ち悪い

    令嬢がお子さまの頃にお母様から渡されたノートを中身も読まずに、
    貴族の邸宅である自分ちの庭の小屋に何故か隠れていた公爵家の坊ちゃんに貸してあげたら、
    その後にお母様は亡くなってしまい、
    母が闘病中に同時並行で浮気してただろって義母が家に入り込んできて令嬢を虐めてた

    ってだけの話なのに、その話をお互いにまるでしないで無駄な行動力ばかり発揮するからモヤモヤ〜気持ち悪い行動〜に見えてしまうわけで

    酷い実家から結婚という形で令嬢を連れ出す公爵なんですが、
    「明るくてハツラツとしてて、見ず知らずの自分を勇気づけるために大事な物を貸してくれるような君を昔から好きでした」と言えばいいものを
    「その冷たい瞳に見つめられて好きになっちゃったっテヘ」みたいなふざけた空気にしたり

    好きだから我慢できずに令嬢を抱いたのに、諸々と秘密にしていることを抱いた後に後悔して避け始めたり

    ただ「生きて帰ってきて、それまでノートを貸してあげる」ってだけの約束だったのに、「僕が彼女から奪った」って思考になってて意味不明

    でもノートに残されてたお母様の言葉は素敵だった
    何歳のあなたはこうなっているでしょう、その頃にはこの勉強もしておきましょうね。みたいな

    だからこそ余計に、ノートの中身を知らない令嬢にノートに書いてあることを説明せずにやったら何も伝わらないじゃんと

    • 0
  10. 評価:3.000 3.0

    王子の良さがわからない

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    婚約者が俺様王子というよりも
    ただの傍若無人で思慮も足りないお馬鹿さんにしか思えなかった

    主人公アメリアはゲームで悪役令嬢ではあるけど、急に憑依したり前世を思い出した時には既に悪行三昧だったわけではない
    赤子の時から前世の記憶があったわけでもないけど、成長過程で悪いことはなーんにもしてない
    見た目で気が強そうとか、派手めの美人ゆえに男好きそうと噂されているだけ

    俺様王子は王家がすでに決めた婚約の顔合わせの場で、女よけで破棄前提の婚約者になれと失礼な提案をする
    しかも男好きのお前には婚約破棄してもちょうど良いだろうみたいな侮辱付き

    王族の結婚相手になる令嬢、しかも国が決めた相手ですよ?
    どこの貴族よりも血統を重んじるに決まってるのに、本気で男遊び激しい令嬢が選ばれるわけがない

    そんなことにも思い至らない挙句に噂の真相を確かめもせずに侮辱してくるお馬鹿なんぞ政略結婚以外は誰も相手にしてくれんわ

    アメリアは婚約破棄になっても家名に傷がつかないように、婚約中でも次の結婚相手探しは自由にしていいと条件を取り付ける
    俺様王子はその約束を簡単に破りやがる

    推し活に勤しむアメリアが美しいと評判になり、しかも自分に興味を示さないからと勝手にプライドが傷つき
    推し活同志のストーカー騎士クラークさまとの仲を邪推して嫉妬してちょっかい出してくる

    せめて自分で噂の真相を調査して間違いを認め、無礼を謝罪して契約を破棄してもらってから行動に移すべきなのに

    「男好き」と散々侮辱してきたくせに
    「その唇は男を知っているのか?」とか言いながら勝手にキスしてくるシーンは、鳥肌ものの気持ち悪さ

    それで好きになっちゃうアメリアのチョロさにもガッカリというか
    同志のクラークさまの言動の方が、好意というか善意に溢れているのに、あんなに悪意まみれだった王子を取るんだなーと

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