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婚約破棄されてラッキー!
将来王妃となるべく、子供の頃から非常に厳しいお妃教育を受けていた文句なしの令嬢マリアベル。
突然真実の愛を見つけたと言うエドワード王太子に婚約破棄されてしまう。
その相手は、読み書きも満足に出来ない酒場の娘だった。しかも、お妃教育について行けない彼女の為に、マリアベルに家庭教師になってくれと言う王太子。いくらなんでもあり得ない申し出に、もっと傷ついたマリアベルは父侯爵と共に隣の帝国に旅行し、帝国のレナート皇太子と出会いすぐさまプロポーズされる。
エドワードも酒場の娘も悪い人じゃないんだけど、王太子としての覚悟も能力も無くて、この人達が将来国を継いだらどうなるのか、誰でもわかる。
案の定国を狙う公爵と、自分の側近の言うなりになる。
エドワードの残念王太子ぶりが、レナートの完璧な皇太子としての資質を一層引き立たせて、あー、本当に婚約破棄してくれてありがとうです!
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真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!(コミック)