5.0
本当に魔王だったの?
はじまりは旦那様のジェラルドが冷たかった。
まだあどけなさが残るロングハースト領から嫁いだ伯爵令嬢アビゲイルが、ジェラルドから言われた言葉『君を愛することはないだろう』に「それは具体的に…」「…ごはんは欲しいです」と無表情で言うシーンに、”そこじゃないでしょう“ とツッコんでしまったけれど、読み進めるうちにその言葉の意味は伯爵家での扱いが酷かったからだとわかった。
ジェラルドが聞いていたアビゲイルの評判が悪かったんだよね。後にちゃんと謝ってくれたて、誰が見てもわかる愛妻家になってくれました(^ ^)
アビゲイルには不思議な特殊な能力があって、偶然のような奇跡がいくつも起きて周りを幸せにする。前世本当に魔王だったのかな? アビゲイルは神様みたい。
アビゲイルは人間の外の世界は知らないことが多いから、その度にジェラルドが教えてあげて保護者的夫婦のやりとりと反応が面白くて、吹き出して笑ったり声に出ちゃうこともあるから要注意(´∀`)
とにかくおもしろいお話、おススメです。
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愛さないといわれましても ~元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる~(コミック)