5.0
アメコミ風デスノート
モノクロ原稿に彩色したカラー版、個人的にはあまり好きではないのですが、デスノートに限ってはこれもアリかなあ
リューク含む絵柄が意外にもアメコミ風に見えたりします
超絶頭の良い者同士の夜神月とLの知能合戦にハラハラしたまでがピークだったかなあとは思いますが、ニア編もまあこれはこれで。
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2039位 ?
モノクロ原稿に彩色したカラー版、個人的にはあまり好きではないのですが、デスノートに限ってはこれもアリかなあ
リューク含む絵柄が意外にもアメコミ風に見えたりします
超絶頭の良い者同士の夜神月とLの知能合戦にハラハラしたまでがピークだったかなあとは思いますが、ニア編もまあこれはこれで。
この作品にはパソコンは出てきますが携帯はスマホが出る前の折りたたみケータイです
本当に良く練られたストーリーで当然携帯も犯行に利用されますがSNSはまだなく、スマホならネット記事もすぐに読めるしでこれだけスマートフォンが当たり前に普及した今の時代なら当時とはまた違う高度な知能を生かした夜神月の悪知恵が見られたのではないかと思います
とはいっても、今読み返してもよくこんなトリックを思いつくなあというか半分は理解できてないかも…
Lが死ぬまでがピークな感はありました
夜神月がどんどん悪い顔付きになっていって、本当の終盤追い詰められた辺りは破滅の結末が待っているだろうとわかってはいるのに辛くてなかなか読み進められませんでした
あんなに知能が高い人間でも敗北ギリギリまでずる賢く情けなく無様になるんだと…
この作品は一貫して恋愛は絡んでくるけどミステリーものと言っていいかと思います
ヒロイン真美は素直で真っ直ぐな女性
行方不明になった幼馴染の倫をずっと忘れられず、その面影が重なる男性飛鳥と関わってやがて恋が芽生えていくのだけど、そこに衝撃の過去の真実が明らかになっていく…といったところですが、これがなかなかの謎解きで
変に脚本をいじったりせずにイメージピッタリな役者を揃えてストーリーに合った演出をしてくれるのならドラマ化映画化で見てみたいと思わせてくれる作品です
まずはめちゃコミ編集部様にこの作品のタグに「ミステリー」「サスペンス」を加えていただきたい
最後まで過去の謎と二人の関係がどうなってしまうのか、真犯人は本当は誰なのか
様々な疑問が絡み合って最後の最後まで引き込まれました
大半の読者は序盤までは予想がつかなかった衝撃の展開・結末だったかと思います
安易に人気マンガを映像化するのはあまり好きではないですが、これだけしっかりした読み応えのある構成なら見てみたくはなります
連載が始まったのがもう40数年前なんですね
今見てもこの第一回の扉絵はこれだけでも額に飾れるレベルだし、アラレちゃんがロボットとしてまだ組み立て途中なの面白そうとこの先を期待させてくれるしで、最初のつかみだけでもうこんなに完成度高かったらヒットしないわけないんですよ
個人的には話がどんどん乗ってきだした2〜4巻あたりが絵もストーリーも好き
長い連載になるとアラレちゃんもどんどん縮んで二頭身になったり、がっちゃんが二匹になったりした頃にはもう勢いはなくなっていましたが、一時代を築いた作品には間違いありません
今でも黒縁の大き目のメガネはアラレちゃんメガネで通じます
鳥山先生の御冥福をお祈りします
全201巻を全てコマ割りしためちゃコミさんお疲れ様です
何十年にも渡って連載されたのでみんなほぼ年を取らないけど両さんは何故か時代を先取りしているというすごいマンガです
長い連載にありがちな絵柄の変化はしょうがないですが、後半はかなり崩して描かれてる印象
タイトルそのまんまなんですが、交換日記を日記ではなく漫画で描くんです
ユーカは割と王道の少女マンガなのですが、アイコは少年マンガで直ぐに脱線するっていう
思春期にありがちな恋の芽生え、友情のヒビ割れジレンマ
そういった複雑な感情がうまく描かれていてます
最後の番外編が一番面白かったかもw
ここまで盛り上げておいてえ、そんな終わり方?って感じでちょっと梯子外されたかな
若杉作品によくある欲にまみれた部分も残しつつ、韻を踏むラップバトルは実際どんな感じか映像化してもらいたい気もするけどたぶん無理だろうなあ
コミックスの表紙が白泉社の少女マンガ仕様ですが、中身は若杉ワールドの少年(青年)マンガです
北斗の拳の世界が俗世に揉まれて人間の感情と欲望を知っていく、みたいな
お師匠さんがいい味出してます
映画化もされたので結構有名な作品かと思いますが、若杉作品といえばお下劣ネタは必需品、
途中出てくるス◯トロネタだけはどうしても受け付けませんでしたが、基本的にはクラウザーさんになっている時はキャラが乗り移って大胆になる、本当はフォークをやりたい青年なのに世間には全く受け入れられないジレンマ、などが若杉節で描かれています
今読むと絵も若いなあと思わせられますが、若いときに描いた勢い・それこそがこの作品の味となったのではないでしょうか
最後の方のパリ編が好きです
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DEATH NOTE カラー版