ぜらniウムさんの投稿一覧

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131 - 140件目/全150件
  1. 評価:5.000 5.0

    タグにある通り「キャラが魅力的」

    これは番外編ですが、十分楽しめます。
    本編は、歴史的な出来事や人物が多数描かれているため、何の予備知識なしに楽しめるこちらの方が、むしろおすすめかも。

    人物の書き分けも素晴らしく、衣装だけでなく、顔の造作も地位や性格を表現しているのはさすがです。
    美しい人は男女関わらずあくまで美しく、可愛らしい人は可愛く可愛く。
    お姫様の塗り絵が大好きだった元女の子なら、無理なく楽しめる木原ワールドです。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    波津さん作品要素の詰まった 初期短編集

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    表現方法いろいろの短編集

    怖くない少しだけホラー要素のあるしっとり系
     →不思議な猫は、波津さん作品の重要な要素です
    東京の下町ちゃきちゃきのおじいちゃんが出てくるコメディ
     →お茶目なおじいちゃん達は、波津さん作品の常連キャラクターです
    愛する人の死を受容れられない女性がエンバーミングを利用する、現実可能なある意味一番怖いお話
     →どうやって死を受容れるか、波津さんは様々な手法で描いています
    仕事に没頭するあまり、夫とすれ違う女性もいます
     →一般的な女性と異なる趣味嗜好を待つ女性、波津さん作品で多く見られます
     →他国の古い文明へ興味を持つ人は男女関わらず大勢登場します

    つまり、この初期作品集を気に入った人は、波津さん作品はほぼほぼ好きになる…ってことかな。
    どうか、一人でも多く波津さん作品にはまってくれますように
    (そうすれば、ほかの波津さん作品も掲載されますよね)

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    お猫様

    登場人物(?)はみんな訳アリっぽい
    それをエラい順に表記すると
     猫(絶対普通の猫じゃない。 人語を話す? ご近所猫の顔役。 必ず書生君に頭突き喰らわす。)
     小説家(過去に何かあって、今に引きずっている? 飄々としているが、ただのスットボケじゃないと思う。)
     書生(本作の主人公だと思うのだが、主張弱め。 現在進行形で家族と問題有りか?)
    女性から送られてくる手紙に記された不思議話を基に随筆を書く小説家。
    その文章を清書する書生。
    全部解ってるよとでも言いたげな猫。
    主要人物だけでなく、世の中もあやかしの存在を認めている世界観なので、
    「昔はこんな事ほんとにあったかも」「今も自分が気付けてないだけで存在するかも」と、
    不思議世界に浸れます。
    まだ始まったばかりで何も謎は解明していませんが、その分続きが楽しみです。

    • 3
  4. 評価:5.000 5.0

    単品でも読めます

    シリーズものですが単品でも読めます。

    このシリーズに限定せず、この作品の前後に描かれたものと比べても、本作は絵の雰囲気が異なる。
    線が非常に細かい。「春の夢」のタイトルにはふさわしいのでは?

    ちょい役とも思われる登場人物にもしっかり肉付けがしてあり、安定安心の読み心地。
    (迷信深いマージが少し嫌味なお兄さんに負けてないところとか)

    1944年の冬、第二次世界大戦下が舞台ですが、
    「ウクライナ」や「ユダヤ」等、今もニュースで取り上げられる名前がある。
    今の世の中を見て、エドガーやファルカ、ブランカ、大老ポーは何を思うだろうか…と
    本作とは関係ない事までいろいろ思ってしまった。

    絵柄の好みさえ合えば、いろいろ考えてしまうくらい浸れる作品世界だと思う。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    人を呪わば穴二つ

    皆から愛される玲琳をうらやみ妬み、入れ替わる慧月。入れ替わりさえすれば幸せになれるはずだったのに…
    愛されていたのは「外見」のみではないのだから、思う通りにならないのは当然だが、余りの病弱さに苦しむ。
    病に対する精神的な抵抗力もないため、愛される幸せを享受するどころではない。
    一方、慧月の中に入れられた玲琳は健康な体を活かして、今までできなかった事をこれでもかと楽しむ。
    中身:玲琳(外側:慧月)はやりたいようにやっているだけだが、その善良で裏の無い行動が周りを変えていく。

    入れ替わりで自分を乗っ取られたら、中身:玲琳(外側:慧月)が「計画的に」中身:慧月(外側:玲琳)を
    追い詰めていくストーリーが、ありがちかと思いますが、この主人公の行動に計画性は無い。
    慧月は慧月自身に復讐されていくようなもの。
    ある意味、慧月が玲琳に入れ替わった時点で、慧月には「詰み」で、
    ふたつ掘った穴のうち、ひとつに入っていたんですよね。
    その一方で玲琳は、穴のふちに両足架けてにっこり笑ってる感じでしょうか。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    一大叙事詩 最終章の幕開け?

    待ってました!!
    読み進めるの楽しみ! でも終わりが近づくかと思うとそれは嫌!

    エドガーが一族の他の者と少し違うことの謎や、ポーの一族の誕生と歴史に関する答え合わせ的なお話になるのかな?

    この作品単独では意味をなさないので、これまでのお話を復習してからお読みください。
    そうでないと「これ誰?」「何火傷?」「薔薇のオイル?」「裏切者?」と訳分かりません。
    私も改めて復習してきます。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    ひんやり、しっとり、草木や花の匂い

    この世のモノではないモノが見える主人公
    明治の初め西洋文化の流入で、暗がりに住まうモノたちが消えゆく時代が舞台

    平成4~7年(1992~95年)の作品だが、
    制作年代を推察しにくい独自の画風のため(極端だが、例えば70年代のまつ毛びっしりきらきらお目めなど、
    その時代ごとの特徴的な絵柄があるが、波津さんは時代におもねらない画風だと思う)
    30年前の作品を読んでいるという余計ななつかしさ抜きで、物語世界へ没入できる。

    その絵柄も、デッサン云々で好き嫌いは有るかと思うが、この世界には合う美しさ。

    沙羅の木、桜、萩、薔薇、白百合……
    どの話もきっちりかっちり終わるのではなく、残り香がふうわりと漂う。
    おすすめ!

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    恋愛の障壁フルコース

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    本文にもありますが、悪い人はいないのに幸せになれない人のお話。

    身分の差、理解ある両親の死、心中未遂、記憶喪失、愛した人そっくりの子供、年の差、
    お互い思いあっているのに 物理的なすれ違い 精神的なすれ違い、流産、

    主役以外でも、戦時下 敵国の女性、愛情の無い結婚だと割り切っていたはずが愛してしまった、同性愛、等々

    主人公の友達のエレーヌは、ここぞという時に「幸せに続く道」を選べたのに、
    主人公のナタリーやフランシスは、『イイヒト』や『オトナ』であろうとして、「不幸になる道」を邁進してしまう。
    主人公達が我儘だったら、4分の1ぐらいのページ数で めでたしめでたし だったでしょうね。
    主人公たちにイライラしながら、途中でやめられずに一気読みしてしまう
    「恋愛障壁のフルコース」でおなか一杯大満足の作品です。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    感情移入がひどい

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    「悪役」「令嬢」「転生」「おじさん」どこにも感情移入できる自分との接点は無いはずなのに…

    毎回毎回「分かる」「解る」「判る」と膝の打ちっぱなしで膝割れそう。

    親目線とか、「○○さんどう思う?」と聞かれて勤務評定的に答えたり、
    老眼や、おやじギャグと分かっていても(知らず知らずのうちに)対抗したくなったり、
    主人公のライバルの髪型とか、そろばんの遊び方とか、カタカナの名前苦手とか…

    まだほんの数話しか読んでないのに、どうにも気持ちを吐き出したく、耐え切れずレビューしました。
    「アルプスの少女ハイジ」の再放送見て「ハイジ」や「クララ」で無く「ロッテンマイヤーさん」に感情移入してしまったあなたなら、この漫画の主人公にもはまるかも。
    (逆に「ハイジ」や「クララ」に感情移入しているようでは、まだ早いかも)
    ※「アルプスの…」とこの漫画とは関係ありません。念のため。

    • 2
  10. 評価:5.000 5.0

    結構みんな怖い

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    主人公…
    ・湖に落ちた自分を助けるために亡くなった父親を(幼い頃とは言え)結婚したい程好きだった。
    ・自分が通う女子大の助教授(顔が父親そっくり)と不倫中。
    ・偶然不倫相手の妻と知り合うのだが、成り行きでしかもその奥さんが強引だったからとは言え、
      不倫相手の家に上がって、シャワーや着替えまで借りる。
    ・不倫相手の息子は、主人公の義理の妹(母の再婚相手の連れ子)の彼氏。
      この息子(出会った時点では中学生)と主人公は最終的には付き合う。

    不倫相手…
    ・面倒な女は苦手。しかもそれを相手にしっかり告げる。
    ・付き合っている女の使っている香水を妻にプレゼントする。(浮気相手が変わるたびに奥さんの香りが変わる)
    ・女から別れを切り出されたら、迷うことなく情けないセリフも言える。

    不倫相手の妻…
    ・夫の浮気を長い間疑っているが、何も起こらないうちは何もない事にできる。
    ・いざ浮気が判明したら、息子の前だろうと、夫の不倫相手に感情をぶつける。
    ・高校受験を目の前に控えた息子を置いて、浮気がばれた夫を中途半端な状態にしたままで、
      イギリス留学へ出発する。

    主人公の妹…
    ・自分が可愛い、可愛いから我儘と自覚している。
    ・人前で彼氏と大声でケンカ(ほとんど一方的に罵倒)できる。

    主人公の母親…
    ・夫と死別して2年未満で再婚(夫と離婚して…なら分かるけど、死別で2年未満って、あまり聞かない気がする。)

    主人公の叔父…
    ・女子高生の姪に手出してる。

    美しい絵で表現されているから感じにくいが、文章にすると結構みんなエグイと思いませんか?
    (この世界観、好きですけどね)

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