ぜらniウムさんの投稿一覧

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101 - 110件目/全132件
  1. 評価:3.000 3.0

    なんだかんだで読み続けてる

    現時点で116話読みました。
    大量無料だし、取り合えず読んでみるかという感じで読み始めました。

    最初の感想は「絵下手だなあ~!」でした。顔の輪郭に男女大人子供の区別無いし、体は立体感無いし。
    途中から画風変わったけど、(レビュー見ると)描く人変わったの? そんなこと有るの?

    話は、「自分を不幸にした人達」に対する復讐ではなく、
    「周囲に流されて不幸になった自分に対する復讐」かと思います。「生きなおし」というのでしょうか。
    父親や姉に対しても、「自分が味わった苦痛を与えよう」では無く、「降りかかる火の粉を払った」ように感じました。
    店を開くのにも、かつての店主(かつ恋人)の手柄を横取りするのではなく、
    もらうはずの報酬を受け取っているのでしょう。
    ところで、主人公の姉や父親はその後どうなったのでしょうか? 今後描かれるのかな?
    主人公は自分のことで手一杯で、他の人にちょっかい出す余裕は無いのですが、
    他の人からはちょっかい出されます。…が、実害出る前に夫とその部下達に救われるので、安心して読み進められます。

    この作品のファンではないけれど…読み続けてます。
    これって「はまってる」ってことかなあ…?

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    人を呪わば穴二つ

    皆から愛される玲琳をうらやみ妬み、入れ替わる慧月。入れ替わりさえすれば幸せになれるはずだったのに…
    愛されていたのは「外見」のみではないのだから、思う通りにならないのは当然だが、余りの病弱さに苦しむ。
    病に対する精神的な抵抗力もないため、愛される幸せを享受するどころではない。
    一方、慧月の中に入れられた玲琳は健康な体を活かして、今までできなかった事をこれでもかと楽しむ。
    中身:玲琳(外側:慧月)はやりたいようにやっているだけだが、その善良で裏の無い行動が周りを変えていく。

    入れ替わりで自分を乗っ取られたら、中身:玲琳(外側:慧月)が「計画的に」中身:慧月(外側:玲琳)を
    追い詰めていくストーリーが、ありがちかと思いますが、この主人公の行動に計画性は無い。
    慧月は慧月自身に復讐されていくようなもの。
    ある意味、慧月が玲琳に入れ替わった時点で、慧月には「詰み」で、
    ふたつ掘った穴のうち、ひとつに入っていたんですよね。
    その一方で玲琳は、穴のふちに両足架けてにっこり笑ってる感じでしょうか。

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    偏見に気づかされて…反省

    ほんの何話か読んだところですが…
    血生臭いバトル無し、ほのぼの癒し作品。

    ※以下、不愉快な文面が続きます。ご注意ください。

    主人公をオトメンと称しているが、これも考えてみれば「パターン化された女らしさ」が念頭にあってこその表現。
    この主人公が女の子だったら、「あざとさ」を感じていたかもしれない。
    男の子だから逆に「かわいい」って思えるのかも…
     ……と考えた自分にぞっとした。

    「華道」「茶道」「和裁」を習っていた私を「偉いわ、花嫁修業ね」と褒める人に対して、あいまいに微笑み返しながら、
    「嫁に行かずに済むように頑張っています!」と心の中で言い返していた自分を思い出しました。
    自分が「偉いわ、花嫁修業ね」と言ってた人側になってる!!
    自分の中の偏見に気づかされて……猛省!

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    一大叙事詩 最終章の幕開け?

    待ってました!!
    読み進めるの楽しみ! でも終わりが近づくかと思うとそれは嫌!

    エドガーが一族の他の者と少し違うことの謎や、ポーの一族の誕生と歴史に関する答え合わせ的なお話になるのかな?

    この作品単独では意味をなさないので、これまでのお話を復習してからお読みください。
    そうでないと「これ誰?」「何火傷?」「薔薇のオイル?」「裏切者?」と訳分かりません。
    私も改めて復習してきます。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    ひんやり、しっとり、草木や花の匂い

    この世のモノではないモノが見える主人公
    明治の初め西洋文化の流入で、暗がりに住まうモノたちが消えゆく時代が舞台

    平成4~7年(1992~95年)の作品だが、
    制作年代を推察しにくい独自の画風のため(極端だが、例えば70年代のまつ毛びっしりきらきらお目めなど、
    その時代ごとの特徴的な絵柄があるが、波津さんは時代におもねらない画風だと思う)
    30年前の作品を読んでいるという余計ななつかしさ抜きで、物語世界へ没入できる。

    その絵柄も、デッサン云々で好き嫌いは有るかと思うが、この世界には合う美しさ。

    沙羅の木、桜、萩、薔薇、白百合……
    どの話もきっちりかっちり終わるのではなく、残り香がふうわりと漂う。
    おすすめ!

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    転生以前のスキルが何か欲しかった

    無料分28話読みました。

    転生後のスキルは、助けた猫に授けられたチート能力。
    転生以前からの引継ぎは、人の好さとモフモフが好きということのみ?

    特別な苦労無しに動物と意思疎通できたり、
    欲しいものは現世でお猫様に買い物してもらうとか、ちょっと「う~ん」…

    ずっと動物カフェ開きたかったのなら、
    (憧れや思い込みが強く、決して正しくはないかもしれないが)予備知識的なものがあってもよいのでは?
    どんな職種でも真面目に勤めてきたのなら、前職が生かせる場面があってもいいのでは?
    お猫様を助けたことで特殊能力を授かるのなら、転生でなく初めからファンタジー世界の住人でも構わないのでは?

    モフモフたちのキャラが良いだけに、作者さんはもっと主人公に愛情と時間をかけてほしかった。
    カフェの立ち上げにもっとリアル感があれば見ている方ももっと入り込めるのになあ…
    ファンタジー世界こそリアル感大切です。

    • 3
  7. 評価:4.000 4.0

    波津成分 薄め

    私の考える「波津さんの作品を構成する成分」としては…

     ①周囲に変わり者と呼ばれる 好奇心に忠実な 若い女性
     ②知的で行動力もあるが 女性に対して要領良く振る舞えない 若い男性
     ③社会的地位の高い お茶目で子供っぽいところのある おじいちゃま
     ④背筋の伸びた芯のある 懐の深い 老婦人
     ⑤怪しい能力を持っているとしか思えない 猫
     ⑥いわくありげな 書画 骨董品

    この作品は、上記の成分が薄めです。 ※①も「若い女性」というより「子供」

    描かれている不思議な話も、「白い貴婦人」以外は
    主人公自らの体験ではなく、「おはなし」として聞かされるものがほとんどです。

    個人的には「波津さんの作品全部好き!」なので、この作品も好きなのですが、
    人に勧めるなら、他の作品かな…と思ってしまいます。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    恋愛の障壁フルコース

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    本文にもありますが、悪い人はいないのに幸せになれない人のお話。

    身分の差、理解ある両親の死、心中未遂、記憶喪失、愛した人そっくりの子供、年の差、
    お互い思いあっているのに 物理的なすれ違い 精神的なすれ違い、流産、

    主役以外でも、戦時下 敵国の女性、愛情の無い結婚だと割り切っていたはずが愛してしまった、同性愛、等々

    主人公の友達のエレーヌは、ここぞという時に「幸せに続く道」を選べたのに、
    主人公のナタリーやフランシスは、『イイヒト』や『オトナ』であろうとして、「不幸になる道」を邁進してしまう。
    主人公達が我儘だったら、4分の1ぐらいのページ数で めでたしめでたし だったでしょうね。
    主人公たちにイライラしながら、途中でやめられずに一気読みしてしまう
    「恋愛障壁のフルコース」でおなか一杯大満足の作品です。

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  9. 評価:4.000 4.0

    大御所にのみ許されし遊戯

    独特の世界観。
    作者はあまりにも有名で、「読んだことは無いけど、作品名はいくつか知ってる」人も多いと思う。
    そんな人が『試しに』『課金して』読むのは、ちょっと冒険かなあ…

    猫が普通に人間と会話してるだけでなく、希望すれば学校に通えて、就職して、お見合いしてる。
    そこには、優しさだけでなく「所詮猫のすることだから」という、本人には悪気の無い、無意識の差別感情が有ったりして…
    こんな風に考えるのは私がひねくれているからだとは思います。
    時々レオ君が、地元の公立小学校には歓迎されない子(窓際のトットちゃん的な)に見えたり…

    レオくん可愛い! ウチの猫もしゃべってくれないかなあ! と、
    深く考えずに読むのが正解だとは思います。

    ※★4なのは、作者の他の作品と比べてです。他の作者さんと比べたら★5です。

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  10. 評価:5.000 5.0

    感情移入がひどい

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    「悪役」「令嬢」「転生」「おじさん」どこにも感情移入できる自分との接点は無いはずなのに…

    毎回毎回「分かる」「解る」「判る」と膝の打ちっぱなしで膝割れそう。

    親目線とか、「○○さんどう思う?」と聞かれて勤務評定的に答えたり、
    老眼や、おやじギャグと分かっていても(知らず知らずのうちに)対抗したくなったり、
    主人公のライバルの髪型とか、そろばんの遊び方とか、カタカナの名前苦手とか…

    まだほんの数話しか読んでないのに、どうにも気持ちを吐き出したく、耐え切れずレビューしました。
    「アルプスの少女ハイジ」の再放送見て「ハイジ」や「クララ」で無く「ロッテンマイヤーさん」に感情移入してしまったあなたなら、この漫画の主人公にもはまるかも。
    (逆に「ハイジ」や「クララ」に感情移入しているようでは、まだ早いかも)
    ※「アルプスの…」とこの漫画とは関係ありません。念のため。

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