5.0
漂う雰囲気が良い
なんというか、作品中に漂う雰囲気が良いのです。年季の入ったランドリー屋さん、若者と中年の中間年代くらいにいるランドリー店主。昭和なセピア色の空気が漂います。そこに現れる、清新な高校生男子。店主のことが好きだと告白してきます。
そして、一番好きなのは、毎話の締めくくり。ランドリー店に張られたお知らせ紙の文面が、毎話を締めくくります。文面に季節感があり、どこか恋模様を連想させるところもあり、余韻のある終わり方です。
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みなと商事コインランドリー