5.0
面白いです!
愛読していた暗い復讐小説の登場人物に憑依(転生?)してしまったヒロイン。憑依先は、主人公ルカを幼少時代に育てながらも、ルカを虐待していた叔母のユディット。
お気に入り主人公ルカを虐める叔母という小説設定から脱すべく、ヒロインはルカを可愛がりだす。
そこに、原作通り、公爵家の叔父がルカを迎えにやって来る。原作には反して、ヒロインは穏やかにルカを叔父に託そうとするが、ルカが突然「お母さん!」と言い出して、ヒロインから離れない。そこで、ヒロインもルカとともに公爵家に行くことになる。
冒頭の展開はこんな感じですが、原作主人公のルカ少年、なんだかただの9歳少年ではないんですよね。もう大人の言動を時々するし、なんか企んで叔母さんを同行するよう巻き込んだ気がします。
おそらく、ルカ少年は回帰者か何かで、自分の一生を一通り知っているのではないか?自分の人生を変えるために、原作設定に反して叔母さんを巻き込んでいるのでは??そんな予想で読み進めているところです。
- 0
ジャンル、変えさせて頂きます!