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禁断の果実!10歳差、教師と生徒の恋!
禁断の恋の行方が気になり最後まで読了。冒頭のシーンを見て、実らなかった恋の話かと思ったら、まだ続きがあった。作中で桃が禁断の果実のような比喩で登場し、独特な世界観で美しくて官能的!
病弱の雛は4歳の時、王子様のような10歳年上の悠生に出会い、身近な兄を慕うような気持ちでいた。家庭環境が複雑な彼は、雛と過ごす時間が特別で。中学生になる頃には恋心に変わり、純粋無垢で天真爛漫だった雛は、大人びたあざとい女子になっていた。
彼は雛が通う中高一貫校の教師になり、距離を取り見守るが、雛は学校でも意図的に煽るような行動を取り、抱き合う二人。バレないかという背徳感が物凄い!高校生になり、このまま雛の気持ちが変わらなければ、気持ちを受け入れると言う彼。家庭の問題を解決し雛を守るため姿を消す。高校を卒業し小説家になった雛。その後、感動的な結末が待っていて!最後まで読んで本当に良かった!凄く美しい作品です。
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耽溺のススメ