5.0
誠実ゆえのぼんくら?
世界を護る系の話によくある「実はこの業界最強クラス」みたいなのじゃなく、ほどよくヘタレ、でも誠実な皇臥さんと、成り行きから嫁入りしたけどしっかり役目を果たす芹ちゃんがすごくいい。
依頼者側にきちんと自助する気持ちがある人が多いのも、読んでてストレスなくて素敵。
何より式神達が健気で可愛い!亀の姿の護里ちゃん最強。
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世界を護る系の話によくある「実はこの業界最強クラス」みたいなのじゃなく、ほどよくヘタレ、でも誠実な皇臥さんと、成り行きから嫁入りしたけどしっかり役目を果たす芹ちゃんがすごくいい。
依頼者側にきちんと自助する気持ちがある人が多いのも、読んでてストレスなくて素敵。
何より式神達が健気で可愛い!亀の姿の護里ちゃん最強。
面白いけど身につまされる話。
自分のウチでも亡母と独身の叔母との確執やら、お花畑な兄弟問題やら色々あったので「あー...」って。
まあウチはそもそも貧乏だから悩む次元が違ったけど、若い頃の兄に読ませたかったわ...
なんとなく読まずにいたのですが、縁のある宮崎県の話だと聞いて読み始めたら、嵌まりました。
自分自身は基本的に独学の人間なのでこの二人ほど濃密な「恩師」と言える存在を持ったことがなく、まずはただ羨ましいな、と。
そんな自分でも誰かしら心の師と密かに呼べる存在はいたものですから、そんな人々との時間、袂を分かった日などを思い出しながら読んでいました。
過ぎた若き日々の迷いや後悔、そして感謝を呼び覚ましてくれる素敵な作品です。
タイトルを音程つけて読んでしまったので(笑)中身も読んでしまいました。
いやもー、馬鹿馬鹿しくてスバラシイ。
なんも考えず読んで笑ってスッキリしましょう。
自分自身も見当違いの科を受診したためろくに問診もない対症療法で病気が悪化したり、画像見落としでの誤診等で苦労したことがあるので、こんな科があれば、こんな熱心な先生方に診てもらえていたら...と思ってしまいます。
どんな専門家も同じでしょうが、常に勉強し続けて日々の業務にも向き合っていくのは大変ですね。
努力を続ける情熱を思い出させてくれる、ステキな作品だと思いました。
ひたすら明るいわちゃわちゃコメディ。
冷静に考えれば変な人(獣)ばかりですが、主要キャラに根っからの悪人がいないのでイラつかず読めるのがありがたい。
絵もかわいいしたまにホロッとさせる要素もあり、現実のイヤなこと忘れて頭空っぽにして楽しめます。
私利私欲のためのウソ、自分の心を守る為についてしまうウソ、愛する人を傷つけたくないがためのウソ、相手を楽しませるサプライズのために誤魔化すウソ、全部ウソはウソ。
とは言え当人が誤認したまま信じて言ったことなら、ウソはついてなくても事実とは限らないのよね。
『ウソが判るということはその人の本当を信じてもらえるということ』
そんな素敵な発想の転換ができる人でありたいですねえ。
ミステリー要素、シリアスな心理描写とコミカル部分のバランスも自分には心地好く読めました。
ほんわかライトミステリー、おすすめです。
戦争にかり出され死を目前にした兵士たちの、愛する人達を命を懸けても守りたい気持ちと戻りたい気持ちの葛藤、凄惨な前線の現場を、可愛い絵柄で薄め美しい南の島の風景描写との対比で伝えてくれる作品。
両親が戦前生まれなので子供の頃から話は聞いていましたが、改めて他の形で戦争を知る度にその是非を考えさせられます。
私欲に走る人や国がある限り火種は生まれる。
その時如何に戦争反対を叫べるか、心の底から反対できるか。
このような体験談作品を読み、考えてくれる人が増えればいいなと思います。
目の前の敵を倒し、助かったか?と思ったらまた次の敵、悪意、謀略が判り絶望のどん底へ突き落とされる、の繰り返しで息つく暇もない。
自分はアルパインクライミングもケービングもやっていたので自然への畏怖も実感ありつつ、
イヤイヤそんな岩当たって生きてるとか、その高さから落ちて動けるとかあり得ないwとツッコむ部分多々あれど、次のどんでん返しが気になって読んでしまう。
猿以上に人間が怖い話でもあり、思い込みや悪意ある策謀に気分が悪くなることもありましたが、救いが欲しくて全248話読ませていただきました。すごい作品でした。
現世に迷い出た付喪神を導きまたは滅する、賽眼という血筋を持った暑苦しすぎるほど真っ直ぐな主人公、神に憑かれた純粋な少女と彼女を護る付喪神達。
いかにも漫画らしい設定だなあ、と思いつつ読み進めるごと引き込まれました。
キャラ初登場の度にこの人(付喪神)は味方?敵?と毎度惑わされるのも愉し、
線のハッキリした、切絵のような絵柄もまた快し。
無料分読み終えたところですが、課金で読むかいっそ紙媒体で揃えるか?と迷い中です。
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ぼんくら陰陽師の鬼嫁