先に苛立ってグチグチ言ったのは和真のほうだよね。
それで妻が不機嫌になったのを察したら、あっさり謝ってパッと態度を変えて優しくする。妻のほうは優しくされると余計に言いたかったことが言えなくなる。
そうやって問題やストレスを解決するのではなく見えなくしてしまうから、どんどん相手のことが判らなくなっていくんじゃないの?
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先に苛立ってグチグチ言ったのは和真のほうだよね。
それで妻が不機嫌になったのを察したら、あっさり謝ってパッと態度を変えて優しくする。妻のほうは優しくされると余計に言いたかったことが言えなくなる。
そうやって問題やストレスを解決するのではなく見えなくしてしまうから、どんどん相手のことが判らなくなっていくんじゃないの?
和真の良さが全くわからない。だいたい、何で若いのに鼻眼鏡なんだ。ジジイか。
子どもが欲しいと思いきって打ち明けて、「みんなが楽しみにしてるから」いずれね、なんて言われたら、私だったら氷点下に冷める。そのくせ、「文ちゃんとの子どもは欲しい」ってなんだ。
みんなが楽しみにしてるから、大して気乗りもしないけどいずれ期待に応えようと思ってる、その際は文ちゃんの子なら欲しいね!
...って、なんじゃそら。。
このクソデリカシー無い男のどこが良いんだ?
ミツさんが大パニックのときは、シラーッとしてたズルい光軌。今度は、君の番だね。
で、完全に降参して謝るのは良いけど、傷つけた相手に許すことを強要するのは大間違いだ。
麗華こそ、可愛い妹とかけ離れた容姿、弱い親、貧しさ、控え目で真面目な故に損な役回りばかりの学校生活...と、社会カーストの底辺を漂いながら、抗わず黙ってコツコツ努力して生きてきた「Heart of gold」の人。
穏やかな家庭で愛されて育った光軌の豊かさに惹かれ、思いがけず相思相愛となっても、その想いを互いに口にしてこなかったことは、麗華にはずっと「開けてはいけない不安な箱」の鍵だったんだろう。
賢い麗華の穏やかな冷静さは、コンプレックスや不安を胸の奥に隠して微笑むために身につけた自衛のための武器。
口うるさくない麗華に甘えて裏切った光軌が罪を自覚して天真爛漫さを失ったとき、麗華の武器は光軌にその威力を発揮してしまい、互いを傷つけることになった。
逆境を穏やかな努力で乗り越えてきた小熊旦那も麗華も、決して悪人ではないが感情と欲のままに行動する自由なパートナーに心惹かれ、やがて傷つけられていく。
コンプレックスを抱えた人間は、所詮、幸せがすり抜けて行ってしまう運命なのですかね。
なるほど。
ヲタだ。
辛い現実は直視せず、現実の何かにどっぷり依存することで現実逃避して心の平和を保ってニコニコしてる、アレだ。
怖い!!
大妃様、チェ尚宮は刺客のつもりだったんだw
それを知ると、尚宮としての本分を弁えて、誰の歪んだ意図にも揺るぐことなく務めを果たそうとするチェ尚宮は、職業人として本当に尊敬すべき立派な女性だわ。ポクチャは、人との出会いに恵まれているのね。
大妃様の助言は、実行しようとするならば、まず王様に側室達への配慮を欠かさないで行動欲しいことを理解して貰わないといけないですね。頑張れ、ポクチャ!
えぇ...
大妃様がチェ尚宮という強い味方をポクチャに付けてくれたのに、今さらそんなことをー!!
すごい、さすが、いくえみ先生。
「俺が違和感を覚えるのは...」の台詞に物凄い実感を持たせるために、ここまで甘ったれチャランポラン光軌を読者に刷り込んできたのか。
そうだよ、そんな優しくされて自分が辛くなってポローンと白状して、それで許されると思うなよ。
....と、私は思うけど、麗華さんの本心はどうなのか。
「手を、洗ってください」
疑心暗鬼の光軌くん、不安で不安で堪らなかろう。
死ぬほど後悔すれば良い。
ミツに呆れつつ、小熊旦那にドン引きしつつ、読み進めてきて良かった。
判断力の無い子どもに、おじさんの名前を覚えさせちゃってどうするんだ...墓穴掘りの天才ですか。。
エイジさんに魅力が無いのが、読んでてすごくつまらない。
おつむ弱そうな主人公に感情移入できないのも、それが大きいかも。
にぶんのいち夫婦
022話
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