朝美がキレたことで、ギリギリを1人で耐えてたカンナがようやく辛さを表出させることができた。それで、朝美がやっと本当の気持ちを二人にぶつけることができた。
朝美だけがハルタから振られると同時に聞いていた、カンナへの想い。そんな形で「一番好きな女」の答え合わせをされるカンナ。
3人が許し合うことができないと、ハルタが可哀想。
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朝美がキレたことで、ギリギリを1人で耐えてたカンナがようやく辛さを表出させることができた。それで、朝美がやっと本当の気持ちを二人にぶつけることができた。
朝美だけがハルタから振られると同時に聞いていた、カンナへの想い。そんな形で「一番好きな女」の答え合わせをされるカンナ。
3人が許し合うことができないと、ハルタが可哀想。
朝美が性格悪いように見えてしまうけど...
目の前でマヤがカンナに優しくして、カンナがそれで少し元気になったりなんかしている光景は、それはまるであの日に味わった置いてきぼり感と、2人に出し抜かれた形になったまま事故死したハルタへの思いが噴出して爆発するのもわかる。ハルタに対しての負い目が無い分、残された3人のなかで一番素直に感情が出せる朝美は、ある意味一番辛いだろう。
人が突然死ぬというのは、皆を辛くする。さらにこんな風に気持ちを押し隠して来てしまうと、気持ちの持って行き先がないもんね。
あの日、ハルタが「これから行くよ」と打ちたかっただろうメールは、カンナに空メールとして届いてたんだね。
そのことも、事故前夜のちょっとしたすれ違いも、そもそも幼馴染みから「猫のキス」をする間柄になっていたことも、それが何なのかわからないことも、カンナは誰にも言えてない。
そんなカンナがうとうとするのを、ハルタのお絵書きから恐竜が抜け出してそっと労るように噛んだのは、死んでしまってもうカンナに何もしてやれないハルタの想いからなのか、いつも付かず離れず守ってくれたハルタのいない毎日を生きるカンナの想いからなのか。
ふわふわと孤独に過ごすカンナが切ない。。
マヤとカンナに怒って恨める朝美、ハルタを出し抜いてカンナを巻き込んだ負い目のあるマヤとは次元が違って、カンナはハルタを失ったことが何よりも大打撃。
辛すぎると思考が停止する。何なら、記憶も飛ぶ。それが自己防衛なんだよね。
お祭りの夜、マヤがカンナを引っ張り出して二人だけになったことにハルタは気付いてた。
カンナはマヤにポケッとついていっただけだろうことはわかっていても、寝ているのを起こしてでも話をしたくなるほどハルタの心にはさざ波が。星がきれいだと窓から危なっかしく身を乗り出していたのは動揺を押し隠したいからだったのか、カンナに抱き止められて落ち着いたような。
そして、誕生日に何をくれるの?というハルタの問い。これに素直に話ができていたら、この先の展開は変わっていたかも知れないのに、抱き止めたハルタの身体から「知らない匂い」がしたことで、日ごろ「知らないところで知らないことをしている」らしきハルタにちょっと意地悪な返事をしてしまうカンナ。
そして売り言葉に買い言葉の応酬から、「(一番好きな女は)お前とは言ってねーし」。
言葉にはしていないフワッとした恋の入り口にいた2人が意地を張り合った末に、ハルタがこれさえ言っていなかったら、カンナはマヤからの誘いを断れたのかな。切ない。。
1人で来た朝美に「カンナは?」
...キツい。。
そして、朝美の言動に違和感を持つカンナ。そういうときだけ勘の良い、でもそれをはっきり意識しないのかわからないけど表には出さないカンナ。それが周りを不幸にするんだな。
今までに何度も読んだけど、この回の真山の青春っぷりが、春田とのヒリヒリ感が、そしてこの後の展開が、残酷すぎて胸に刺さる。。
うん。
流されすぎだ。
きみたち、付き合って何日でホテルに行ってるんだ。
流されすぎ。
残酷な青春だな。
いかんいかん、このタイミングの竜男さんはいかん。
離婚した傷心をシラフでペラッと喋って、勢いでしなだれかかってくるのは不安と甘えでしかない。
木更津君と性癖をさらけ出しあうほうが正直でよろしい。
ヨハネス、こんなにピュアだったのね。
潔く柔く
017話
潔く柔く ACT2(9)