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作品自体はドラマでよくあるマウントもの。主婦向けレディースコミックはほぼ読んだことはないが、多分今までも同様な作品があったのではと想像する。
ただ、ここで面白いのは主人公の自己肯定感の低さ。ドラマ「名前のない女神たち」の登場人物がダブって見えた。(木村佳乃だったか…セレブ主婦)
まだ数話しか読んでいないが瞳にも裏がありそうで、今後の展開によっては化ける作品。
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4913位 ?
作品自体はドラマでよくあるマウントもの。主婦向けレディースコミックはほぼ読んだことはないが、多分今までも同様な作品があったのではと想像する。
ただ、ここで面白いのは主人公の自己肯定感の低さ。ドラマ「名前のない女神たち」の登場人物がダブって見えた。(木村佳乃だったか…セレブ主婦)
まだ数話しか読んでいないが瞳にも裏がありそうで、今後の展開によっては化ける作品。
転生もの×少女漫画
正直一番興味のない分野だったが、読み始めたらはまってしまった。
絵が明るく美しい。フルカラーの良さを全面に出した作品。
ストーリー自体はよくある貴族のお姫様もの、賢く気高く美しい芯の強い少女が苦難を乗り越え運命の相手と添い遂げる…ごく普通の話。しかしこれに惹かれる理由はたぶん主人公が回を追うごとに確実に成長する(これも少女漫画の王道中の王道)にある。我が儘で意固地な少女が大人の女性に成長、籠城戦では中世の女傑カテリーナ・スフォルツァばりの啖呵を切る。拍手喝采もの。
欲を言えばファンタジー故の政治的背景や陰謀の描き方がぬるいことだが、これは少女漫画としてはしようが無いかな。
今後の展開が楽しみ。
カルト宗教に対して人々はついつい、その暗部に妄想を膨らませる。その欲望を見事に照射する作品。筆者の画力が、カルト特有の無機質な笑顔や佇まいを表現している。まさに闇の妄想を全開にさせる力作。
人が宗教にすがることにより、現実から目を背け、社会変革の根を断つ、宗教は大衆の阿片である…有名なマルクスの宗教批判だが、現代の日本ではまた違った意味合いで浮かび上がってくる。そう思わずにはいられない作品。
今後の展開が楽しみ。
宗教は人民の阿片である…有名なマルクスの言葉だが、この作品で使用されることにより現代的な鋭さと批判を持って違った意味で生きかえる。
リアル中国で迫害され、共産党の軍属病院を舞台に臓器売買疑惑の被害者とされた実在の宗教団体をネタにつかうだけかと思いきや、見事に日本の新興宗教の暗部までダブらせて射貫いている。
嫌悪感しかない描写さえも、作者の圧倒的な画力で美しく見せる。単なるダーク社会派に留まることない出色の作品。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
だってワタシ、120点だもの。