月夜の桜さんの投稿一覧

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11 - 20件目/全26件
  1. 評価:4.000 4.0

    15話までの感想

    斬新。
    事実としてあるのは、家の間取りと遺体発見だけで、あとはすべて想像で進むミステリーって見たことない。
    想像だけど納得できる理由があり、でもまだ謎な点やちょっとおかしな点は想像だしと思えるから、違和感がない。
    それでいて、ちゃんと次の展開へと進んでいく。
    ただ1点、物語には関係なさそうだけど、今どき黒電話って、それだけが違和感が際立ってとても気になる。なぜ?ストーリーになにか関係あるのか?

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    40話までの感想

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    絵もストーリーも幻想的な雰囲気が素敵。
    男装の主人公ということで、おきまりの逆ハーレムかと思ったら、全然そんなことはない。
    恋愛面は薄く、主人公の謎が解きあかされていくミステリー要素が強い。
    天女のかぐや姫と帝の恋、いろいろ真実を知っていそうな梟、敵である治天と天女の関連など、それぞれが重要な役割を持つキャラ設定もしっかりしていて、モヤモヤすることなく、謎を解く鍵を小出しにするストーリー展開が絶妙。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    71話までの感想

    主人公が、わけもわからないまま人間から神様に。でも全然神様らしくなくて、超能力が使えるわけでもないし、学校に通っちゃうし。
    神様になっても、ワガママも弱さも優しさも人間らしく、女子高生らしくてすごくいい。
    トモエとのドタバタな恋模様も楽しい。
    話が進むと、ふたりには過去からの縁もありそうだし、だとすれば、もともとの神はわかっていて主人公を神にしたのかな?
    そして、トモエの本音は恋なの?と読者に思わせるのがうまい。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    40話までの感想

    チームごとの物語があり、徐々に関連づけられていく。
    最初、別のチームの話に切り替わると、同じ背景設定で登場人物たち総入れ替えの別の物語になるので、ちょっと気持ちがついてけない感じだった。
    物語は複雑だけど読みやすく、惹き込まれる。
    ただ、人類の残し方がリアリティに欠ける。
    冷凍保存ってどうやって?
    電気系はアウトだろうからハイテク的なものは残せない。だから、本や種などの原始的な方法のサポートしか残されてないのだろうし。
    なら、どうやって冷凍保存システムを正常に作動させ続けるの?
    事情を知る人間が目覚めない可能性もあるのに、勝手に冷凍保存って、バクチすぎるし、人権無視な気もする。
    なぜ目覚めるのが船上?
    船の中で冷凍保存されていたとかムリがあるから、先に目覚めた人が船に乗せて出発したのかもしれないが、もしそうなら、まずその時点でモメるだろうし。ノアの方舟にかけたかっただけの気も。
    良い作品だからこそ、その辺が残念。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    おもしろい

    信長っぽさと犬っぽさがうまく合わさってて、日常のドタバタ劇が素直に笑える。
    他の武将たちも犬になってて、みんな個性的。
    歴史上の関係性やエピソードも盛り込まれている。
    みんなで昔話も交えつつご近所づきあいしてるみたいなばかばかしさが楽しい。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    38話までの感想

    心理状態がとてもうまく表現されていると思う。
    個人的には、主人公より相貌失認の先生の方が気になる。
    人の顔が判別できない。それがどれだけ生きることを難しくさせてしまうか。
    周りの人とは見え方そのものが違うのだから、感じ方も、考え方も、できることも、いろんなものが違ってくる。周りの人とはズレてくる。
    空気読めないどころじゃない。でも、人はそれを無意識に、できてあたりまえとおしつける。
    周りの人には一見普通の人に見えるし、違うのだと理解したとしても、実感としては理解できないだろうから、日常の些細な場面でうまくかみ合わないことが多々起きる。責められることもある。わけがわからないだろうし、劣等感や大きな孤独を感じながら生きることになる。
    それでも、教師の道を選んだ先生の方が気になる。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    30話までの感想

    失踪者を探すサイコメトラーの探偵。
    本人も失踪者で助手は戸籍のない女の子。
    この設定だけでもかなりミステリアスで、いろいろありそうな意味深なことばも出てくる。けど、その真相はなかなか描かれてない。最終話までに明かされる気がしないのだけど・・・。
    依頼に来る人たちはみな複雑な事情があり、意外な展開もあり、伏線というより含みをもたせる感じが多い気がする。
    ちょっと時間が前後する場面が混乱したり、詰めが甘いようなところもあるけど、おもしろい。

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  8. 評価:4.000 4.0

    26話までの感想

    とても的を得たタイトルだと思う。
    誰もが加害者にも被害者にもなり得るネット上のトラブル。
    みんな書いてるから、身バレしないから、一方的に言い放てるから、つい気軽に書いてしまう。
    本当に怖いのは、真偽も確かめずに、コイツは悪だと偏見の正義を盾にして叩くことをおかしいと思わない人が多いということ。
    人より優位でありたいのは人間の本質だけど、それを誰かを貶めたり、攻撃して得たりもする。
    悪人はやっつけても許されるという世の中の暗黙の了解と、ネットの手軽さが、本人の判断を狂わせる。
    具体的な状況や手続き、被害者側、加害者側の心理など、リアルに描かれていると思うけど、読んだ人が自分にも起こり得ることだと実感するのは難しいと思う。
    自分の身に降りかかるまでは、しょせん他人事の感覚しか持てないのが人間。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    228話までの感想

    ネタバレ レビューを表示する

    普通の人間だったのに、事故の治療としてグールの体にされてしまった主人公。
    心は人間らしいままだから、まず、人間しか食べれないことへの凄絶な苦しみに襲われる。
    人間があたりまえに持つ、命の尊厳、人を食べることへの嫌悪、グールとしての飢えと渇き。
    人間でい続けようと、もがく主人公。

    グールと人間の違いは食べ物と力。
    グールだって人間のように心があり、いろんな者がいて、人間を餌としてみる者や、好戦的な者ばかりでなく、人間の命を奪うことを嫌う優しい者もいるし、家族や仲間もいて、種族を超えた大切な絆を築く者もいる。
    グールにも人間にも、相手を虫けらのように見下す快楽主義的なのもいる。
    グールも人間も変わらない。
    補食する側とされる側というだけでなく、心理的な優劣、恨み憎しみなどが複雑に絡み合うグールと人間の関係。
    グールと人間がお互いに尊重しあって共存していくことはできないのか?そんなテーマがみえてくる。
    そして、猟奇的なグールによる強烈な体験が、主人公を覚醒させる。

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  10. 評価:4.000 4.0

    60話までの感想

    4歳児がひとり暮らしでなんでもこなせるというありえない設定だけど、その奇抜な設定が重要な土台になっていて、キャラや物語がうまくできているので許せてしまう感じ。
    コタローのオトナすぎる部分の背景にある親との関係や暗い事情と、純粋な子どもらしい部分とアパートの住人の優しさ、そんな明暗の対比がすごく自然にうまく使われていると思う。
    コタローのキャラが絶妙というか、周りの人も読者をも優しい気持ちにさせるキャラだと思う。幸せになってほしいと素直に思える。

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