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ゆるゆる
善君には人としてダメダメそうに見えるけれど、一葉さんに見初められる、ということは、ゆるゆるさみたいな不思議な魅力も持っているのかもしれない。
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11612位 ?
善君には人としてダメダメそうに見えるけれど、一葉さんに見初められる、ということは、ゆるゆるさみたいな不思議な魅力も持っているのかもしれない。
調味料を作って料理人になった、とかじゃなくて、例えば大量の醤油を手のひらから出して、醤油ビーム、とか武器化していたり。案外ユニークで面白い作品でした。
多分違う評価をする人もいると思うけれど、強いライバルから嫌がらせを受ける、とかそういう毒を含んでいないので、なんとなくほのぼのとしているところが好きでした。
赤血球や白血球などが擬人化されるなんて、考えてみたこともなかった。面白い。アニメ化も実写化もされて当然、と納得できました。
不遇だったヴィムが所属していたパーティーからクビになったおかげで、自分の能力の高さを理解して貰って、自己肯定感も満たせていける様になっていく。良かった、良かった。
スカーレット・オハラのように、スカーレットという名前の女性は強いのかな。この作品のスカーレットは、気が強いだけでは無くて、戦闘能力も非常に高い。漫画だからありうるレベル、かもしれないけれど。
ローゼリアとロベルトは貴族ということに胡座をかかず、ロベルトの妹のマーガレットと同様に勤勉。王太子は対応をヘマったね。
高校時代を振り返るシーンが結構多い。ヤンキー君は見かけはコワモテ風なのにピュア。主人公達は2人共、過去と今を心の中で行き来しながら、ゆっくり恋愛気分を噛みしめている様に見えた。
ベビーシッターとかチャイルドシッターじゃなくて、ファザーシッターか。奥さんをワンオペ状態にしたり、とか確かに現実にもこういう人が必要な家庭って結構多い気がする。
主人公達は2人共、愛する家族を亡くしている。悲しみが心から消えることは難しい。なんとなくそれに気づいて、労り合える2人の関係が美しい。
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おやすみカラスまた来てね。