5.0
本当悪女?
ダプネーの産みの母親は、前夫の現妻を貶めた罪で塔に閉じ込められる。しかも、お腹には子供がいるのに…。しかし、読んでいる限り母親は下女だった現妻を苛めている感じはなかった。きっと、下女が嘘を付いたか、一緒になるため2人で母親に罪を着せたのだろう。しかし、ダプネーの不幸なのは母親が純粋過ぎた。前夫を忘れられず、ただ泣くばかり。ダプネーの為に強くなってほしかった。しかも実家もそれなりの家柄だったろうに何故頼らなかったのだろう。もしかしたら、前夫に言葉巧みに嘘を吹き込まれ、それを信じ娘を捨てたのかもしれない。そして、子供の存在さえ闇に葬ろうとしたのかもしれない。ダプネーは、幼いうちに母親と引き離されますが、不幸は続きます。そんな中でもダプネーは力強く生きる事を選びます。そして商団に直談判をし、命懸けで課題をクリアし何故か家族の一員に迎えられます。家族になりダプネーは今まで経験した事がない程の愛情をもらいます。でもまた捨てたれると思うと素直になれません。これからも紆余曲折あるとおもいますが、物語を打破し、幸せを掴みとってほしいです。
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悪女の娘に生まれた