5.0
読んで後悔なしでした
まず登場人物の名前が覚えやすく、ストーリーもありがちだけど、主人公目線だけではなく、各々の心情が描かれていて共感出来たり、クズっぷりに驚かされたりで個人的には楽しく読めました。
主人公のデイジーは、幼い時に母親を事故で失ない、父親の侯爵に育てられますが、この父親妻の最後の願いを履き違え、王家からフレディ王太子との縁談を期に更にデイジーに厳しく威圧的になっていきます。そのためか、デイジーは、おとなしく従順で、妃教育の他に出来の悪いフレディの王太子としての勉強や仕事をこなしていきます。しかし、フレディは不治の病になり、突如聖女として覚醒したルーラに助けられ、真実の愛に目覚め一方的に婚約解消を突きつけます。それに納得しない侯爵は、どうしても王太子と結婚させたくて側妃に据えようと画策。しかし、第二王子に助けられ王家の秘薬を飲み2ヶ月眠る事にー。そして、目覚めてからは、自身の人生を生きる決心をし、ライアン公爵令息と心を通わせ、幸せになります。聖女ルーラも可愛いだけで、爵位の低さからか教養もなく周りに迷惑をかけていました。しかし聖女として自覚を持ち始め、各地へ癒しの旅に出掛け聖女としての地位を確立していきます。ここで、成長しないのが、フレディ元王太子。今までデイジーが側にいたからこそ王太子として立ていられた事を自覚し、何としてもデイジーを側妃にしようとしますが、努力空しく周りから阻止されルーラと共に旅に出されます。納得がいかず各地で罵詈雑言をまくし立て、周りに迷惑をかけクズぷりを発揮し、地位はどん底に。デイジーの父親も娘に捨てられ、傍系から養子に迎えた息子に爵位を継がせ、酒浸りの生活へ…。幸せを掴む者、そうでない者。欲を言えば、デイジーとライアンの幸せな姿をもっと見たかった!
桜井先生の紡ぐ物語最高でした。井村先生の漫画も好みで、ストレスなく読めました。両先生ありがとうございました。また、素敵な作品生んで下さいませ!楽しみにしてます。
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後悔するならご勝手に~あなたの選んだ聖女様とどうぞお幸せに~