4.0
ヒロインが健気
幼い頃から、両親に似ていない容姿のせいで不義の子と決めつけられ虐げられて育ったシェリルが不憫でなりません。
ようやく望まれて嫁いだ先では間違いだったと言われただけでなく、夫であるはずの辺境伯に誹謗中傷の言葉を浴びせられ、1年後には離縁するとまで言われます。
全て妹リリアの嘘なのに、そんなことにも気づかない夫のクレイグには怒りを覚えます。
唯一の救いは、辺境伯家の使用人が優しい人だったこと。
特にテリーさんは優しいおじいちゃん。
辺境伯なんかよりずっと素敵です。
そんな辺境伯も中盤は自分の間違いに気づき、シェリルを愛する様になります。
後半は、妹のリーリアが旦那様の留守中に辺境伯邸に押しかけてきてやりたい放題。
天誅が下れば良いのにと切に思います。
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間違いで求婚された女は一年後離縁される