5.0
その一言、言うべきか否か
映画化される作品だけあっておもしろいです。そして考えさせられます。
もしあの時あの一言を言っていれば、もしくは言いさえしなければ…全く違った未来になっていたかもしれない可能性を考えると、自分の言動の責任の重さに恐ろしさを感じます。
後悔のない未来にするために、大切な人の命を守るために、今を一所懸命過ごす仲間たちの美しい友情物語。
彼らの努力の先に、どうか明るい未来が待っていますように…
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1704位 ?
映画化される作品だけあっておもしろいです。そして考えさせられます。
もしあの時あの一言を言っていれば、もしくは言いさえしなければ…全く違った未来になっていたかもしれない可能性を考えると、自分の言動の責任の重さに恐ろしさを感じます。
後悔のない未来にするために、大切な人の命を守るために、今を一所懸命過ごす仲間たちの美しい友情物語。
彼らの努力の先に、どうか明るい未来が待っていますように…
「好き!」という理由だけで飛び込めるティーンエイジャーのラブとは違い、家族とか仕事とか相手の立場とか、いろいろな環境やしがらみが気になって二の足を踏んでしまう大人の恋。勢いにのって盛り上がることはないけれど、少しずつ育まれていく愛が驚くほど自然に描かれていて、読んでいるこちらまで胸がじんわりとあたたかくなっていくストーリーでした。
コミックには非現実を求めがちな私ですが、あまりにもありがちな日常を、こんなに面白く読ませることができることこそが、この作者さんの凄さだと感じています。
方言が飛び交ったり、(いい意味で)お節介なご近所さんがぞろぞろ出てきたり、田舎あるある〜な雰囲気もほっこりさせてくれる要因です。
読むたびに心が洗われる感じがします。
絵は綺麗です。
ザ・少女マンガといった感じで、目が大きすぎるきらいがありますが、登場人物が美少年揃いでウキウキします。特にエンペラー(皇君)の流し目には射抜かれました。
ストーリーが稚拙で、新鮮味もないのが残念でした。
映画化されたものがテレビ放映された時に見ました。その時『結構面白いな』と思ったのですが、もうテレビで見たし、300話越えはちょっと厳しいな、と思って、全然買う気無かったんです。なのに無料購読分を読んだらやめられなくなってしまって…。
とにかく凄く凄く良い作品です!
テレビで見た時には、爽子の想いが風早君に届け!というメッセージしか読み取れなかったのですが、コミックでは様々な人の色々な思いが交錯していて(男女間だけでなく、友達同士とか先生から生徒へとか、親から子供へなどなど)、それら全てが大切な相手に「届け!」という強いメッセージを発していました。
思いを言葉や態度できちんと伝えることの大切さ、難しさを改めて実感しましたが、例え思うようにいかなくても、伝える努力を怠っては絶対にいけないと思いました。
作者もきっと読者に「届け!」と強く思いながらかいた作品なのだと思います。
少女マンガと言えばイケメンでしょ! という王道をちょいと外れたこの作品。でも、大ちゃんは心がイケてます。本当にイケてます! 「男は顔じゃないって、こういうことなんだ」と、きっと皆さんに納得してもらえることでしょう。
主人公の奈緒も、最初は強面の大ちゃんにビクビクしていましたが、ちゃんと人の心を見れる子で良かった!
ほんわかした気持ちになりたい人、人を顔で判断して失敗しがちな人、ピュアな心を取り戻したい人に特にお勧めです。
ちょっと現実離れしていますが、ストーリーは面白いです。絵も綺麗です。
けど、なぜ高校生と中学生?と思ってしまいます。
小学生だって中学生だって淡い恋心くらい抱くことはあると思いますが、愛だの恋だのキスだの、あまり若年化して欲しくないなぁ。
感情移入し辛くなるのと同時に、今の若者への影響が心配になるわけです(苦笑)
一見しっかり者に見えるけど、なんだかほわほわしたつかみどころのない主人公が、それはそれは羨ましいほどのイケメン2人に想いを寄せられています。ただ、『何故彼女?』と思ってしまう程、あまり魅力がある子に思えないのが残念。
でも、続きが出たら読んじゃいます(笑)
ポンポンポンというテンポの良さではなく、あえて入れてあるような間合いが絶妙で心地よい作品です。
今まで色々なことを我慢し過ぎて自分を上手に表現できない由希の不器用さをいち早く見抜き、かつ裏方として目立たないマネージャー業を一生懸命やっている由希の頑張りも誰よりも理解している後輩成瀬。天然キャラ&本能のままに由希に突進していく成瀬ですが、由希はペースを乱されまいと必死です。
一見鉄仮面のようで、何でも事務的な由希の行動は大抵の男子には受け入れられないでしょうが、それがツボの成瀬君には由希が可愛くて…。
クールビューティ風由希と、超マイペース成瀬の恋は、何だかんだで上手くいきそうです。先が楽しみです❤︎
4人の親友の、それぞれの恋愛を描いた4つの短編集。
短編集って物足りないことが多いですが、これは出てくる女子(4人)が毎回同じで、少しずつ4人の過去や人間関係等がわかってくるので、1つ1つ完結というより、大きな繋がりがあり、浅さや物足りなさを感じることはないと思います。
他の方も言っている通り、年齢をそれなりに重ねたアラフォー位の人が読むと納得できることが多いかな?と思います。
恋から少し遠ざかっている人、アラフォーだからと恋を諦めてしまっている人に特にお勧めしたいです。まだまだこれから!
高校時代なんてもうずっとずーっと前に終わってしまった私ですが、それでもすごく楽しめる作品でした。
私は女子校育ちだったので身近に男子はおらず、恋愛そっちのけで部活に打ち込むばかりの青春でしたが、『くぅ〜、共学に行ってればなぁ。高校生で恋愛したかったなぁ。』なんて、本気でもう一度高校生をやり直したくなるくらい素敵なストーリー。ちょっぴり苦い後悔を残しつつ、たっくさんの元気と勇気とキュンを貰いました!
歌のやり取りで愛を語らう時代。何と雅な…と思っていたのですが、当時の恋を知るほどに、何と切なくもどかしく物悲しいことか。
一夫多妻制で、女ばかりが苦しんでいたのかと思いきや、様々なしがらみや慣習の中、男には男の苦しみや葛藤があったのだと気づかされ、またもや心苦しくなりました。
歌の内容だけでなく、歴史背景も説明があり、読みやすくわかりやすくなっていますが、歴史に明るければより楽しめる作品だと思います。私はその部分が疎かったので悔やまれました。
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