5.0
アンバーがかっこいい。
アンバーは小さな頃から母に、夫を立てる妻になるように教えられてきた。
伯爵家を婿に継いでもらうということで、夫を立てていたものの、夫は侍女を伴って家を出てしまう。
その時すでに伯爵家は破産寸前。
領民を守るためにどうにかしないと。と怪しいと思ってから始めていた副業でどうにか盛り返すことができて、ほっと一息したところに、国王が心配してきた。
それは持ち逃げされて一文無しになったはずの伯爵家、アンバーを国王の侍女として王宮入りすることだった。
国王の侍女といえば、夜の方だと思い、どうにか断る手を考えていたら、少し前に門の前で行き倒れていた男性、クリスティアンが知恵を授けてくれる。
クリスティアンは、平民だというものの、何かオーラが違った。
話しやすいと感じたアンバー。
その勘が当たったようで。。
アンバーの周りがとても温かくて、皆笑顔。
アンバーを心から信頼して使えているのが良くわかる。
クリスティアンも安心して馴染んでいくのです。
小説ではすでに完結していて、とても穏やかなラストで、読み応えがありました。
クリスティアンの過去に、絵との向き合い方。
親と決別。
子供は親の道具でもありません。
思い通りにならないからと、暴力を振るうだなんて、最低な親。
それを助けようと色々考えるアンバー。
税金対策のために始まった2人だったけど、お互い唯一の関係になっていって。
お互いの親からの呪縛も解けていって。。
こんな類のお話は、前世の知識を使って、、というのが定番ですが、アンバーにはそんなものもなく。
それなのに、ここまで人を惹きつけて。
とても良いお話でした。
お勧めです。
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女伯爵アンバーには商才がある! やっと自由になれたので、再婚なんてお断り