5.0
ここまでの自信、羨ましいくらい
レイモンドは自分が王の器ではないと思っていた。
公爵(時に侯爵になる)から押し付けられて、異国からシュリーを娶ることになる。
王派は少なく、公爵派が半分以上占めるこの国の貴族。
公爵としたら、シュリーを娶ったことにより、レイモンドが恥をかく事になるのなら、自分が一番になると思っていたわけだ。
でも、彼女は誰もが想像していたよりかなり賢く、綺麗で自信があってかっこいい。
何よりレイモンドの気持ちを軽くしてくれる。
やはり自信があれば、怖いものはないのかもしれない。
彼女は持ち込んだ技術や物に新しいものが好きな貴族はもちろん反応するわけです。
そこから流行が変わっていく。
もちろん、公爵の奥さんでは歳をとりすぎです。
シュリーに初めこそはおんぶにだったのレイモンドだったけど、どんどん王らしい風格を身につけて、、
きっと2人の治世は良い時代になるでしょうね。
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その王妃は異邦人 ~東方妃婚姻譚~【分冊版】(コミック)