たかがキス、されどキス。
キスだってずっとしばらくしてない、妻なのに。
最後までいってなかったからよかった、と思えるかもしれないけど、そんなに簡単じゃない。
自分は好きでしたかったけど、断られてきた。
キスさえも、愛してくれてるのが本当だったらしてほしかった、たまにでいいから。
なのに、他の女にはするの?
そして、愛してると謝罪のためにそんな大切な言葉容易く口にしないでほしい。心から言ってくれたあの満たされてるときに言ってくれた同じ言葉を今言わないでほしい。
純の気持ちはこんな感じではないだろうか。
いくら謝ってくれても、他の女とキスをしたという事実は消えない。
純の傷ついたこの記憶を上書きすることができる事実はどんな心踊る出来事なんだろうか。果たしてそれは上書きになる出来事は起こる確率はあるのだろうか。
苦しくても頭と心がぐちゃぐちゃで、どうしようもないくらい考えてしまって頭から離れなくてすぐにでも泣き出しそうだけど、でもそんな心とは裏腹に、いつも通り、いつもの純須純として仕事をしなければいけない。本当に辛い1日だし、みんな私と同じような気持ちの人はいないのかって考えてしまう気持ちはよくわかる。
つらい時は、時間が解決してくれる、なら早く時間が過ぎてほしいと私はずっと思ってたな。
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それでも愛を誓いますか?
034話
第11話(2)