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一局一局は羅漢が上でも、全体の流れを読むのは猫猫が上手。わざと一局負けてやるところまで読まれていたと知ったらなんて言うかな?悔しがるかな?それとも…。
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一局一局は羅漢が上でも、全体の流れを読むのは猫猫が上手。わざと一局負けてやるところまで読まれていたと知ったらなんて言うかな?悔しがるかな?それとも…。
疲れが表に出てみんなを心配させた事でプロ失格と自分を責める百はなさん。そんな彼女を支えるのはやはり、キヨさんのいつもごはん。
雪の日のひっつみ汁。すーちゃんが食欲をなくした時のイカメンチ。そしてはれのひのなべっこ団子。大切な時に支えてくれるのはふるさとの味。
お稲荷さんにお願いする時も、キヨちゃんの事を忘れない百はなさん。キヨちゃんがいるから頑張れる。お互いに大切な存在なんだね。
同じ物が食べたいと思うなんて家族みたい、と思う百はなさん。いやそれ以上です。そんな百はなさんを見て、唐揚げがまた食べたくなったと思うキヨちゃん。人が食べているのを見ると、どうしてそう感じるのかな?
仕込みの頃から、踊りの稽古より熱心に家事をするキヨちゃん。まかないさんになるのはすでに決定事項?
雪を見てふるさとの青森を思い出す二人。でも考えていることは微妙に違う。百はなさんはロマンチストだけど、キヨちゃんはリアリストかな。
すーちゃん。失礼、いまは百はなさんでした。小学生の頃に「すみれ」という名前が気に入らないって言っていました。私が子供の名を考えている時に、気にいってくれるかが心配でした。そんなことを思い出しました。
甘酒は酒粕から作るものと思い込んでいた。お粥から作るのは大変だけど、キヨちゃんはぜんぜん苦にしていないだろうな。
重い衣装を身につけて舞いを舞う舞妓さんは、アーティストというよりむしろアスリート。すーちゃんへ、食べることも稽古の内ですよ。
薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳
064話
第二十八 爪紅 -3