4.0
良かった
マーガレットを愛してくれる人と巡りあえて良かった。
義父一家と縁が切れて良かった。
でも、実の父親マーカスはどこに?
母の母国オルタナは妖精がいなくなったことで、貧富の差が酷くなっている。
まだまだ続きそうですね。
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180位 ?
マーガレットを愛してくれる人と巡りあえて良かった。
義父一家と縁が切れて良かった。
でも、実の父親マーカスはどこに?
母の母国オルタナは妖精がいなくなったことで、貧富の差が酷くなっている。
まだまだ続きそうですね。
貴族社会で政略結婚は当たり前
好き嫌いでなく、家同士が決めたなら従うだけ、だとは思うんですけど
フレイヤ姉妹も本心で話し合ったりしなかったのかな?
小さい頃からの様子を見たら「あなたローガンの事が好きなんじゃない?」て話したりしないのかな
ローガンとだってお互い本心を隠しているみたい
フレイヤは恥ずかしさとか、多分…だわとか、私なんて…と思い込みが多そうだし。
話せば解決することが多そうだけど。
政略結婚で嫁いできたら、婚約者は激務で留守。ずーっと会えず、気ままに別居を堪能。
好きな読書を満喫、夜中に続きが気になる本を読みに書庫へ行くと本の妖精が居眠り。
目覚めたイケメン妖精と本の話で意気投合。
翌日には婚約者として対面。
イケメン公爵とお姫様、気が合う二人、きっと幸せな結婚(恋愛)が出来そう。可愛らしいんです二人が。
なのに
ここで終わりですか?これからなのに…
絵もきれいだと思いますよ。
国と国との政略結婚。ヒロインは「私はお飾りの王妃」と割りきったけれど、なぜかガッチリ護衛がついて自由がない。自室からも自由に出られない。国王が訪ねてくることもない。
実は国王には想い人がいて、そちらに通っているという噂まで耳にする。
軟禁状態なのに追い討ちをかけられて、ヒステリーで騒ぐか、ズドーンと落ち込んで精神を病んでもおかしくない。
でもヒロインは「そこまでされるなら自由にさせてもらいます」と、隠し通路を見つけて街中へ。
食堂の給仕の仕事をみつけ、日中はお城を抜け出すようになる。
監視つきで部屋の中に24時間なんていられないものね。
その内なぜ監視されているのか?なぜ自由がないのか?なぜ国王は部屋を訪ねないのか?想い人の存在とは?夜な夜なやってくるウサギって?…
色んなナゼのその真相が明かされていく
ここまでは面白かったんですけど、その後がナゾを解いた時に出てきた色んなことに絡めて小出ししている様な
スローダウンしてる様に感じて、続きが気にならなくなりました。
あんなに酷いことをされたんですもの(前世では)、生まれ変わったからといって(怖いからもう侯爵家には近づかないでおこう)なんて事じゃ済まされませんよ。
そりゃあもう、あの出来損ないの侯爵と頭の〇りない幼馴染みに、キツーイ山盛りのお灸…いえ、立ち上がれないくらいに重ーいお仕置きが必要ですわよ。腹の虫が収まらない。
あの出来損ないの侯爵も、そんなに幼馴染みが好きなら爵位なんて捨てて、二人で働いて結婚すればいいのよ。
でもそこには本当の愛なんてないでしょ。
貴族という特別待遇と贅沢が手放せない。そのために必要なお金を産み出す才もなければ、努力も出来ない。
ヒロインに縋って生きているのに、自覚もなければ、感謝もない、本当にポンコツだ。
最後の最後にそんな自分に気づいて、後悔と懺悔と惨めさで幼馴染みと地獄で裁かれなさい。
歴史とか、政とか、いろいろ出てきてますが
現国王がヘッポコてことですよね?
好きな人に直球勝負でぶつかれなくて、離れて幸せを見守るわけでもなく、影になって手を貸すわけでもなく…
何も出来ないのにウダウダと、いつまでも執着して
王妃にヤキモチやかせて、歪んだ愛情表現までさせて
血の繋がった我が子に愛情を持てず、片想いを拗らせた相手の生んだ娘にまた執着し出す
ヒロインの母親は、ヒロインの父親に恋したのではなくて、この国王の執着から逃げ出したかったんじゃないのか?とすら思えてしまう。
王太子夫妻には、こんな因縁の柵をバッサリ切り捨てて幸せになってほしい。
幼い頃のルイスがなんて愛らしいんでしょう。そりゃあアデルがトキメキますよ。
騎士のルイスに恋していながら王族の役目と割り切って、親ほど年の離れた遠い国の王様の側室になったアデル。潔い。
嫁ぐ前にルイスに(せめて、ファーストキスは好き貴方に)と、王女からの半ば強制(主従ですからね)ではあったけれどちょっとグッと来ました。もう会えないという決意。
でも王様が亡くなり、実家に戻ったアデル。
ルイスもずーっとアデルを想っていた。8年越しに夫婦になれてハッピーエンドか?と思えば
ルイスの子供がほしいアデル。なぜか避けているルイス。何かある… 一波乱ですよね。
好きな色は茶色、好きな食べ物は茶色いハンバーグって、ルイスそれはアデルの髪の色でしょ?そこまで好きなのに何があるのか?
良いなぁ、この家族の暖かさ。信頼と、優しさと、潔さと、勇気…そして笑顔。
家柄と財産の背景があるからだけど、みんなが堂々として、でも偉ぶらなくて良い。
よくある王族との婚約破棄。からのヒーロー登場のラブストーリーでは、無い。
家族でヒロインを守り、ニッコリ笑顔で王家に楔を打つ!
ちゃんとしっかり根回し、足場固めはガッチリ。魔法の力とかじゃなく人間臭く策を練るのも好き。
かと思えばヒロインは日本からの転生者。
まだ発展途上の世界に、美味しい現代の食を広め出すし、見たこともない(ご都合主義)果実が出てきたり
実は武芸に長けていたり、魔法も使えたり
帝国の皇子様も転生者で意気投合したり(恋かな?)
まだまだいろんな楽しいことが起こりそうです。美形で仲の良い両親。イケメン次兄とヒロインとも仲良しな婚約者。更にイケメンな長兄(なのに婚約者はいないの?)。ヒロインとイケメン皇子。
美形が揃ってラーメン、餃子を笑顔で頬張る姿もキレイです。
最初は日本の高校生が召喚されて、異世界での恋愛模様だろうな…無料分だけで良いかなと思っていましたけど。
二転三転
人間の欲とか、ドロドロした部分もあり、愛あり、悲しみあり
最後は愛する人を守るために、命を懸けて戦う。
でもね、転生するたびに不幸になる女性達二番目のユーフォミアなんて、可哀想で仕方ない。
悪の権化マーカスだって、召喚されたジューンの力を搾り取り、なぶり殺しにした異世界の人々への憎しみ、ジューンを取り戻す思いから魔王になり、何百年もジューンを探すのは悲しい。
召喚ものって勝手に連れ去り、本人の意思は無視して利用されて、元に返す力はないのでここで暮らしてください。
というご都合主義が好きじゃない。
だから、★はマイナス1
ウザイくらい先輩に恋心をぶつけるヒロイン。う~んと思うくらい猪突猛進。それには理由がある、ということが後半でわかります。
塩対応だった好きな先輩が、なぜ塩だったのか?
チャラそうに見えるイケメン先輩が、なぜそんなことをしたのか?
そんな背景もわかってきます。
先輩の友人グループ(特にウサギ先輩)、バイト仲間の同級生、ヒロインの同級生、みんなが温かーい目で見守りながら、直接的に間接的に二組の恋を応援してる姿も“青春だなあ“と微笑ましく読み終えました。
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義妹が聖女だからと婚約破棄されましたが、私は妖精の愛し子です