5.0
71話まで読んで
ざまぁ〜までが長かった。
…そしてざまぁ〜が霞むほどの国王の苦難と国の不幸…
国王は自分より弟の方が王にふさわしいと思ってるけど権力に固執せずそう思える事、自分の命をかけて国の膿を出した事、王妃に相応しくない女性を愛したなら自分が皇太子を降りるべきと息子を廃嫡できる立派な王様と思う。
何より息子のダメさを理解して、早い段階で聡いマリアベルと婚約させたし、マリアベルがいなければ王として無理だと判断してたし…
元婚約者はこれから一生後悔して生きてかなきゃいけないし、自分より上の立場になったマリアベルを見上げながら生きていくのは辛いだろうな…
隣には無邪気なだけで、自分をこんな立場にした自覚もないアネット…
その天真爛漫さが元婚約者の救いになってくのか、後悔になっていくのかも気になります。
切なさの残るざまぁ〜で一区切りしたと思ったら今度は王妃の立場を狙う性悪女がでてきて、今ワクワク中です。
相手にすらされていないのに何故自分の方が相応しいと思えるのか?
策略で結婚できたとしても、一生相手から邪魔されたと憎まれるのにそれで幸せになれると思うのかな?
アネットも略奪女だったし、反省もしていなかったから嫌いでしたが…マリアベルに対して悪意はなかったし、ただの馬鹿なんだろうな〜って感じでそこまで酷いざまぁ〜を期待してませんでしたが…
今回のはかなり性格悪いし凄い悪意で対抗してきてるので、きつめのざまぁ〜を今度は期待します!
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真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!(コミック)