よしよし、そうだぞ。
五十嵐が正直に言ってくれてよかった。
椿も反省してるしね。
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90位 ?
よしよし、そうだぞ。
五十嵐が正直に言ってくれてよかった。
椿も反省してるしね。
最後一人、黒髪男子がムカついたけど、今回は終了かな。
でもこいつが一番タチ悪そうだったから、後日再登場するのかしら。
まあでもひとまず、圭織も水泳部のみなさんも、特にマルちゃん、よかったわ。
挨拶をするレオーネに対してこんな笑顔を向けるほど、ちび殿下は心を開いたのね。おばちゃんよかったわ。
差し出された剣を見て目を輝かせる殿下も、それを慌てて取り繕うのもかわいくてよい。
戦争の集結を実感し、何か起これば母国に剣を向けると言うレオーネに対して、殿下はようやく完全に心を許したんだよね。その後の決意を聞けば志は立派で、ちゃんと国を背負う自分の責任をわかってる。
成長したのもあるだろうけど、レオーネとの関係ができたのが大きいかな。
さて、実技だけではなく勉強もと水を向けるレオーネ。
彼女のすごいところは、殿下をノセてやらせようという気も無くはないのかもしれないけど、必要なことを筋道立ててきちんと伝えるだけで、やる気にさせるというより、やらなければいけないことだと理解させてるところだと思う。
それは子供だましなことをせずに誠実に殿下に向き合ってきたからで、その信頼から「自分の為、ひいてはゼルジオスの為に言ってくれてる」とわかるからだろう。積み重ねって大事だわ。
ベルトルドとはあのままか。
それでもクヨクヨウジウジすることなく、自分のやるべきことに全力で取り組むレオーネはかっこいいよ···
両親に愛情をかけられておらず、興味を持ってもらおうと思い詰めてるっていう設定なのはわかった。
父も母も倉田も、そういう設定に対してもなんか言動が不自然でね···
近付きすぎて、かぁーって赤くなってからのお互いにじりじり後退するのが、なんていうかこの二人らしくて好き。
安心させようと手は出さない宣言したら、心配してないって言われてピクってなっちゃうハリージュが、いちいちおかしい(笑) それは信頼されてるからなんだよ? (手を出す対象と思われてないと思ってるのもあるけど)
いつも、幸福を知ってしまったら失った後が辛いと思ってて、だからこそ踏み出すのを躊躇どころか踏み出さないと決めてしまってるロゼだから、こうやってズカズカ踏み込まれるくらいがちょうどいい。
ようやく甘えることができた。きっと疲れてたのもあっただろうけど、タイミングがよかった(笑)
確かに失ってしまうと、それを知る前よりも辛いし知らなければよかったと思うけど、それではこの幸せを知ることもないまま人生が終わってしまう。
せっかくだから今は先のことは考えず、幸せに浸りたまえ。でもローブは脱いで寝よう。苦しいから。
王女を送ってすぐに引き返してきたハリージュ。
どうしたのかしら。惚れ薬の使い途を色々言われて、もっと否定しなきゃと思ったのかしら。
彼女に服や靴を「贈る」存在にピリつくハリージュに対して、購入経路を疑われてる?と思うロゼ(笑)
こんなのいつまで経っても両思いに辿り着かない···ハリージュにいたっては自覚すらしてないし。誰かなんとかしてやって?
で、ハリージュは嫉妬からブーツ取り上げないで(笑)
湖に二人で素材を取りに行くシーンがいいなあ。
なんの計算もなくきれいでしょって言うロゼと、ロゼのことをきれいって思うハリージュがなんとも良くて。
それなのに今更なんだけど、ボートに乗る時漕ぎ手の座る向きが逆な気がしてきた···進行方向に舳先を向けて、漕ぎ手は舳先に背を向けるよね? それだと前が見えないからかな。
あと、会話のコマのセリフの中に、ちっちゃくロゼとハリージュの表情が描かれてるの好き。わかりやすいし、面白い。
ほんとにお兄ちゃんなのね。
ロゼは王女の気持ちを聞いたからハラハラしてしまうけど、ハリージュに大事に思われて心配されてるのがわかるから、王女は感情的にならずにただ詫びる。子供でいることを許されなかった人なのね。なんともせつない···
で、この後の嫉妬の応酬が(笑)
ロゼが王女に渡したブーツ(優しいよね)に何やら思うところのありそうなハリージュと、二人の親密な様子を見て嫉妬してしまい、思わぬ言葉を口にしてしまうロゼ。
それをお互いに嫉妬だと気付かない二人の先は長いし、ハリージュの恋愛経験の役立たず···って思う。
二人の様子を笑って見てた王女は、少しは心が安らいだだろうか。ロゼと話してスッキリしたようだったけど、もしハリージュのことを好きだったのなら、これまた複雑。兄の恋を微笑ましく見ていたのであってほしい、王女の為にも。
ところであのボートだけど、来客用とは別にロゼはもう一艘持ってるのかな?
来客用は一艘の方がかち合わない為にもいいと思うけど、客が居ない時に出掛けるロゼにはボートが無いことになっちゃうよね?
魔法的なので呼べる?
こいつら全員頭悪い感じだったけど、五十嵐のこと好きだった子がレベル違いで勘違い野郎だった(笑)
実際のところ五十嵐は本気で知らなかったわけじゃないのかもしれないけど、知らんと言い切れるくらい絡みはなかったんだろう。なかなかのザマアでした。
ほんとお前誰だよ、親か?っていう勘違い態度で意味不明な主張を押し付けてくる子たちに対して、正面からズバッと斬って、ちゃんと「自分が好きなのは椿だから」って宣言した五十嵐はもちろんよかった。
でもこのエピソードのヒーローはマルちゃんでしょう。
この回でも勘違い女の勘違い取り繕い発言に吹き出してダメージを与え、最後は部員総動員で牽制という建前の脅しをかけてくれた。
ちょっとあの、組員を彷彿とさせてしまった水泳部のみなさんだけど、ほんとうにありがとう(誰?笑)
よかったね、椿。頑張ったから。
圭織がモニョモニョ言うコマ、以前だったら一つずつ拡大して5回くらい繰り返しだったよね。不評だったんだろな。
相変わらず素直じゃないけど、椿が心配で行動したことには変わりなくて、これでようやく二人の間のわだかまりも完全に終わった気がする。
さーてこの後始末、どうつけようかね?
マルちゃん頼りになりすぎる(笑)し、五十嵐は当然なことを言ってるだけではあるけど、当事者の彼がはっきり強く否定することに意味がある。
椿はもう頑張ったので、ここからは五十嵐が収めて?威嚇しといてください。
圭織、ナイス判断でした。
おばちゃんもう、許してあげます。
五十嵐がヒーローモードだったのは当然として、マルちゃん!! あなたなんてデキるお友達なの!
5組と聞いて当たりをつけて、居場所まで知ってる。
その上、部員を加勢に連れてくとは。(これはおかしかった笑 カチコミなの?)
ちょっと五十嵐が霞むくらい、マルちゃん大活躍の回でした。
隣の席の、五十嵐くん。
128話
第43話 あたたかいんです。(2)