3.0
切ない
バイト先で「笑わない」と言われる主人公のはるが、理央やシェアハウスの住人たちとの交流を通じて、徐々に表情豊かになっていく様子が良かったです。
ただ、何故はるは理央の家を知っていたのか、何故ねねさんや徹ははるがうわごとで理央の名前を呼んだからと言って見知らぬはるを理央のベッドで寝かせたのか、等々、色々細かく気になる箇所がありました。
それから、台詞やモノローグで心情を説明しすぎで、小説を読んでいるような気分になったのも、個人的に少し残念でした。
恋が叶わない切なさはあったけれど、恋をするトキメキももう少し描かれていたらもっと良かったなと感じました。
- 0
share