kilalaさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全45件
  1. 評価:5.000 5.0

    ぉいしそう♪

    ゲームの攻略とレストランのメニューを
    絡めた発想がおもしろい。
    このところ、女同士の陰湿な虐めや陰謀などの
    話ばかりに辟易していたので、久々に楽しく
    読んでいます。
    主人公のフィオレが可愛くて(ぽっちゃり体形も
    きれいな緑の目も)、周囲の男性たちもイケメンぞろい。
    それに何より、フィオレが作る料理の数々がどれも
    おいしそうで食べてみたくなります。
    時には自分で作ろうかという気にもなって・・・。
    例えば、フィオレが街の市場で見つけたロブスターの「ガーリック・
    バター焼き」などは、国内外の一流レストランでも出される
    高級料理ですし、そのわりにシンプルに作れるので、私も
    時々(いい素材が手に入れば、ですが)作ります。
    ストーリーもですが、毎回いろいろな料理が登場して、それを
    ゲームの攻略相手がどう評価するかも興味津々です。
    お話としては、今後どのように展開するのか全く予測が
    つかなくて、先が読めてしまうよりは私には楽しみです。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    素晴らしい!

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    まず「上流社会」という設定が好みだし、絵がとにかく美しい。
    特にこういう舞台では、「美しさ」は必須(だと思う)。
    ストーリーは、貧しい育ちの娘が自らの美貌と聡明さ(プラス、もちろん
    並外れた努力で)完璧なレディとして上流社会に自分の地位を獲得していくという、
    まあよくあるお話ですが。
    ただし、それだけではなく、チェーザレの結婚にかかわる命がけの陰謀に加担させ
    られるという条件がついていて・・・。
    お約束の、ライバルたちの卑劣な嫌がらせや罠にどう立ち向かっていくか、
    わくわくします。
    登場人物の名前には中世イタリアに実在した家名や人名が使われているけど、
    これは伏線なのかな?
    チェーザレとルクレチアは私の大好きなボルジア家の兄妹の名だし、ブォナパルテは、
    知らぬ人のいないコルシカ島のナポレオンの家名を思わせるし。
    こういうやり方は、どうしても先入観を持ってしまうから、必ずしも成功するとは
    限らないけど、そこはまあ目をつぶるとして。
    チェーザレは「蕩児」として名をはせているという役どころで、あまり好きキャラでは
    ないのだけれど、それは表向きの顔で裏には何か隠されていそうな気も・・・。
    見た目はたしかに女性にモテそうな美貌だし。
    今のところ、アデル(アデライデ)のことは完全に道具としてしか見ていなくて、
    用済みになったら消してしまうつもりの、とんでもない男のように描かれていますが、
    いずれはアデルの魅力に惹かれて・・・という展開になるのかしら?
    久々に楽しめそうな作品に出合って嬉しい♪

    • 11
  3. 評価:5.000 5.0

    衝撃的!

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    タイトルは知っていましたが、レビューの評価が
    非常に高いのに興味が湧いて読んでみました。
    北海道は大好きで、何回かに分けてほとんど訪れていて、
    その点も読みはじめるきっかけになりましたし。
    日露戦争で生き残った、全身に傷跡を持つ兵士「不死身の杉元」
    が死んだ親友との約束を果たすために、伝説の「アイヌの埋蔵金
    (金塊)」を探すという話なのですが、その金の在りかを示す手がかりが、
    網走刑務所から脱獄した8人の囚人の体に彫られた入れ墨というのが、
    まずスゴイ!
    ふとしたことから杉元と行動を共にするアイヌの少女アシリパと「脱獄王」
    と呼ばれた白石、日露戦争時の「第七師団」、それに戊辰戦争で戦死した
    はずの新撰組副長・土方歳三まで絡んで、予測不可能なスケールの大きな
    展開になってきて、ワクワクします。
    アイヌの少女アシリパは13~14歳くらいの可愛い見た目ですが、
    頭が良くて度胸もあり、幼い時から父親に教え込まれた狩りの腕前と
    自然や野生動物の習性にも通じていて、杉元は何度も助けられます。
    それらの(つまりは作者さんの)知識は実際のサバイバル術にも
    役立ちそうで、ストーリーだけでなく、その点でも私にとって非常に
    有意義なものでした。
    アイヌの伝統的な生活も、普通なかなか知り得ないことが詳しく
    描かれていて、すごく参考になりました。
    絶滅したと思われているニホンオオカミの最後の1頭(アシリパに
    なついている)も魅力的です。
    北海道の原野風景も、もちろん今とは違っているでしょうが、
    当時の印象をほうふつさせる絵で、ひきこまれます。
    「絵がうまくない。」
    などというレビューがありましたが、きめ細かく丁寧に描き込まれて
    おり、「うまくない。」という評価は当たらないと思います。
    (もと漫画家志望だった私の感想として。)
    現在100話を過ぎたところまで読み進めていますが、これから
    どのような展開になるのか、目が放せません。
    大長編になるようですが、最後まで読み続けたいです。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    意外な展開!

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    はじめは、有能なメイドが我儘な皇后陛下の無理難題を
    持ち前の機知と聡明さで次々とクリアして、陛下の信頼を
    勝ち得て昇りつめ、イケメン皇太子と結ばれて・・・という、
    よくある恋愛パターンかと思いました。
    まあ、絵は美しいし、ロールプレイイング・ゲームのノリで、
    なんとなく気乗りしないままに読んでいたのですが。
    じつはそんな単純な展開ではなくて、メイドのパレサの正体も
    謎めいているし、皇太子は前皇后の息子で皇后陛下とは義理の
    仲で、ビミョーな関係。
    しかも、単なる美貌のチャラ男ではなく一筋縄ではいかない
    洞察力の持ち主で、パレサがただのメイドではないと見破って、
    部下に素性を探らせ、身辺を見張らせます。
    このあたりから俄然おもしろくなって、ワクワクしながら
    読み進めています。
    先が読めないのも、いいですね♪
    毎回、続きが気になります。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    好みの世界観(”あやかし”好き♪)

    『金瓶梅』の作者さんの作品という
    ことで興味を持って読みはじめました。
    『壺中天』の故事は知っていましたが、
    このお話の舞台は、昔の日本ですね。
    短編集で、ひとつひとつのお話が短いながら、
    よくまとまっていて読ませます。
    『日本霊異記』のような世界ですが、
    妖(あやかし)が出てきても、それほど不気味ではなく、
    読後感も余韻があって好きですね。
    まだ2話目ですが、わりと少ないポイントで読めるし、
    1冊もそう分量がなさそうなので、全部読了するつもり
    です。
    1話ずつ楽しんで読めそうで、こういう形式も
    いいな♪

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    わくわく

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    妖怪、大好き!
    和風のイケメン、大好き!
    ストーリーうんぬんという前に、まずこの独特の
    世界観と雰囲気に魅かれました。
    特にとりえもなさそうな、でもなんとなく憎めない好青年
    の青児。
    その彼の、出会った人が妖怪(水木しげる先生の
    漫画に出てくるような日本古来の)に見えるというのが面白い。
    謎めいた美青年(正体ははじめに明かされるのだけど)
    皓(しろし)も、そこを見込んで袋小路に陥った青児を
    救った(といえるのかな?とりあえず)のかも。
    この2人と、いわゆるライバル関係にあるリンドウ(漢字
    忘れた)、そして時々現れる伝説の小野篁も交えて、
    皓のもとを訪れる(引き寄せられる)人間たち(青児によって
    妖怪の姿を見透かされる)に関わる事件を解決していくという
    ストーリー。
    他の方のレビューでは、京極夏彦さんの小説に影響を受けて
    いるという意見が多いけれど、う~ん、そのへんはどうなのかな?
    小説のほうは、そう何冊も読んでいるわけではないから。
    ともかくも、私の感性にあった世界なので、楽しんで読み進めています。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    タイトルで損してるかも・・・

    コータロー君という名前も。
    光太郎といういい名前なのに、そのせいで軽い
    学園青春ものに見えてしまう。
    まあ、最初に「人の心が読める少年」と明かしている
    から、普通の少年じゃないことは判るのだけど。
    昔SF小説の分野では、サイコものがけっこうあった
    けど、コミックスは少ないですね。
    心の中を扱っているから絵になりにくく、あまり漫画家さんは
    描きたがらないのだと、某プロの方に聞いたことがあります。
    読むほうもラブロマンスのつもりで入って、アテがはずれて
    面食らう人が多いかも。
    レビューの評価が意外に低いのは、そのせい?)
    私はもともとテレパスをはじめエスパー(超能力者)系のジャンルが
    大好きだから(「信じている」というのとは別ですが)、いい意味で
    裏切られました。
    桑田次郎さんとか小沢さとるさん、小説では平井和正さんとか(古い!)愛読して
    していたほうなので。一見、読者を選ぶ作品のようですが、コータロー君読んでいくうちに
    面白さが解ってきます。とりあえず無料分だけでも読んでみたら、

    • 4
  8. 評価:5.000 5.0

    待ちかねましたっ!!

    『アシガール』がめっちゃ面白かったので、この
    『たまのこしいれ』も、喜んで読みはじめました。
    前作の後日談かと思ったら(いや、実際そうなんだけど)
    結ちゃんの姪(弟の尊くんの娘)が主人公で、行った先が
    戦国ではなく江戸時代!
    はじめはちょっと違和感があったけど、やっぱり面白い。
    思えば『高台家の人々』で、森本先生の作品を知って
    以来、ずっとファンですっ!
    でも、せっかくの「アシガールEDO」も、10話まで
    配信されたところで、長いブランクで・・・。
    このたびやっと続きが配信されたというお知らせを
    いただき、さっそく飛びつきました。
    また「森本ワールド」にどっぷり浸かって・・・と
    思う暇もなく、こんども20話までしか配信されて
    いないのですね~。
    またまた「アシガール・ロス」になってしまいそうです。
    あ~、早く続きが読みたい!!
    まだ読んでおられない方、ぜひ読んでみてください。
    お奨めですよ~。
    できたら『アシガール』を先に読まれたほうが、お話が
    解りやすいと思います。

    • 3
  9. 評価:5.000 5.0

    槙生さん、素敵 ♪

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    オトナの女性という感じで、憧れます。
    ひとり暮らしに慣れていて、他人が家にいると
    落ち着かない・・・でも、両親を亡くして、親戚が
    誰も引き取りたがらない朝を見捨てておけず、思わず
    手を差し伸べてしまう槙生さんの優しさが好き!
    我にかえって、自分が誰かと同居するなんて、
    どうしよう!と、オタオタするところも可愛い。
    朝ちゃんとの接し方も、言い方はキツイ時も
    あるけど、上から目線じゃなく、ちゃんと正面から
    向き合って話しているし。
    戸籍上は「叔母」と「姪」なわけですが、朝ちゃんの
    ほうも変に遠慮したり卑屈になったりせず、基本的には
    対等に付き合っている(?)
    「人見知り」というけれど、作家という職業上、人と会話
    するより文章で表現するほうが得意なのだと思います。
    朝ちゃんと槙生さんの日常って、独特な世界観があり、
    それがタイトルの『違国(「異国」ではないのね。)日記』の
    意味なのかな~。
    槙生さんと友人の奈々さんとの付き合いも、さりげなくて、
    それでいてお互い何言わなくても通じてしまうという・・・これも
    素敵な関係で、いいなぁ!
    この独特な世界観にハマりました。
    吉本ばななさんの小説に、そんなテイストのがありましたね。
    (タイトル、忘れたけど。)
    このあと、最終的にどこに着地するのか、すごく気になります。
    槇生と朝ちゃんは正反対の性格のようですが、お互いに影響しあって
    うまく行く感じだし、意外にも相性は抜群かもという
    気がするのですよね。
    まだ読みはじめて間がないので、先に行くとまた別の感想に
    なるのかもしれませんが。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    わくわく♪

    『暁のヨナ』は、ずっと以前から気になっては
    いながら、なぜかこれまで手に取ってみる機会が
    ありませんでした。
    今回、かなりの分量の無料分があって読みはじめたら、
    これがビンゴ!で、見事にハマリました。
    予想していたのとは少し違いましたが、私の好きな世界観で。
    「暁」の意味は、ヨナの髪の色だったのですね。
    「スカーレット」か「ヴァーミリオン」、日本でいう「緋色」
    という感じでしょうか。
    この髪が光を受けて輝くようすが目に浮かびます。
    美しいですね。
    今ちょうど白龍が登場したところまで読んでいますが、
    ハクとの掛け合いも面白い。
    協力者であるとともに、よきライバル、そして恋敵?
    今後、あとの3人の龍が現れるのでしょうね(たぶん)。
    かなりスケールの大きな話なので、これからの
    展開がすごく楽しみです。

    • 1

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