kilalaさんの投稿一覧

投稿
111
いいね獲得
99
評価5 37% 41
評価4 40% 44
評価3 14% 15
評価2 5% 6
評価1 5% 5
1 - 10件目/全40件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    すごくいいです♪

    ネタバレ レビューを表示する

    特殊な持病があるため免疫力が弱く、日常生活にも
    仕事にも制約のある、さとこさん。
    当然、収入も高くなくて、生活も質素です。
    住んでいる賃貸住宅の更新通知が来て、引っ越しを
    考えるのですが、不動産屋さんが紹介してくれたのは
    古い団地。
    家賃が安いので移り住んだ隣の部屋の住人は、大家である
    92歳のおばあさんと同居人のニートの青年。
    さとこさんは息子だと思ったのですが、じつは2人は
    血のつながりはなくて、彼はおばあさんに養ってもらってるとか!
    でも、彼は誰にでも親切で面倒見がよく、さとこさんにも
    優しく接してくれます。
    その食物に対する知識(いわゆる「薬膳」)がハンパなくてそれが
    スゴイ!
    そちらのほうでも、とても勉強になります。
    (タイトルの意味が納得いきました。)
    この心優しい隣人や、理解ある職場の人たち、親しい友人など、
    いい人たちがたくさんいて、読んでいてもほっこりします。
    私自身、日々の生活でストレスを感じる時、元気を貰える
    気がします。
    こういう作品って、一見ありそうで意外にないかも。
    TVドラマ化されていてタイトルは知っていましたが、原作を
    読んで好きになりました。
    あまりドラマティックな展開にはならないかも?ですが、
    読んでいると、タイトル通り「しあわせ」な気分になります。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    文句なしに面白い!

    ネタバレ レビューを表示する

    タイトルからミステリアスな話を予想したら違いました。
    楽しいRPGのような展開といったらいいか・・・?
    ごく普通の高校生だった真(マコト)くんが、両親が魔王と
    交わした契約により異世界に送られます。
    ところが契約相手の魔王がとんでもない女で、おかげで
    マコトくんは次々と災難に見舞われる羽目に。
    ブタ鼻の王女を助けたり、龍と巨大蜘蛛を倒して従者に
    したり、と、異世界での冒険の旅に出ることになり・・・。
    その世界では、龍と蜘蛛が変身した美女のほか他の種族からも
    敬愛されるようになり、マコトくんは次第に異世界になじんで
    いきます。
    マコトくんの知能と剣道の腕前は、異世界では抜群のレベルで
    (でもこの世界の判定基準では、なんと最低レベルの「1」!)
    次々と難題をクリアしていきます。
    ちなみに「従者」である美女2人は、前代未聞の「レベル120~
    150」。
    コメディ・タッチだったり、アクションもあったりで、また
    この手のジャンルにありがちなエロも下品なシーンもなく、
    絵もきれいで好感度大!です。
    私は原作もアニメも見ていなかったので、先入観なしに入ったのも
    よかったかも。
    ついつい先が気になって、無料分を一気読みしてしまいました。
    これは絶対「買い」です!

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    面白い

    かなり残酷なテーマなのだけど、グロではないし、
    オカルトもスプラッタもなくて読みやすい。
    ミステリー好きなので、原作はすでに読んでいますが、
    コミックスだと絵で説明されているぶん解りやすいし、
    ストーリーを知っていても面白く読めました。
    最近はエロっぽい話や異界転生モノ(それも似かよった)
    ばかりで、いいかげんウンザリして退会しようかと
    思っていたところですが・・・。
    わりと本格推理系?だから、まったくこのジャンルに
    興味のない人には向いてないかもですが、特に難しい
    話ではないので、読んでみても損はないかと・・・。
    もっとこういうジャンルが増えるといいのに。
    私的にはお奨めです。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    最後までハラハラ

    ネタバレ レビューを表示する

    まず絵の美しさ、色彩のセンスはこれまで読んできた
    多くの作品の中でもピカイチ。
    人物もですが、特にドレスと装飾品の華麗さ、貴族の邸宅のインテリア・
    家具調度の豪華さ、随所に飾りとしてあしらわれた花々に至るまで、
    丁寧に描きこまれていて、うっとりします。
    ストーリーは、伯爵の後妻となった下層階級の母の連れ子として
    貴族の仲間入りをしたアリアが、それを嫌悪する義妹ミエールの
    謀略によって「悪女」の汚名を着せられて処刑されるという、比較的
    ありがちな話だと思いました。
    それが、不思議な力を持つ砂時計を手に入れたアリアが過去の世界に
    蘇った時からめまぐるしく展開する状況に、どんどん引きこまれて行きました。
    謎めいた貴公子アースの正体も、アリアとの関わりも気になって・・・。
    アリアが、自分を陥れた者たちへの巧妙かつ容赦ない復讐と、それに
    輪をかけたミエールの卑劣な罠との攻防は、文句なしに読ませます。
    ついにミエールの悪計が暴かれて、「悪女」として処刑されるのですが、
    これはまあ自業自得でしょう。
    アリアとアースも、お互いの愛情を確認して結ばれることになり・・・と、
    「めでたしめでたし」で終わるのかと思いきや、まだひとひねりありまして!
    ・・・結局、最後まで課金して読むことになりそうです。
    (あと数話。)
    かなり長い話ですが、無料分が多いし話が面白いので、退屈はしません。
    お奨めです。
    ※ひとつ気になったのは、アリアがお茶を飲む時、小指をピンと立てること。
    これは日本がでも昔、西洋(と呼ばれていた頃)から紅茶が入ってきた時、
    良家の子女たちが「ハイカラ」な飲み方として好んでしたポーズですが、
    今では不自然で滑稽だと、マナーとしては否定されています。
    もっとも、作者さんは承知の上で描かれたのかも。
    というのも、アリアはもともと平民の出で、正式なマナーを習って
    いないので、幾分自己流のところがあるのかもしれないし。
    などと、細かいことには目をつぶって、どんな結末になるのか
    見届けるつもりです。
    無条件なハッピーエンドになるのかどうかも未知数で、
    すごく気になりますし。

    • 2
  5. 評価:5.000 5.0

    とっても不思議な話

    タイトルを見た時、昔読んだ気がしたのですが、
    内容を憶えていなくて、試し読みをしてみたら
    止まらなくなって・・・。
    とうとう課金して最後まで読んでしまいました。
    そう! このお話でした!
    冷徹な天才医師の生み出したこの世ならざる世界の命、
    神秘の美少女・・・。
    ストーリーとしては『地獄でメスが光る』の系列でしょうか。
    不思議でせつない読後感。
    好きだったのに、なぜかタイトルを忘れていたのでした。
    大ファンだった高階さんの作品が、最近続々と電子化されて
    いて楽しみです♪
    ただ作品の数が膨大なので、できることなら、せめて最初の
    数話だけでも無料分があったらな~、という切実な希望です!
    そうすれば、もっとたくさんの人に読んでもらえて、ファンが
    増えるのに・・・。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    ぉいしそう♪

    ゲームの攻略とレストランのメニューを
    絡めた発想がおもしろい。
    このところ、女同士の陰湿な虐めや陰謀などの
    話ばかりに辟易していたので、久々に楽しく
    読んでいます。
    主人公のフィオレが可愛くて(ぽっちゃり体形も
    きれいな緑の目も)、周囲の男性たちもイケメンぞろい。
    それに何より、フィオレが作る料理の数々がどれも
    おいしそうで食べてみたくなります。
    時には自分で作ろうかという気にもなって・・・。
    例えば、フィオレが街の市場で見つけたロブスターの「ガーリック・
    バター焼き」などは、国内外の一流レストランでも出される
    高級料理ですし、そのわりにシンプルに作れるので、私も
    時々(いい素材が手に入れば、ですが)作ります。
    ストーリーもですが、毎回いろいろな料理が登場して、それを
    ゲームの攻略相手がどう評価するかも興味津々です。
    お話としては、今後どのように展開するのか全く予測が
    つかなくて、先が読めてしまうよりは私には楽しみです。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    素晴らしい!

    ネタバレ レビューを表示する

    まず「上流社会」という設定が好みだし、絵がとにかく美しい。
    特にこういう舞台では、「美しさ」は必須(だと思う)。
    ストーリーは、貧しい育ちの娘が自らの美貌と聡明さ(プラス、もちろん
    並外れた努力で)完璧なレディとして上流社会に自分の地位を獲得していくという、
    まあよくあるお話ですが。
    ただし、それだけではなく、チェーザレの結婚にかかわる命がけの陰謀に加担させ
    られるという条件がついていて・・・。
    お約束の、ライバルたちの卑劣な嫌がらせや罠にどう立ち向かっていくか、
    わくわくします。
    登場人物の名前には中世イタリアに実在した家名や人名が使われているけど、
    これは伏線なのかな?
    チェーザレとルクレチアは私の大好きなボルジア家の兄妹の名だし、ブォナパルテは、
    知らぬ人のいないコルシカ島のナポレオンの家名を思わせるし。
    こういうやり方は、どうしても先入観を持ってしまうから、必ずしも成功するとは
    限らないけど、そこはまあ目をつぶるとして。
    チェーザレは「蕩児」として名をはせているという役どころで、あまり好きキャラでは
    ないのだけれど、それは表向きの顔で裏には何か隠されていそうな気も・・・。
    見た目はたしかに女性にモテそうな美貌だし。
    今のところ、アデル(アデライデ)のことは完全に道具としてしか見ていなくて、
    用済みになったら消してしまうつもりの、とんでもない男のように描かれていますが、
    いずれはアデルの魅力に惹かれて・・・という展開になるのかしら?
    久々に楽しめそうな作品に出合って嬉しい♪

    • 6
  8. 評価:5.000 5.0

    衝撃的!

    ネタバレ レビューを表示する

    タイトルは知っていましたが、レビューの評価が
    非常に高いのに興味が湧いて読んでみました。
    北海道は大好きで、何回かに分けてほとんど訪れていて、
    その点も読みはじめるきっかけになりましたし。
    日露戦争で生き残った、全身に傷跡を持つ兵士「不死身の杉元」
    が死んだ親友との約束を果たすために、伝説の「アイヌの埋蔵金
    (金塊)」を探すという話なのですが、その金の在りかを示す手がかりが、
    網走刑務所から脱獄した8人の囚人の体に彫られた入れ墨というのが、
    まずスゴイ!
    ふとしたことから杉元と行動を共にするアイヌの少女アシリパと「脱獄王」
    と呼ばれた白石、日露戦争時の「第七師団」、それに戊辰戦争で戦死した
    はずの新撰組副長・土方歳三まで絡んで、予測不可能なスケールの大きな
    展開になってきて、ワクワクします。
    アイヌの少女アシリパは13~14歳くらいの可愛い見た目ですが、
    頭が良くて度胸もあり、幼い時から父親に教え込まれた狩りの腕前と
    自然や野生動物の習性にも通じていて、杉元は何度も助けられます。
    それらの(つまりは作者さんの)知識は実際のサバイバル術にも
    役立ちそうで、ストーリーだけでなく、その点でも私にとって非常に
    有意義なものでした。
    アイヌの伝統的な生活も、普通なかなか知り得ないことが詳しく
    描かれていて、すごく参考になりました。
    絶滅したと思われているニホンオオカミの最後の1頭(アシリパに
    なついている)も魅力的です。
    北海道の原野風景も、もちろん今とは違っているでしょうが、
    当時の印象をほうふつさせる絵で、ひきこまれます。
    「絵がうまくない。」
    などというレビューがありましたが、きめ細かく丁寧に描き込まれて
    おり、「うまくない。」という評価は当たらないと思います。
    (もと漫画家志望だった私の感想として。)
    現在100話を過ぎたところまで読み進めていますが、これから
    どのような展開になるのか、目が放せません。
    大長編になるようですが、最後まで読み続けたいです。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    意外な展開!

    ネタバレ レビューを表示する

    はじめは、有能なメイドが我儘な皇后陛下の無理難題を
    持ち前の機知と聡明さで次々とクリアして、陛下の信頼を
    勝ち得て昇りつめ、イケメン皇太子と結ばれて・・・という、
    よくある恋愛パターンかと思いました。
    まあ、絵は美しいし、ロールプレイイング・ゲームのノリで、
    なんとなく気乗りしないままに読んでいたのですが。
    じつはそんな単純な展開ではなくて、メイドのパレサの正体も
    謎めいているし、皇太子は前皇后の息子で皇后陛下とは義理の
    仲で、ビミョーな関係。
    しかも、単なる美貌のチャラ男ではなく一筋縄ではいかない
    洞察力の持ち主で、パレサがただのメイドではないと見破って、
    部下に素性を探らせ、身辺を見張らせます。
    このあたりから俄然おもしろくなって、ワクワクしながら
    読み進めています。
    先が読めないのも、いいですね♪
    毎回、続きが気になります。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    好みの世界観(”あやかし”好き♪)

    『金瓶梅』の作者さんの作品という
    ことで興味を持って読みはじめました。
    『壺中天』の故事は知っていましたが、
    このお話の舞台は、昔の日本ですね。
    短編集で、ひとつひとつのお話が短いながら、
    よくまとまっていて読ませます。
    『日本霊異記』のような世界ですが、
    妖(あやかし)が出てきても、それほど不気味ではなく、
    読後感も余韻があって好きですね。
    まだ2話目ですが、わりと少ないポイントで読めるし、
    1冊もそう分量がなさそうなので、全部読了するつもり
    です。
    1話ずつ楽しんで読めそうで、こういう形式も
    いいな♪

    • 0

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています