kilalaさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全115件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    予測不能

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    一見したところ、表紙の女の子の可愛い表情に騙されて、
    (でも、よく見たら、これも実はかなりエグイ!)
    作品紹介の不穏な文章(と、不気味なタイトル)
    とのギャップに驚いて開いてみたら・・・うわぁ!
    ホラーというか、ジャンルは決めにくいのだけど、
    ともかくゾクゾクしてくる。
    目に見える怖さじゃなく、何かこう、心理的に直接
    突き刺さってくるような(うまく言えませんが)。

    女子高生鹿ノ子の兄・騎一郎は、年の離れた妹を
    とても可愛がってくれていたのですが、若くして
    病死します。
    その兄を看病して看取ってくれた”恋人”聖を、
    彼らが住んでいた家に訪ねた鹿ノ子。
    初めて会った聖は、もの静かで優しい印象でしたが、
    そこで鹿ノ子は、聖の背後に憑いている黒い影に気づきます。
    それは、鹿ノ子を追い払おうとしているように見えて、
    鹿ノ子は直感的に、その影を兄の亡霊だと思うのですが・・・。
    それにしては、影は聖を殺そうとしたりという不可解な行動を
    とり、鹿ノ子を戸惑わせます。
    聖を守ろうとした鹿の子の前には、次々と謎が立ちはだかり・・・。
    騎一郎の元恋人だったという女性・南が登場し、鹿ノ子は彼女と
    ともに騎一郎と聖にかかわる秘密を解き明かそうとします。
    これまで聖とかかわった人々と知り合ううちに、それぞれの
    証言で浮かび上がる聖の正体は、矛盾に満ちていて、さらに
    生前の騎一郎や鹿ノ子の両親に関する秘密も加わって、
    今後の展開の予測がつきません。
    続きが気になって、どんどんハマりそう。 ヤバい!

    • 1
  2. 評価:2.000 2.0

    え~と・・・

    ヒロインも相手の男性も「美男美女」という
    設定のようですが、これって、美しいの?
    きれいなのはドレスだけで、人物の顔はみんな
    垂れ目で美しいとは思えない。
    特にギャグ調の絵はひどくて、ぜったいに好きには
    なれないな~。
    設定はまあ悪くはないけれど、肝心の2人に魅力を
    感じないから、感情移入はできない。
    ヒロインのエンリカに比べれば、侍女のサラの方が
    まだましかな。
    魔法が使えるらしいし、ちょっと興味がある
    人物設定。
    まだ無料分を読みはじめたばかりで、これからの
    展開で少しは面白くなるかもだけど、それまで
    忍耐力が続くかどうか・・・?
    もう少しだけ我慢してみますか。
    このままでは課金までは行かない気がしますが。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    ド迫力!

    凄い!!
    ゲーム系の話のようだけど、画面のスピード感や迫力が
    ハンパなくて、まるで映画を見ているような臨場感!
    絵がきれいで緻密に描かれているし、カラーが生きている。
    読みはじめた当初は、「ありがちかなストーリーかな。」
    と思ったけど、ヒロトの覚醒後のアクションから
    目を離せなくなりました。
    主人公のヒロトをはじめ、少女たちも魅力的だし、
    悪役キャラもそれぞれ個性的で、見ていて引きこまれます。
    最低ランクだったヒロトがどんどんレベルアップして、
    次々襲ってくるモンスターをひとりで討伐し、嫌がらせを
    してくる(どころか命まで狙ってくる)上級生たちを
    あっさり片づけた時には、スカッとしました。
    これからどんな危険に遭遇し、それをどうクリアしていくのか、
    ハラハラどきどき。
    自分もゲームに参加しているような感覚を覚えます。
    これはぜったい課金してしまいそう。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    初瀬さん、カッコいい💛

    私も長いこと会社勤めをしていたから、
    こういう社内の雰囲気、すご~くよく解る!
    私の頃は「セクハラ」という概念さえなくて、
    男性社員は上司もヒラも、女子社員に対して
    言いたい放題で・・・!
    それを笑って受け流すくらいできないと、
    毎日を生き抜いていけないくらい。
    女性社員もこんな生易しいものじゃなくて、
    気に入らない同僚には、容赦なくイジメて
    くるという凄まじい世界でした。
    でも、うわべは親切そうに接してきて、裏では
    平気でこき下ろすというのも陰湿で嫌ね~!
    その点、初瀬さんは自分の主張をしっかり持って
    いてブレないのがいい。
    人の目を気にせずに着たいものを着て、理不尽に
    仕事を押し付けられそうになってもきっぱり断る。
    人に迷惑をかけるのでなければ、どんな生き方を
    しようと「大きなお世話」ということで。
    特に優しくはないけど、弱い者イジメはしないし、
    逆にさりげなくフォローしてくれたり・・・。
    まあ、現実はそう正論どおりには行かなくて、
    主人公?の智子さんのように、心ならずも周囲に
    合わせるようになってしまうのだけどね。
    特に日本の「同調圧力」はすごいから。
    初瀬さんみたいな言動は、やはりそれなりのキャリアと
    『年の功」があって初めて通用するのだろうな~、と
    思いますが。
    それだけに、「よく言ってくれました!」
    と拍手喝采してしまう。
    だけどこういう人って、今の男社会では正当に評価
    されないのよね~!  (>_<)
    じつは初瀬さんも、陰ではいろいろと悩みがあるようだし。
    ドラマチックな展開がある感じではないけれど、
    なんか続きが気になって、課金しちゃうかも・・・。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    面白~い♪

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    最近の女性向けと称する話が、みんな似たような
    感じで、いささか食傷気味だったこともあり、
    違った世界を味わいたくて手に取りました。
    うん、やっぱり予測ははずれてなかった。

    もともと内気な性格(コミュ障なのかな?)の上、「付与術師」という
    地味な役割りのせいで、力量が目立たず所属パーティーの仲間に
    バカにされていたヴィム。
    だいたい無能扱いされていたのは、リーダーや同僚の見る目がない
    わけで。
    それが、たまたま強力な怪獣をひとりで倒したため、プライドを傷つけられた
    リーダーのヤッカミでクビになってしまう。
    幼なじみのハイデマリーだけがヴィムの才能を見抜いており、
    しかもヴィムに好意を持っているらしい。
    ゲームっぽい世界だけど、ヴィムの素直なキャラが好き。
    やたら自己肯定感が低いのがイラつくけど、ハイデマリーの属する
    最上級のパーティー「夜蜻蛉」に誘われ、そこで理解ある仲間たち
    に囲まれて、自分でも気づいていなかった能力を
    開花させていく。
    その過程が読ませる。
    ヴィムの見た目はアレだけど(笑)それもまたキャラに合っているかな。
    周囲の女性たちは、わりと美的。
    ここまで読んだ限りでは、ストーリーは特に目新しくはないけれど、
    これから何か展開があるかしら?
    読んでいて楽しいのが気に入って、もうしばらく付き合いたいと思います。
    価格のわりに、分量が少ないのが難だけど。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    意外にも・・・

    ネタバレ レビューを表示する

    「変なタイトル」と思いながら、お試しのつもりで
    手に取りました。
    両親が2人姉妹の一方を溺愛して他方を虐待するという
    ステレオ・タイプの始まりで失望したものの、
    無料ぶんだけ読もうと・・・。
    それがじつは日本神話と異世界モノの融合といった感じで、
    好きなジャンルだと判明し、嬉しい誤算。
    女神コノハナサクヤヒメ(木花咲耶姫)の力を受け継いだ
    美しい妹の咲子が富豪の青年に嫁ぐことになった反面、
    イワナガヒメ(石長姫)の力を受け継いだとされる姉の岩子は、
    全身を岩に覆われた醜い姿のため、恐ろしい噂のある謎の軍人、
    黒峰白蘭に嫁がされます。
    このへんも、やはりステレオ・タイプなのだな~!
    美しさは、すべてに優先する資質なの!?
    それに、私の好きなコノハナサクヤヒメ(木花咲耶姫)を
    こんな憎たらしいキャラにしてしまって・・・! (怒)
    ところが、実は岩子の婚姻相手の白蘭は、噂とは全く違って、
    不幸な宿命を背負った美青年でした。
    ・・・絵はきれいで、岩子も岩に覆われた肌を除けば、皆に
    忌み嫌われるほど醜くはなく、その証拠に小鳥をはじめ小動物
    たちは岩子を怖れることもなく懐いてきます。
    祖先の呪われた血のために、遠からず死ぬ定めの白蘭の
    「神の子と交われば呪いが解ける。」という
    言い伝えを頼みに、岩子は彼を救おうと決心するのです。
    ・・・と、この先は有料ということになるのですが、
    う~ん、続きが気になってしまう!
    これは課金する流れになりそうな・・・。

    • 0
  7. 評価:2.000 2.0

    ??マーク満載の発端

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    堅実な生活をしていた莉央が婚約者ダイキと住むために買ったマンション。
    その引っ越し当日、新居にはダイキの浮気相手の女が。
    しかもその女は莉央の職場の後輩の宇喜田で、莉央は引っ越し荷物とともに
    追い出されてしまう。
    まずこの設定が荒唐無稽で、なぜ自分がローンを組んで購入したマンションを
    乗っ取られて泣き寝入り!?
    本来ならダイキを婚約不履行とマンション購入と引っ越しにかかわる費用で
    こうむった損害、浮気相手の女には慰謝料の請求ができるはずで・・・。
    借りていた住まいは引き払っていて、文字通り路頭に迷った莉央だが、そこに
    降って涌いた相続話。
    長く音信不通だった祖母の黒峰女史が亡くなり、莉生が相続する"遺産”の一部と
    称する年下男の柊真が現れる。
    彼は自分と契約結婚をしようと持ちかけるが、それはあくまで世間に
    対する見せかけで、実際はお互いの生活は自由で期間は一年。
    えええ~~っ!?
    何、何、このぶっ飛んだ設定は??
    いくらなんでも、あり得ないでしょ?
    そこにダイキの浮気相手の宇喜田が「私は先輩の味方です。」
    などと、しら~っとすり寄ってきて。
    莉生も莉生で、
    「この人、意外といい人かも。」なんて、簡単に気を許してしまうし。
    しかも、正体不明だった柊真が実はアイドル・グループの一員だったとか。
    ともかく、何もかもハチャメチャな設定で、ついていけない。
    まあ、おとぎ話としては面白いかもだけど、現実味はゼロ!
    莉生も、純真でいい子といえば聞こえがいいけど、実際、単なるお人良しで、
    悪く言えばAHOかと・・・ www
    まったく感情移入できないキャラばかりで、無料分だけでもうたくさんという
    感じ。

    • 0
  8. 評価:2.000 2.0

    う~ん・・・

    ヒロインのリーシャが、いまいち(性格的に)可愛くない。
    伯爵家の正当な令嬢なのに、言動が品位に欠けるし。
    伯爵の正妻であるお母様が亡くなり、父伯爵が妾とその娘を
    連れ込んで、継子のリーシャは虐待されます。
    そこに降って涌いた求婚者が、リンドベルド公爵。
    実は公爵は、興味のない相手との結婚を押し付けられるの
    を避けるために、世間向けに形だけの結婚という既成事実を
    作ってしまおうと目論んでいたのでした。
    それにピッタリの条件を備えた相手がリーシャだったわけで・・・。
    今の悲惨な境遇から抜け出したいリーシャにとっても、
    この申し出は魅力的なわけですが、結婚そのものには興味が
    ない彼女は、タイトルにある「三食昼寝付き・・・」という
    条件を提示します。
    そもそも、この言い回しが下品。
    貴族令嬢がこんな「はしたない」言葉をそのまま口にするなんて!
    口のききかたも、形だけとはいえ夫である公爵様に対して
    けっこうタメグチだし、敬意が感じられない。
    (作者さんが敬語の使い方を知らないのか??)
    絵は一応きれいだけど、ギャグ場面の描き方とのギャップが
    ありすぎ。
    手抜きなのか、それとも意図して崩してるの!?
    それに、いくらお互いの利害が一致した結果の結婚
    だとはいえ、これまでの実家での下女扱いの
    暮らしから救ってくれた相手に、感謝の気持ちも
    なさそうだし。
    (まあ、本人は対等な取引のつもりなのでしょうが。)
    話の構成によっては、もっと魅力的な作品になりそうなのに、
    これでは何だかなあ~!
    今後2人の関係をロマンスに発展させたいのでしょうが、
    このままでは(私にとっては)ワクワクの対象でもない。
    発端はちょっと面白いかと思ったけど、期待外れかな。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    予想外の・・・!

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    タイトルから想像される内容と全く違ったストーリー
    展開で、(いい意味で)裏切られました。
    9歳にして政略結婚でアルノー伯爵家に嫁がされた
    貴族令嬢のビアンカ。
    相手のアルノー伯爵ザカリーはずっと年上で、子供
    のころから家庭の愛情に恵まれずに育ったという男性。
    身近に母や姉妹といった女性の存在もなかったため、
    幼い妻にどう接していいか困惑していました。
    その上、自身は軍人という身分から常に戦場に出ていて、
    領地に帰ることは稀。
    その埋め合わせのように、伯爵はビアンカの望むことは
    なんでもさせるようにと臣下たちに命じたのです。
    名ばかりの妻として遠い異国にただ一人残されたビアンカ。
    本来ならまだ家族の庇護のもとに、自由な子供時代を送って
    いるはずの年ごろなのに、ここでは侍女も教育係の女性もいず、
    頼れるのは、嫁入りの時から付き従って来た乳母だけ。
    寂しさのあまり、裕福な実家での生活そのままに贅沢な生活を
    続けます。
    この乳母がまた、お嬢様には忠実ながら、婚家の伯爵家を格下
    と見下し、ビアンカの浪費や子供らしい我儘を諭しもせず逆に
    増長させてしまいます。
    そのためビアンカはアルノー伯爵家の人々からの反感をかって、
    「悪女」のレッテルを貼られて孤立することになってしまうのです。
    夫のザカリーはあいかわらずの戦場暮らしで、夫婦としての生活は
    おろか、ろくに顔を合わせることもないまま年月が経っていきます。
    そして突然の夫の戦死。
    当然ながら後継ぎの子をなすこともできなかったビアンカは、
    夫の身内によって容赦なく城を追われてしまいます。
    返還されるはずの莫大な持参金も理不尽にも没収され、たった一人の
    味方だった乳母もすでに世を去っていて、ひとりぼっちの最期を
    迎えたビアンカ。
    このあたりはあまりにも可哀そうで・・・。
    ただ、その時ビアンカは奇跡的に18歳の時の姿で蘇ることに。
    後継者である子供を産めなかった妻の運命を痛感した彼女は、
    二度とその悲惨な人生を繰り返すまいと誓って、「夫」に
    ある提案をします。
    実際に面白くなるのはこの二度目のビアンカの
    生き方で、それまでは正直「いつやめようか。」と
    思っていました。www
    私の感想としては、我慢して読んで良かった、かな。
    まだストーリー展開にじれったさは多々あるものの、
    もう少し読んでみてもいいかと思ってます。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    壮大なスケール

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    昔、広大な中国大陸で、多くの国が群雄割拠して戦っていた頃、
    都から遠く離れた寒村に生まれ育った2人の少年、信と政。
    2人は、いつか都に登って自らの手で天下をとるという大いなる志を
    持って、共に武芸の腕を磨いていました。
    ふとしたことで運命の岐路に立った2人は、それぞれ別の道を行くことに
    なりますが、ストーリーは主に信の側から描かれています。
    (後にその道は交わることになるのですが。)
    身体は小さいながら、こどもの頃から鍛錬した腕と実戦に遭遇した時の
    勝負勘、敏捷性、度胸の良さ・・・と、才気煥発な活躍によって、
    戦乱の中にあってたちまち頭角を現わしていく信。
    周りの武将たちも、敵味方ともそれぞれ個性的で、彼らが信とどのように
    かかわっていくか、はらはらドキドキしながら読んでいます。
    1話ずつが短いので、流れがよく読めなくてもどかしい思いがしますが。
    いずれは秦が中国を統一して、始皇帝の誕生となるのかな、と、
    予想しているのだけど。
    まだまだ前途遼遠で、紆余曲折の連続になるのでしょうね。
    もう少しまとめて(せめて一度に3話くらい)読めたら、もっと
    読み応えがあるのに・・・と、毎回物足りない気分ですが。
    これまでにないスケールの大きさに圧倒されます。

    • 0

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています