kilalaさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全107件
  1. 評価:4.000 4.0

    NEW
    予想外の・・・!

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    タイトルから想像される内容と全く違ったストーリー
    展開で、(いい意味で)裏切られました。
    9歳にして政略結婚でアルノー伯爵家に嫁がされた
    貴族令嬢のビアンカ。
    相手のアルノー伯爵ザカリーはずっと年上で、子供
    のころから家庭の愛情に恵まれずに育ったという男性。
    身近に母や姉妹といった女性の存在もなかったため、
    幼い妻にどう接していいか困惑していました。
    その上、自身は軍人という身分から常に戦場に出ていて、
    領地に帰ることは稀。
    その埋め合わせのように、伯爵はビアンカの望むことは
    なんでもさせるようにと臣下たちに命じたのです。
    名ばかりの妻として遠い異国にただ一人残されたビアンカ。
    本来ならまだ家族の庇護のもとに、自由な子供時代を送って
    いるはずの年ごろなのに、ここでは侍女も教育係の女性もいず、
    頼れるのは、嫁入りの時から付き従って来た乳母だけ。
    寂しさのあまり、裕福な実家での生活そのままに贅沢な生活を
    続けます。
    この乳母がまた、お嬢様には忠実ながら、婚家の伯爵家を格下
    と見下し、ビアンカの浪費や子供らしい我儘を諭しもせず逆に
    増長させてしまいます。
    そのためビアンカはアルノー伯爵家の人々からの反感をかって、
    「悪女」のレッテルを貼られて孤立することになってしまうのです。
    夫のザカリーはあいかわらずの戦場暮らしで、夫婦としての生活は
    おろか、ろくに顔を合わせることもないまま年月が経っていきます。
    そして突然の夫の戦死。
    当然ながら後継ぎの子をなすこともできなかったビアンカは、
    夫の身内によって容赦なく城を追われてしまいます。
    返還されるはずの莫大な持参金も理不尽にも没収され、たった一人の
    味方だった乳母もすでに世を去っていて、ひとりぼっちの最期を
    迎えたビアンカ。
    このあたりはあまりにも可哀そうで・・・。
    ただ、その時ビアンカは奇跡的に18歳の時の姿で蘇ることに。
    後継者である子供を産めなかった妻の運命を痛感した彼女は、
    二度とその悲惨な人生を繰り返すまいと誓って、「夫」に
    ある提案をします。
    実際に面白くなるのはこの二度目のビアンカの
    生き方で、それまでは正直「いつやめようか。」と
    思っていました。www
    私の感想としては、我慢して読んで良かった、かな。
    まだストーリー展開にじれったさは多々あるものの、
    もう少し読んでみてもいいかと思ってます。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    壮大なスケール

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    昔、広大な中国大陸で、多くの国が群雄割拠して戦っていた頃、
    都から遠く離れた寒村に生まれ育った2人の少年、信と政。
    2人は、いつか都に登って自らの手で天下をとるという大いなる志を
    持って、共に武芸の腕を磨いていました。
    ふとしたことで運命の岐路に立った2人は、それぞれ別の道を行くことに
    なりますが、ストーリーは主に信の側から描かれています。
    (後にその道は交わることになるのですが。)
    身体は小さいながら、こどもの頃から鍛錬した腕と実戦に遭遇した時の
    勝負勘、敏捷性、度胸の良さ・・・と、才気煥発な活躍によって、
    戦乱の中にあってたちまち頭角を現わしていく信。
    周りの武将たちも、敵味方ともそれぞれ個性的で、彼らが信とどのように
    かかわっていくか、はらはらドキドキしながら読んでいます。
    1話ずつが短いので、流れがよく読めなくてもどかしい思いがしますが。
    いずれは秦が中国を統一して、始皇帝の誕生となるのかな、と、
    予想しているのだけど。
    まだまだ前途遼遠で、紆余曲折の連続になるのでしょうね。
    もう少しまとめて(せめて一度に3話くらい)読めたら、もっと
    読み応えがあるのに・・・と、毎回物足りない気分ですが。
    これまでにないスケールの大きさに圧倒されます。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    ちょっとひねった憑依モノ?

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    まず絵がきれい。
    ギャグっぽく変な崩し方をしないし、主人公のルカが
    美少年で、叔母に当たる(本当の叔母ではないけれど)
    ユディットさんもハンサム。
    (この場合の「ハンサム」というのは、美しいだけでなく、
    「颯爽として、カッコいい♪」という意味も含みます。)
    ユディットは、ひょんなことから愛読していた本の中の登場人物に
    憑依するのですが、まさかのルカを虐める悪役の叔母!
    でも、面倒なことに巻き込まれるのを避けようと、ルカの叔父が
    迎えに来るまでという考えからルカの世話をすることにします。
    はじめは自分のためにうまく立ち回るつもりでしたが、カギとなる
    ルカが見た目が可愛いだけでなく、年の割に頭が良くて演技力も
    ある。
    引き取りにきた叔父の前で、ユディットを「お母さん」と
    呼び、別れたくないと泣いてすがります。
    まだ幼いルカと母を引き離すわけにはいかないと、
    ユディットは行きがかり上、ルカと一緒に北の国ウィンターバルトに
    行くことになってしまうのです。
    ルカを叔父さんに引き渡してしまえば、自分の仕事は終わりで自由
    の身になると思っていたユディットにとっては大誤算ですが、
    このユディットさん、さっぱりした性格なのに意外に人がいいという
    か・・・。
    それと金銭や虚栄心、名誉欲というものが皆無で、ドレスや宝石に
    興味を示さないのが珍しい。
    そういうところも、すごく気に入りました。
    ルカの叔父さんもユディットに惹かれているようですが、これがまた
    なんというか不器用で、女性の扱い方をまるで解っていない
    のが逆に新鮮で楽しい www
    ストーリー的にはドロドロした展開になりそうなのに、
    いまのところコメディともいえそうなやりとりで、深刻さはまったく
    ありません。
    まだ無料分を読んでいるところですが、先がどうなるのか、気になります。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    行ってみたい!

    ごく普通の居酒屋の話かと思ったら・・・
    舞台は異世界なのね。
    それだけで、こんなにエキゾチックで
    魅力的なメニューに感じられるなんて!
    「トリアエズビール」(冷えたジョッキ)に
    「オトーシ」という枝豆や煮物とか。
    日本では珍しくない居酒屋メニューが、
    タイショーの丁寧かつ手際のいい調理法と
    新鮮な素材、そして店の看板娘しのぶちゃんの
    可愛さと行き届いた接客で、訪れるお客さんを
    笑顔にしてしまう!
    実際、私も読みながら、
    「この店、行きたい!
    トリアエズビール飲みたい!
    おでんも筑前煮も豚汁も食べたい!」
    と叫んでしまったわ。
    まあ、さすがに声に出したりはしないけど。(笑)
    ついつい、次はどんなメニューかなと、わくわくして読み進めて
    しまう。
    純粋に明るくて、食の楽しさを味わえる感じ。
    まだ初めの方なので、これから先、もっとシリアスに
    なるのかどうかは判らないけれど。
    私個人としては、このまま「ほんわかムード」で、
    おいしさを味わっていたいなぁ💛

    • 0
  5. 評価:2.000 2.0

    『嵐が丘』!? とんでもない!

    似てるのは、名前と一部の境遇だけでしょ?
    一緒にしないでほしい。
    エミリー・ブロンテ女史の原作は傑作だし、
    好きだけど・・・これは全然べつの話だと思って
    読みました。
    絵については、他のレビュワーがこっぴどく
    こき下ろしているほどにはひどくないと思いますが。
    (もっとひどいのも少なからずあるし。ww)
    ただ、クエストで読みはじめたものの、すごく
    退屈したのはたしか。
    登場人物に魅力がないし、ストーリー展開にも
    無理があって感情移入できない。
    無料分の途中だけど、このへんでドロップアウトかな~。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    わぁ~い💛

    かろりさん、青井くんと晴れてステディな関係に
    なって(まあ、すでに気持ちはお互い充分通じ合って
    いたけど)ハッピーエンドで一件落着かと思っていたら
    ・・・まさかのSeason2!
    また続きが読めるなんて、幸せ!
    思慮深くて優しいかろりさんも、誠実で思いやりのある
    青井くんも大好きだから、ふたりに再会できて、
    とっても嬉しい!!です。
    ただ、ある程度お話が進んだところで、続きまでの
    インターバルが長いので、いつも待ちどおしい思いを
    しています。
    作者さんが丁寧に描かれているからとは理解していますが。
    それと、せめて無料分がもう少しあるといいなあ。
    1回の料金が安くはないので、無職の読者(👉私)には、
    ちとツライのですぅ。
    でも、また楽しみができたので、せっせと愛読させて
    いただきま~~す♪

    • 26
  7. 評価:3.000 3.0

    ありえない設定

    他の方たちのレビューにもあるように、
    タイトルは単に興味を引くために無理やりこじつけた
    感じ。
    (だけど、まったく成功していない。
    ダサい。)
    それと、公爵家が格下の貴族を嫁にするのはありかもですが、
    その際でも、いやそれだからこそ、公爵家としてふさわしい
    正式な結婚申し込みの作法があるでしょうが。
    相手の家の当主ににちゃんと使者を送って、礼儀にかなった申し入れを
    するものではありませんか?
    当然、輿入れに必要な準備のための相応の持参金と、迎えの馬車に
    専属の召使いくらいは用意するのが貴族社会の通例では?
    それを、まるで猫の子をもらうように・・・というのが言い過ぎ
    だとしても、使用人を召し抱えるような扱いで、着の身着のままで
    (しかも供も連れずに!?)婚家を訪問するなんて・・・。
    イリアの父親も、いくら貧乏貴族でもこんな扱いを受けたら、普通は
    すごい侮辱と考えるはずですが。
    まあ、この父親は娘が玉の輿に乗ったのを単純に喜ぶような性格
    だけど、一応は貴族の端くれに位置している身として、ある程度の
    見られるドレスを着せて、侍女のひとりもつけて送り出すものでしょ。
    とっても不自然。
    ストーリーはそれほど悪くはないと思うけど、あまりに貴族社会の
    雰囲気がなさ過ぎて、興味を感じる以前に、
    「やれやれ。」
    という気分です。
    無料分だけ読んだら、もういいかな。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    素敵です💛

    ネタバレ レビューを表示する

    聡明で仕事ができて美人なのに笑うことがない女性・椿。
    幼い頃、自分と父を捨てて出て行ったと思っていた
    母には、重大な秘密があって・・・。
    じつは母は大富豪のひとり娘で、押し付けられた政略結婚から
    逃げる時に救ってくれ男性と結ばれて、生まれたのが
    椿でした。
    実家に見つかって連れ戻されるのを恐れてひっそり
    暮らしていたのですが、ある日実家の召使いに発見され、
    椿を守るために事情を明かさずに姿を消したのでした。
    それでも椿のことが気になる母の百合子さんは、その後
    養子になった斗真に、ひそかに椿を見守ってくれるように
    頼み、ある使命を托します。
    ストーリー展開にも引きこまれるし、椿さんも斗真くんも
    魅力的。
    病に倒れた椿の父に、百合子さんんが会いに来て、2人が
    今でも想いあっていることが判るシーンは感動的で
    泣けました。
    母には他に、あと2人の養子がいて(いずれも美形)、
    それぞれ家の事業を受け継ぐ後継者候補のようなのですが、
    この3人が椿さんとどのように絡んでくるのか、とても
    楽しみです。
    読みはじめてから、『すみかスミレ』と同じ作者さんだと
    気づきました。
    (あの作品も大好きで、一気読みしました。)
    これからの続きが楽しみです♪

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    久々に・・・

    うん! 昔(いつのことよ?)流行りましたね、バレエ漫画。
    最近とんと見かけなくなったと思っていたら、久しぶりにこのジャンルの
    ものが登場して嬉しい♪
    昔のバレエ漫画は、ただただコスチュームがきれいで、それ以外は
    バレエの世界でなくても成り立つようなお話が多かった気がしますが、
    この作品は、いわゆるクラシック・バレエの王道的な演目が
    ほとんど網羅されていて、またレッスン風景もわりとリアルで、「パ(ステップ)」
    の種類や「アラベスク」「アティチュード」をはじめ、基本的なポーズが
    解りやすい解説とともに出てきて、楽しい。
    私は自分では踊らないけれど、身内にバレエを習っている子がいて、
    よくレッスンを見学していたし、プロのバレエ団の公演もかなり見ていた(いる)
    ので、親近感が湧きます。
    (今は特に、熊川哲也氏の「Kバレエ・カンパニー」がお気に入りです。)
    他の方のレビューでは、「筋肉の描き方がどうの」という指摘がけっこうありましたが、
    この作品では主人公が小学生と設定だし(まあ確かに、ちょっと体形が薄っぺらな
    感じですが)それよりも登場人物の奏(かなで)ちゃんや祥子ちゃん、さくらちゃんたち
    のバレエに向き合うひたむきさや、それを取り巻く周囲のオトナたちの思惑とか、ストーリー
    展開のほうに興味が行っていて、
    「え?そこまで辛辣に批判するの!?」と、
    驚いたくらいです。
    現在、無料分を読み終わったところですが、この(バレエの)世界の
    お話は好きなので、この子たちの成長を応援しつつ見守りたいと
    思います。
    そして久しぶりにまたバレエの公演を見に行きたくなりました。
    私自身は、『海賊』とか『ドン・キホーテ』みたいなダイナミックな踊りや、
    『くるみ割り人形』のような可愛らしい作品が好き♪
    同じ演目でも、奏ちゃんや祥子ちゃんの個性を生かした表現を
    見るのが楽しみです。

    • 0
  10. 評価:3.000 3.0

    グロい・・・

    ジャンルとしては、もともと背徳的なのも近親相愛も好きなほうだし、
    悪魔の話も大好き。
    絵も上手いし、構図もきれい。
    それなのに、なぜか気持ちの悪さだけが残ってしまう。
    登場人物の感情のぶれと矛盾した行為がしっくりこなくて、
    感情移入できない。
    ストーリーが時系列に沿っていないこともあり、時々混乱して
    しまう。
    なんとなく読み続けてきたけど、バイオレンス・シーンの
    連続で、疲れる。
    精神衛生上よくないから、そろそろ止めようかなぁ~。

    • 1

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