kilalaさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全106件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    壮大なスケール

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    昔、広大な中国大陸で、多くの国が群雄割拠して戦っていた頃、
    都から遠く離れた寒村に生まれ育った2人の少年、信と政。
    2人は、いつか都に登って自らの手で天下をとるという大いなる志を
    持って、共に武芸の腕を磨いていました。
    ふとしたことで運命の岐路に立った2人は、それぞれ別の道を行くことに
    なりますが、ストーリーは主に信の側から描かれています。
    (後にその道は交わることになるのですが。)
    身体は小さいながら、こどもの頃から鍛錬した腕と実戦に遭遇した時の
    勝負勘、敏捷性、度胸の良さ・・・と、才気煥発な活躍によって、
    戦乱の中にあってたちまち頭角を現わしていく信。
    周りの武将たちも、敵味方ともそれぞれ個性的で、彼らが信とどのように
    かかわっていくか、はらはらドキドキしながら読んでいます。
    1話ずつが短いので、流れがよく読めなくてもどかしい思いがしますが。
    いずれは秦が中国を統一して、始皇帝の誕生となるのかな、と、
    予想しているのだけど。
    まだまだ前途遼遠で、紆余曲折の連続になるのでしょうね。
    もう少しまとめて(せめて一度に3話くらい)読めたら、もっと
    読み応えがあるのに・・・と、毎回物足りない気分ですが。
    これまでにないスケールの大きさに圧倒されます。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    ちょっとひねった憑依モノ?

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    まず絵がきれい。
    ギャグっぽく変な崩し方をしないし、主人公のルカが
    美少年で、叔母に当たる(本当の叔母ではないけれど)
    ユディットさんもハンサム。
    (この場合の「ハンサム」というのは、美しいだけでなく、
    「颯爽として、カッコいい♪」という意味も含みます。)
    ユディットは、ひょんなことから愛読していた本の中の登場人物に
    憑依するのですが、まさかのルカを虐める悪役の叔母!
    でも、面倒なことに巻き込まれるのを避けようと、ルカの叔父が
    迎えに来るまでという考えからルカの世話をすることにします。
    はじめは自分のためにうまく立ち回るつもりでしたが、カギとなる
    ルカが見た目が可愛いだけでなく、年の割に頭が良くて演技力も
    ある。
    引き取りにきた叔父の前で、ユディットを「お母さん」と
    呼び、別れたくないと泣いてすがります。
    まだ幼いルカと母を引き離すわけにはいかないと、
    ユディットは行きがかり上、ルカと一緒に北の国ウィンターバルトに
    行くことになってしまうのです。
    ルカを叔父さんに引き渡してしまえば、自分の仕事は終わりで自由
    の身になると思っていたユディットにとっては大誤算ですが、
    このユディットさん、さっぱりした性格なのに意外に人がいいという
    か・・・。
    それと金銭や虚栄心、名誉欲というものが皆無で、ドレスや宝石に
    興味を示さないのが珍しい。
    そういうところも、すごく気に入りました。
    ルカの叔父さんもユディットに惹かれているようですが、これがまた
    なんというか不器用で、女性の扱い方をまるで解っていない
    のが逆に新鮮で楽しい www
    ストーリー的にはドロドロした展開になりそうなのに、
    いまのところコメディともいえそうなやりとりで、深刻さはまったく
    ありません。
    まだ無料分を読んでいるところですが、先がどうなるのか、気になります。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    行ってみたい!

    ごく普通の居酒屋の話かと思ったら・・・
    舞台は異世界なのね。
    それだけで、こんなにエキゾチックで
    魅力的なメニューに感じられるなんて!
    「トリアエズビール」(冷えたジョッキ)に
    「オトーシ」という枝豆や煮物とか。
    日本では珍しくない居酒屋メニューが、
    タイショーの丁寧かつ手際のいい調理法と
    新鮮な素材、そして店の看板娘しのぶちゃんの
    可愛さと行き届いた接客で、訪れるお客さんを
    笑顔にしてしまう!
    実際、私も読みながら、
    「この店、行きたい!
    トリアエズビール飲みたい!
    おでんも筑前煮も豚汁も食べたい!」
    と叫んでしまったわ。
    まあ、さすがに声に出したりはしないけど。(笑)
    ついつい、次はどんなメニューかなと、わくわくして読み進めて
    しまう。
    純粋に明るくて、食の楽しさを味わえる感じ。
    まだ初めの方なので、これから先、もっとシリアスに
    なるのかどうかは判らないけれど。
    私個人としては、このまま「ほんわかムード」で、
    おいしさを味わっていたいなぁ💛

    • 0
  4. 評価:2.000 2.0

    『嵐が丘』!? とんでもない!

    似てるのは、名前と一部の境遇だけでしょ?
    一緒にしないでほしい。
    エミリー・ブロンテ女史の原作は傑作だし、
    好きだけど・・・これは全然べつの話だと思って
    読みました。
    絵については、他のレビュワーがこっぴどく
    こき下ろしているほどにはひどくないと思いますが。
    (もっとひどいのも少なからずあるし。ww)
    ただ、クエストで読みはじめたものの、すごく
    退屈したのはたしか。
    登場人物に魅力がないし、ストーリー展開にも
    無理があって感情移入できない。
    無料分の途中だけど、このへんでドロップアウトかな~。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    わぁ~い💛

    かろりさん、青井くんと晴れてステディな関係に
    なって(まあ、すでに気持ちはお互い充分通じ合って
    いたけど)ハッピーエンドで一件落着かと思っていたら
    ・・・まさかのSeason2!
    また続きが読めるなんて、幸せ!
    思慮深くて優しいかろりさんも、誠実で思いやりのある
    青井くんも大好きだから、ふたりに再会できて、
    とっても嬉しい!!です。
    ただ、ある程度お話が進んだところで、続きまでの
    インターバルが長いので、いつも待ちどおしい思いを
    しています。
    作者さんが丁寧に描かれているからとは理解していますが。
    それと、せめて無料分がもう少しあるといいなあ。
    1回の料金が安くはないので、無職の読者(👉私)には、
    ちとツライのですぅ。
    でも、また楽しみができたので、せっせと愛読させて
    いただきま~~す♪

    • 23
  6. 評価:3.000 3.0

    ありえない設定

    他の方たちのレビューにもあるように、
    タイトルは単に興味を引くために無理やりこじつけた
    感じ。
    (だけど、まったく成功していない。
    ダサい。)
    それと、公爵家が格下の貴族を嫁にするのはありかもですが、
    その際でも、いやそれだからこそ、公爵家としてふさわしい
    正式な結婚申し込みの作法があるでしょうが。
    相手の家の当主ににちゃんと使者を送って、礼儀にかなった申し入れを
    するものではありませんか?
    当然、輿入れに必要な準備のための相応の持参金と、迎えの馬車に
    専属の召使いくらいは用意するのが貴族社会の通例では?
    それを、まるで猫の子をもらうように・・・というのが言い過ぎ
    だとしても、使用人を召し抱えるような扱いで、着の身着のままで
    (しかも供も連れずに!?)婚家を訪問するなんて・・・。
    イリアの父親も、いくら貧乏貴族でもこんな扱いを受けたら、普通は
    すごい侮辱と考えるはずですが。
    まあ、この父親は娘が玉の輿に乗ったのを単純に喜ぶような性格
    だけど、一応は貴族の端くれに位置している身として、ある程度の
    見られるドレスを着せて、侍女のひとりもつけて送り出すものでしょ。
    とっても不自然。
    ストーリーはそれほど悪くはないと思うけど、あまりに貴族社会の
    雰囲気がなさ過ぎて、興味を感じる以前に、
    「やれやれ。」
    という気分です。
    無料分だけ読んだら、もういいかな。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    素敵です💛

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    聡明で仕事ができて美人なのに笑うことがない女性・椿。
    幼い頃、自分と父を捨てて出て行ったと思っていた
    母には、重大な秘密があって・・・。
    じつは母は大富豪のひとり娘で、押し付けられた政略結婚から
    逃げる時に救ってくれ男性と結ばれて、生まれたのが
    椿でした。
    実家に見つかって連れ戻されるのを恐れてひっそり
    暮らしていたのですが、ある日実家の召使いに発見され、
    椿を守るために事情を明かさずに姿を消したのでした。
    それでも椿のことが気になる母の百合子さんは、その後
    養子になった斗真に、ひそかに椿を見守ってくれるように
    頼み、ある使命を托します。
    ストーリー展開にも引きこまれるし、椿さんも斗真くんも
    魅力的。
    病に倒れた椿の父に、百合子さんんが会いに来て、2人が
    今でも想いあっていることが判るシーンは感動的で
    泣けました。
    母には他に、あと2人の養子がいて(いずれも美形)、
    それぞれ家の事業を受け継ぐ後継者候補のようなのですが、
    この3人が椿さんとどのように絡んでくるのか、とても
    楽しみです。
    読みはじめてから、『すみかスミレ』と同じ作者さんだと
    気づきました。
    (あの作品も大好きで、一気読みしました。)
    これからの続きが楽しみです♪

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    久々に・・・

    うん! 昔(いつのことよ?)流行りましたね、バレエ漫画。
    最近とんと見かけなくなったと思っていたら、久しぶりにこのジャンルの
    ものが登場して嬉しい♪
    昔のバレエ漫画は、ただただコスチュームがきれいで、それ以外は
    バレエの世界でなくても成り立つようなお話が多かった気がしますが、
    この作品は、いわゆるクラシック・バレエの王道的な演目が
    ほとんど網羅されていて、またレッスン風景もわりとリアルで、「パ(ステップ)」
    の種類や「アラベスク」「アティチュード」をはじめ、基本的なポーズが
    解りやすい解説とともに出てきて、楽しい。
    私は自分では踊らないけれど、身内にバレエを習っている子がいて、
    よくレッスンを見学していたし、プロのバレエ団の公演もかなり見ていた(いる)
    ので、親近感が湧きます。
    (今は特に、熊川哲也氏の「Kバレエ・カンパニー」がお気に入りです。)
    他の方のレビューでは、「筋肉の描き方がどうの」という指摘がけっこうありましたが、
    この作品では主人公が小学生と設定だし(まあ確かに、ちょっと体形が薄っぺらな
    感じですが)それよりも登場人物の奏(かなで)ちゃんや祥子ちゃん、さくらちゃんたち
    のバレエに向き合うひたむきさや、それを取り巻く周囲のオトナたちの思惑とか、ストーリー
    展開のほうに興味が行っていて、
    「え?そこまで辛辣に批判するの!?」と、
    驚いたくらいです。
    現在、無料分を読み終わったところですが、この(バレエの)世界の
    お話は好きなので、この子たちの成長を応援しつつ見守りたいと
    思います。
    そして久しぶりにまたバレエの公演を見に行きたくなりました。
    私自身は、『海賊』とか『ドン・キホーテ』みたいなダイナミックな踊りや、
    『くるみ割り人形』のような可愛らしい作品が好き♪
    同じ演目でも、奏ちゃんや祥子ちゃんの個性を生かした表現を
    見るのが楽しみです。

    • 0
  9. 評価:3.000 3.0

    グロい・・・

    ジャンルとしては、もともと背徳的なのも近親相愛も好きなほうだし、
    悪魔の話も大好き。
    絵も上手いし、構図もきれい。
    それなのに、なぜか気持ちの悪さだけが残ってしまう。
    登場人物の感情のぶれと矛盾した行為がしっくりこなくて、
    感情移入できない。
    ストーリーが時系列に沿っていないこともあり、時々混乱して
    しまう。
    なんとなく読み続けてきたけど、バイオレンス・シーンの
    連続で、疲れる。
    精神衛生上よくないから、そろそろ止めようかなぁ~。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    すごくいいです♪

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    特殊な持病があるため免疫力が弱く、日常生活にも
    仕事にも制約のある、さとこさん。
    当然、収入も高くなくて、生活も質素です。
    住んでいる賃貸住宅の更新通知が来て、引っ越しを
    考えるのですが、不動産屋さんが紹介してくれたのは
    古い団地。
    家賃が安いので移り住んだ隣の部屋の住人は、大家である
    92歳のおばあさんと同居人のニートの青年。
    さとこさんは息子だと思ったのですが、じつは2人は
    血のつながりはなくて、彼はおばあさんに養ってもらってるとか!
    でも、彼は誰にでも親切で面倒見がよく、さとこさんにも
    優しく接してくれます。
    その食物に対する知識(いわゆる「薬膳」)がハンパなくてそれが
    スゴイ!
    そちらのほうでも、とても勉強になります。
    (タイトルの意味が納得いきました。)
    この心優しい隣人や、理解ある職場の人たち、親しい友人など、
    いい人たちがたくさんいて、読んでいてもほっこりします。
    私自身、日々の生活でストレスを感じる時、元気を貰える
    気がします。
    こういう作品って、一見ありそうで意外にないかも。
    TVドラマ化されていてタイトルは知っていましたが、原作を
    読んで好きになりました。
    あまりドラマティックな展開にはならないかも?ですが、
    読んでいると、タイトル通り「しあわせ」な気分になります。

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