kilalaさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全96件
  1. 評価:4.000 4.0

    できすぎ!?

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    「本当の恋人に出会いたい!」
    これは女の子(いや、男の子もか?)は
    誰でも、多少なりとは思うところではないかな。
    主人公の真帆ちゃんは素直で可愛くて、誰とでも
    ニコニコ話しちゃって、人に好かれる要素が
    揃っているキャラ。
    それが逆に、友人に指摘される通り、
    「俺でもいけそう♪」
    という期待を男に抱かせて、いわゆる「軽い女」に
    見られてしまうという不幸。
    実際は人並み以上にガードが堅いのにね!
    そんな時に出会ったイケメンでモテ男の律くんは、
    別の意味で(顔目当てで寄ってくるコではなく)、
    自分が本当に愛せる女の子を求めている(らしい)。
    チャラい見かけは、ある意味、本心を見せないための
    仮面かも、という気がしないでもない。
    合コンで出会う「あっちのほう」目当てのダメンズ
    男たちに失望していた真帆ちゃんが、やっと出会えたと
    喜んだ一見まじめ風な男は、とんでもないストーカー
    だった・・・というのが始めの方のお話。
    そこで助け船を出してくれたのが律くんで、自宅に
    匿ってくれることを条件に、真帆ちゃんに
    「女性の愛し方を教えてほしい。」
    と切り出すのです。
    これは真帆ちゃんでなくても警戒してしまうところだ
    けど、その律くんは実はプロの弁護士で、というのは
    さすがに出来過ぎの感じですが。(笑)
    でも、このスリリングかつ楽し(そうな)同居生活は、
    私が真帆ちゃんの立場だったら、ちょっと嬉しいかも、と
    思えてえしまいます。
    だって「手は出さないけど護ってくれる」男性なんて、まさに
    理想的ではありませんか。(笑)
    (まあ、額面通りには受け取れないけど。)(^_-)-☆
    それにどうやら、律くんは真帆ちゃんを本当に好きみたい。
    でなければ、フツーに考えて、引く手あまたのイケメン男子が
    こんな面倒くさい提案を、いとも簡単に(と見える)切り出す
    ものかしら?
    それにしても真帆ちゃんは、この道にかけては未経験とはいえ、
    あまりに男心が解らなすぎでは??
    律くんが気の毒になるくらい。
    (そのわりに無防備だし。)
    そうしたモロモロのツッコミどころが気になって、今のところ★ひとつ
    減らしましたが、楽しく読めるので、ユルす。(笑)

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    楽しい♪

    召喚ものといってもユル系で、(今のところ)
    やたら激しい戦闘とかはなくて、楽しく読める。
    主人公ソラの基本能力が「いくら歩いても疲れない」
    という不思議な(おかしな)もので、でもこれが
    意外に実用的で役に立つスキルで・・・。
    それに、召喚された世界で知り合った人たちも
    美少女ありコワモテありで、けっこうユニーク。
    このジャンルはあまり詳しくなくて、フツーに
    「お約束」になっているものが理解できていない
    かもだけど、読みながら学習していこうと思う。
    殺伐とした作品をたくさん読んでいると、
    こういうフワッとした世界観のお話が逆に
    安心して読めて癒される。
    ソラになついて?ついてくるモフモフ
    の雲のような生物?も、正体不明だけど可愛い。
    この世界でのソラの成長を見守りたい。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    面白そう♪

    両親から虐げられ、妹からは軽んじられる
    可哀そうなシンデレラ物語。
    近頃こんな話ばかり多くて、
    「え~、またぁ!?」
    とウンザリして、早々に読むのをやめようかと
    思ったけど・・・。
    そんな理不尽さに対抗して、思い切った行動を
    起こすヒロインのフレイヤ。
    こういう勇気のある女性は大好きなので、興味を持っ
    て読んでみたら・・・なんと!
    活路を求めて逃げ込んだ先は、吸血鬼
    という噂のある伯爵の館!
    その伯爵のキャラが、とってもユニークで面白い!
    召使いの女性たちも、みんな楽しい性格で、
    こんな人たちなら、ぜひとも一緒に暮らしてみたい!
    と思わせるような♪
    フレイヤが、このお城でこの人たちと
    どんな暮らしを展開するのか、すごく楽しみです。
    まだほんの序盤を読んだだけですが、今後どうなるのか
    ワクワクします。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    サスペンス・ドラマみたい

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    TVドラマではよく見るストーリーみたいだけど、
    コミクスではちょっとと新鮮かな。
    孤立無援なヒロインが、この状況をどうやって
    切り抜けるか、続きが気になります。
    だけど、性格は素直そうで優しい主人公なのに、
    まったく味方がいないのも不思議。
    周囲の人間たち(夫と義父、世話係の女性など)が
    外部からの連絡邪魔している?
    でも、懸命な努力で少しでも歩けるようになったのだから、
    家族の留守を見計らって、誰かに助けを求めるとかできるの
    では?
    今後、そんな展開になるのかしら?
    ともかく「駆除するまで」というタイトルからも、
    何らかの逆転劇が見られるのを楽しみにしています。
    このままでは可哀そうすぎですものね。
    ハッピーエンドを期待して、読み続けます。

    • 3
  5. 評価:4.000 4.0

    好感は持てるけど・・・

    ネタバレ レビューを表示する

    義理の両親(正確には叔父)と義姉に冷遇される
    可愛そうなシンデレラという、それこそ嫌というほど
    陳腐な出だしに、
    「またか~!」
    と、ゲンナリしながら読みはじめたけど、余命1年という
    婚約相手と、もと薬屋というヒロインの生い立ち、
    (それに祖先は何やら魔術を使えるという血筋らしい。)
    なんとなく先が見えてしまう設定ですが、ヒロインと病弱な
    婚約者のキャラが気に入りました。
    意地悪な叔父一家も、暴力をふるうほどの虐待はしていないし、
    そもそも望んでもいない親類の娘を、祖夫の一存で強引に
    押し付けられた形(まあ、多少の持参金くらいはつけてくれた
    かもだけど)では、愛情を持てないかもね。
    叔父一家が人情深い人たちでなかったのは、ヒロインの不運
    ということでしょうね。
    幸い、婚約者の父上はいい方のようですし、「余命1年」の婚約者の
    命がどうなるにしても、2人にとって幸せだと思えるような
    ハッピーエンドを迎えてほしいと思います。
    ただ、課金して読むにしては所要ポイントが高すぎて、ためらって
    しまうのも事実。
    そう感じられる方々も(おそらく)たくさんおられるのでは?
    あと、最近の傾向として、タイトルが無駄に長すぎる気がします。
    ほとんどが内容の説明で、キャッチフレーズとしての効果は皆無。
    この作品には限りませんが、ご一考の必要アリと思いますが、いかが?

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    ミステリアス

    はかなげで美しい薄幸のヒロインと、「冥婚」という
    不気味な風習・・・。
    一見オドロオドロしい発端ですが、絵がきれいなので、
    怖い感じはしません。
    相手の花婿(死者)は、生前あまり評判が良くない男性
    だったようですが(いかにも悪人面の親戚すじの言うことだから、
    単にその連中に嫌われていたというだけかも)。
    その結婚(冥婚)式の最中に、柩の中から蘇った花婿!という
    スリリングな幕開けに、ドキドキしてしまいました。
    こういう世界観が好きなので、期待できそう。
    「これから」というところで無料分が終わってしまったので、
    これはやはり課金してしまいそうですね。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    ぉいしそう♪

    ゲームの攻略とレストランのメニューを
    絡めた発想がおもしろい。
    このところ、女同士の陰湿な虐めや陰謀などの
    話ばかりに辟易していたので、久々に楽しく
    読んでいます。
    主人公のフィオレが可愛くて(ぽっちゃり体形も
    きれいな緑の目も)、周囲の男性たちもイケメンぞろい。
    それに何より、フィオレが作る料理の数々がどれも
    おいしそうで食べてみたくなります。
    時には自分で作ろうかという気にもなって・・・。
    例えば、フィオレが街の市場で見つけたロブスターの「ガーリック・
    バター焼き」などは、国内外の一流レストランでも出される
    高級料理ですし、そのわりにシンプルに作れるので、私も
    時々(いい素材が手に入れば、ですが)作ります。
    ストーリーもですが、毎回いろいろな料理が登場して、それを
    ゲームの攻略相手がどう評価するかも興味津々です。
    お話としては、今後どのように展開するのか全く予測が
    つかなくて、先が読めてしまうよりは私には楽しみです。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    素晴らしい!

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    まず「上流社会」という設定が好みだし、絵がとにかく美しい。
    特にこういう舞台では、「美しさ」は必須(だと思う)。
    ストーリーは、貧しい育ちの娘が自らの美貌と聡明さ(プラス、もちろん
    並外れた努力で)完璧なレディとして上流社会に自分の地位を獲得していくという、
    まあよくあるお話ですが。
    ただし、それだけではなく、チェーザレの結婚にかかわる命がけの陰謀に加担させ
    られるという条件がついていて・・・。
    お約束の、ライバルたちの卑劣な嫌がらせや罠にどう立ち向かっていくか、
    わくわくします。
    登場人物の名前には中世イタリアに実在した家名や人名が使われているけど、
    これは伏線なのかな?
    チェーザレとルクレチアは私の大好きなボルジア家の兄妹の名だし、ブォナパルテは、
    知らぬ人のいないコルシカ島のナポレオンの家名を思わせるし。
    こういうやり方は、どうしても先入観を持ってしまうから、必ずしも成功するとは
    限らないけど、そこはまあ目をつぶるとして。
    チェーザレは「蕩児」として名をはせているという役どころで、あまり好きキャラでは
    ないのだけれど、それは表向きの顔で裏には何か隠されていそうな気も・・・。
    見た目はたしかに女性にモテそうな美貌だし。
    今のところ、アデル(アデライデ)のことは完全に道具としてしか見ていなくて、
    用済みになったら消してしまうつもりの、とんでもない男のように描かれていますが、
    いずれはアデルの魅力に惹かれて・・・という展開になるのかしら?
    久々に楽しめそうな作品に出合って嬉しい♪

    • 6
  9. 評価:4.000 4.0

    不思議な読後感

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    オムニバス形式の短編集です。
    表題作の1話目を読んでみた感想を。
    可愛いけれどちょっと変わったキャラの幼なじみ百花に誘われて、
    3日後にとり壊される予定の工場の廃墟に「冒険」に出かけた風子。
    じつは風子は以前、見知らぬ男にこの廃墟に閉じこめられた過去が
    あります。
    なんとか自力で逃げたものの、風子はその時の記憶を失っています。
    そんな風子は、こんどは百花に鎖でつながれてしまい、
    「3日後に工場が爆破されるまでに、私の探し物を見つけて。」
    と言われて・・・。
    風子の記憶が戻れば探し物は見つかるけど、思い出せなければ、
    2人とも工場とともに爆破で死ぬと。
    なんとも不思議なストーリー展開ですが、現実から遊離した感じの、
    幻想的というか、不思議な世界のできごとのような印象を受けます。
    美術の世界で「廃墟の美」というジャンルがあり、そういう絵ばかりを
    描いた画家がいました。
    名前は忘れましたが。
    そんな感じを思い起させるような、ある種の美しさをたたえた作品でした。
    「儚い」と紹介されていましたが、たしかに少し物悲しい、不思議な印象を
    受けました。
    他の話も読んでみたいと思いました。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    衝撃的!

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    タイトルは知っていましたが、レビューの評価が
    非常に高いのに興味が湧いて読んでみました。
    北海道は大好きで、何回かに分けてほとんど訪れていて、
    その点も読みはじめるきっかけになりましたし。
    日露戦争で生き残った、全身に傷跡を持つ兵士「不死身の杉元」
    が死んだ親友との約束を果たすために、伝説の「アイヌの埋蔵金
    (金塊)」を探すという話なのですが、その金の在りかを示す手がかりが、
    網走刑務所から脱獄した8人の囚人の体に彫られた入れ墨というのが、
    まずスゴイ!
    ふとしたことから杉元と行動を共にするアイヌの少女アシリパと「脱獄王」
    と呼ばれた白石、日露戦争時の「第七師団」、それに戊辰戦争で戦死した
    はずの新撰組副長・土方歳三まで絡んで、予測不可能なスケールの大きな
    展開になってきて、ワクワクします。
    アイヌの少女アシリパは13~14歳くらいの可愛い見た目ですが、
    頭が良くて度胸もあり、幼い時から父親に教え込まれた狩りの腕前と
    自然や野生動物の習性にも通じていて、杉元は何度も助けられます。
    それらの(つまりは作者さんの)知識は実際のサバイバル術にも
    役立ちそうで、ストーリーだけでなく、その点でも私にとって非常に
    有意義なものでした。
    アイヌの伝統的な生活も、普通なかなか知り得ないことが詳しく
    描かれていて、すごく参考になりました。
    絶滅したと思われているニホンオオカミの最後の1頭(アシリパに
    なついている)も魅力的です。
    北海道の原野風景も、もちろん今とは違っているでしょうが、
    当時の印象をほうふつさせる絵で、ひきこまれます。
    「絵がうまくない。」
    などというレビューがありましたが、きめ細かく丁寧に描き込まれて
    おり、「うまくない。」という評価は当たらないと思います。
    (もと漫画家志望だった私の感想として。)
    現在100話を過ぎたところまで読み進めていますが、これから
    どのような展開になるのか、目が放せません。
    大長編になるようですが、最後まで読み続けたいです。

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