kilalaさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全77件
  1. 評価:5.000 5.0

    待ちかねましたっ!!

    『アシガール』がめっちゃ面白かったので、この
    『たまのこしいれ』も、喜んで読みはじめました。
    前作の後日談かと思ったら(いや、実際そうなんだけど)
    結ちゃんの姪(弟の尊くんの娘)が主人公で、行った先が
    戦国ではなく江戸時代!
    はじめはちょっと違和感があったけど、やっぱり面白い。
    思えば『高台家の人々』で、森本先生の作品を知って
    以来、ずっとファンですっ!
    でも、せっかくの「アシガールEDO」も、10話まで
    配信されたところで、長いブランクで・・・。
    このたびやっと続きが配信されたというお知らせを
    いただき、さっそく飛びつきました。
    また「森本ワールド」にどっぷり浸かって・・・と
    思う暇もなく、こんども20話までしか配信されて
    いないのですね~。
    またまた「アシガール・ロス」になってしまいそうです。
    あ~、早く続きが読みたい!!
    まだ読んでおられない方、ぜひ読んでみてください。
    お奨めですよ~。
    できたら『アシガール』を先に読まれたほうが、お話が
    解りやすいと思います。

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    槙生さん、素敵 ♪

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    オトナの女性という感じで、憧れます。
    ひとり暮らしに慣れていて、他人が家にいると
    落ち着かない・・・でも、両親を亡くして、親戚が
    誰も引き取りたがらない朝を見捨てておけず、思わず
    手を差し伸べてしまう槙生さんの優しさが好き!
    我にかえって、自分が誰かと同居するなんて、
    どうしよう!と、オタオタするところも可愛い。
    朝ちゃんとの接し方も、言い方はキツイ時も
    あるけど、上から目線じゃなく、ちゃんと正面から
    向き合って話しているし。
    戸籍上は「叔母」と「姪」なわけですが、朝ちゃんの
    ほうも変に遠慮したり卑屈になったりせず、基本的には
    対等に付き合っている(?)
    「人見知り」というけれど、作家という職業上、人と会話
    するより文章で表現するほうが得意なのだと思います。
    朝ちゃんと槙生さんの日常って、独特な世界観があり、
    それがタイトルの『違国(「異国」ではないのね。)日記』の
    意味なのかな~。
    槙生さんと友人の奈々さんとの付き合いも、さりげなくて、
    それでいてお互い何言わなくても通じてしまうという・・・これも
    素敵な関係で、いいなぁ!
    この独特な世界観にハマりました。
    吉本ばななさんの小説に、そんなテイストのがありましたね。
    (タイトル、忘れたけど。)
    このあと、最終的にどこに着地するのか、すごく気になります。
    槇生と朝ちゃんは正反対の性格のようですが、お互いに影響しあって
    うまく行く感じだし、意外にも相性は抜群かもという
    気がするのですよね。
    まだ読みはじめて間がないので、先に行くとまた別の感想に
    なるのかもしれませんが。

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    親近感?

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    タイトルから『虫めづる姫君』のような虫好きの姫様の
    話かと思って敬遠していたら・・・「本の虫」の意味
    だったのですね。
    1話目を読んでから、いっぺんにエリアーナが好きに
    なりました。
    私もこどもの頃から本が大好きで、誕生日のプレゼントにも
    服やアクセサリーよりも本を所望するくらいだったので。
    おくてなところも、悪意の陰謀にも疎くて、アイリーンのような
    奸智たけた相手の罠にはまってしまいそうなところも、
    私とそっくりだな~、と。
    絵もかわいいし、政略婚約?相手への気持ちの変化(気づき)も、
    すごく共感できるし。
    アイリーンのようなタイプの女性って、今でもいますよね。
    私の一番嫌いな、でも、ある意味、「よくやるな~!」と
    尊敬の念を抱いてしまうような・・・。ww
    まだ無料分を読んでいるところですが、エリアーナには全力で
    肩入れしています。
    ハッピーエンドを期待して、読み続けたいと思います。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    なかなか面白い。

    才能も技術もすぐれたものを持っているのに、
    正当な評価を受けずに追放されてしまったゼノス。
    そんな理不尽な目に合っていた彼が闇ヒーラーとして
    活躍するよになるストーリーは、読んでいて爽快な気分。
    法外な報酬も治療の内容に見合ったもので、納得できる、かな。
    もちろん、払えるだけの相手を見てのことだし。
    ちょっと『BLACK JACK』のキャラを連想しましたが。
    まだ最初のところなので、これからの展開が楽しみ。

    • 2
  5. 評価:2.000 2.0

    絵は美しいけれど・・・

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    ギフト券をいただいたので読みはじめましたが・・・。
    囚われの美女レグリアとドSの皇太子??
    設定はわかったけど、これって転生モノなのかな?
    あまり興味もなく読んでいたけど、
    レグリアが単なるか弱い美女ではなく、突然、別の人格が
    現れてきたところから、ちょっと面白くなってきた感じ。
    前世が稀代の悪女という噂があって、そのあたりが鍵に
    なっているようで。
    でも、ヒロインに感情移入できなくて、このあと読み進めるかどうか
    迷っているところです。

    • 2
  6. 評価:4.000 4.0

    ひと昔前の・・・

    若いころ愛読していた「ハヤカワミステリ」や「創元推理文庫」に
    収められた推理小説に出てくるような探偵さん。
    すぐに思い浮かんだのは、レイモンド・チャンドラーの
    小説のフィリップ・マーローでしょうか。
    (作中の数々の名言は、いまでも有名ですね。)
    そんな感じのスマートな探偵で、ちょっと日本人には
    いそうもないタイプかと。
    たぶん作者さんも、そのあたりのムードを狙ったのじゃ
    ないかな?
    ストーリーを追うより、古き良き時代を
    ほうふつとさせてくれるような作品に
    懐かしさを感じて、楽しく読めました。
    この方の他の作品も、ちょっと読んでみたい
    気がします。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    わくわく♪

    『暁のヨナ』は、ずっと以前から気になっては
    いながら、なぜかこれまで手に取ってみる機会が
    ありませんでした。
    今回、かなりの分量の無料分があって読みはじめたら、
    これがビンゴ!で、見事にハマリました。
    予想していたのとは少し違いましたが、私の好きな世界観で。
    「暁」の意味は、ヨナの髪の色だったのですね。
    「スカーレット」か「ヴァーミリオン」、日本でいう「緋色」
    という感じでしょうか。
    この髪が光を受けて輝くようすが目に浮かびます。
    美しいですね。
    今ちょうど白龍が登場したところまで読んでいますが、
    ハクとの掛け合いも面白い。
    協力者であるとともに、よきライバル、そして恋敵?
    今後、あとの3人の龍が現れるのでしょうね(たぶん)。
    かなりスケールの大きな話なので、これからの
    展開がすごく楽しみです。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    さすがは・・・!

    高階良子先生の作品は、ほぼすべて読んだつもりでしたが、
    未読のもあったみたい。
    これは短編集で、まだ1話目を読んだところですが、
    期待通りとても面白かった。
    特にこの「さつ人事件シリーズ」(これ、「不適切表現」ですって!
    作品のタイトルなのに!この制限って、おかしくない!?)は、ちゃんと
    謎解きがあってミステリーとして楽しめるし、登場人物も魅力的。
    高階先生の作品はどれもハズレがなくて、大好き♪です。
    昔の作品はたくさんあるし、懐かしいから読み直してみたいです。
    ほとんど全部コミックスで持っていたのですが、今は手元に
    なくて、手に入らないものも多く・・・。
    電子版で読めるようになるなんて、予想もしていませんでしたものね。
    嬉しいです。
    もっといろいろ配信されるといいな。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    怖いけど・・・

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    ある学校に赴任してきた、若い女性教師。
    校長先生も同僚の教師も一見穏やかそうで、ごく普通に
    見えるのだけど、じつは、そこに通う生徒たちも
    校長先生以外の教師も、すべて死者というのが
    特異で不気味。
    生徒たちの死には、それぞれ謎があって・・・。
    最初の話を読んだ限りでは、そうとうにダークな内容で、
    楽しく読めるという話ではない。
    これでもかというほど残酷で、途中で
    読むのが苦痛になった。
    でも、それだからこそ、この若い女性の教師がワル連中
    (こいつらは、本当に救いようのない悪党ども)を
    因果応報の目に合わせるのも納得できるし、ある意味スカッと
    する。
    現実にも、こんないじめが横行しているんだろうな~。
    TV時代劇の「必殺シリーズ」のように、
    「晴らせぬ恨み晴らしてください。」
    という感じかな。
    これからどんなケースが出てくるのか気になるので、
    とりあえず次話も読んでみます。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    すごく面白い♪

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    『怒涛の少女』から先に読みはじめて、同じ作者ということで
    興味を持ちました。
    ジャンルでいえば「心霊もの」に類するのかもしれませんが、
    違うところは本人が霊能者でもなく「視える」人でもないということかな。
    主人公ハルは不動産屋に勤めていて、その取扱い商品の中の
    「事故物件」に関わる事件を、先祖にあたる守護霊とともに解決していくという
    話。
    事件には、霊がからむものもそうじゃないものもあるのですが、どれも
    「事故物件」として借り手がいなくて困っている部屋に、不動産屋の
    社長に頼まれてハルが住むという設定。
    ハルはいつも頑強に抵抗するものの、部屋代をタダにする条件とか高額の
    謝礼につられて引き受ける羽目になるのですね。
    どの話も、それぞれ面白く読めます。
    事件解決には、イケメンの守護霊さんの協力が不可欠なのですが、着物姿の
    この守護霊がまたカッコいい!
    ハルが笑わないのは、育った家庭環境のトラウマがあるからかな?
    でも、そのクールな感じが私好みで・・・。(笑)
    『怒涛の少女』と優劣つけがたい面白さで、併行して読んでいます。

    • 1

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