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虫めづる姫君
これはもしかして、堤中納言物語の中の「虫めづる姫君」を参考にして描かれたものなのでしょうか?主人公の姫は夫を「おまえ」と呼びますが、「お前」は古くは貴人を敬った言い方なので、「おまえ」と言っているのかな?とか考えながら読んでいます。
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これはもしかして、堤中納言物語の中の「虫めづる姫君」を参考にして描かれたものなのでしょうか?主人公の姫は夫を「おまえ」と呼びますが、「お前」は古くは貴人を敬った言い方なので、「おまえ」と言っているのかな?とか考えながら読んでいます。
当時のパリはこんなだったのかと思いながら読みました。女性が自立するにはお針子が手っ取り早かったのでしょうが、それもなかなか難しかったということですね。
確かに小動物のようなかんじでかわいらしく可憐な主人公ですね。リリアーナという名前もかわいい。でも、ウィリアムに「これでいい」と言われたらちょっと傷つくだろうなあ。「これがいい」ならまだしも。
これを読む前に、文庫本で読んだのですが、おもしろかった。そして、このコミック、主人公などをこんなふうに表現して描くのかと楽しく見せていただきました。
「めちゃコミ」の電子書籍、(私の場合はファンタジーがほとんどなんですが)を見せていただいていると、なんとなく心情的に理解できないというか不思議だなあと思うコミックもけっこうあり、それは外国(韓国とか?)の作家さんのものだとういうことが往々にしてあります。このお話はストンと胸に落ちて、こまごまとした趣が伝わってくるので、おそらくは私と同じ日本の方が描かれているのだと思いました。
メアリがどうして実家の没落を望むのか、一応話の中でメアリの説明はあったのですが、なんか少し納得できにくいです。ほかにもっとやりようがあるような…… でも、なんかおもしろいから、理由はいいかな。
レトロな雰囲気が、趣があっていいなと思いました。派手なカラーでパソコンで仕上げた外国のものより、こちらの方が繊細なタッチが伝わってきますね。
長い題名で、50文字以上ありますね。最近は長い題名が多いようです。魔術師というより薬剤師の話ですね、楽しみです。
アシュリーはとても良い女性だと思った。謙虚だし、誠実だ。魔術の力に応じて髪の色が違うという設定はよく読むが、濃い色のほうが魔力が強い場合と、薄いプラチナブロンドのような髪のほうが魔力が強い場合と、話・作家によって違うようだ。ほうきにまたがって空を飛ぶのは楽しそうだが、不安定だろうなと思う。
主人公が使用人として入った家の主人が、魔法使いらしいがとても謎なかんじでおもしろい。主人公は料理がじょうずみたいでうらやましいです。まだ読み始めたばかりだが、5話くらい読むとおもしろいかどうかわかりますが、これはおもしろいと思う。
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蟲愛づる姫君の結婚 ~後宮はぐれ姫の蠱毒と謎解き婚姻譚~