4.0
バチバチの心理戦
華麗な絵柄で繰り広げられる復讐劇。
義弟とも仇とも皇室とも腹の中を探り合うシビアさと、嘘か本音かわからない好意。
人間関係が入り組んでいて話の展開が複雑なわりにわかりやすくまとめているのが凄いです。
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9449位 ?
華麗な絵柄で繰り広げられる復讐劇。
義弟とも仇とも皇室とも腹の中を探り合うシビアさと、嘘か本音かわからない好意。
人間関係が入り組んでいて話の展開が複雑なわりにわかりやすくまとめているのが凄いです。
見たことある話だったので、原作もざっくり読み直しました。原作よりコンパクトにまとめてサクサク進む感じです。細かい設定や機微は原作の方がわかりやすいかも。
主人公達のデザインは可愛らしく仕上がってて、表情豊かですね。
王家の跡目争いに王子の騎士として参加し、戦場で難局を乗り越えるため、奴●兵の解放を勝手に約束して勝利した主人公。国王への越権行為として王女についた義兄に陥れられ、養父である宰相の配慮も相まって、幽閉同然の状態で占領国の摂政代理に捩じ込まれる。側近の奴●兵は罰として舌に刻印を受け、主人公も負傷を治療できないまま二人で派遣され、王女と義兄から暗殺を謀られる。
一方占領国は独自の神話をもとに有翼の王族が治めていたが、戦争に負け翼のない混血王子を太子にすえ、元々の後継者である赤い翼の王女を先勝国に嫁がせることになった。散財ばかりで実力のない摂政代理から、権力闘争に破れたものの軍功に優れた女騎士の派遣で腹の探りあいが始まるが......。
複雑な設定と駆け引きの凄みを楽しめる良作。
義理の姉弟で微妙な恋心と学生生活のあれこれが描かれる良作。
ふとしたやり取りがリアルで上手い。
設定盛り過ぎなところもなくはないけど、展開は丁寧なので置いてかれることはない。
癒し系の作品。
魔力と神力やそれに関する世界観が複雑で、作中で何回か説明されるものの納得できるようになるのはかなり後。帝国がらみのややこしい設定が関わってくる政治や国際関係に関しても、説明不足だったりわかりにくいところが多い。
キャラの関係性や成長、戦闘はきちんと書かれているので、学園&冒険モノとしては面白い。恋愛面は亀の歩みだけどじわじわ進んでいくのも案外楽しい。主人公は我が強くて突っ走る傾向なので苦手な人は苦手かも。子どもや仲間との関わりを通じて角は取れていきます。
中だるみで話が進まない部分があるので、それを乗り切れるかどうか。
大魔女の娘セシルと呪われた血のエスティアンが出会い、滅亡しては別の世界のセシルが生まれる数多の並行世界の中で、大魔女は最後にセシルの記憶を消去して平凡に暮らせるよう手配する。
しかし結局セシルはエスティアンに嫁いで一目惚れ、求められるまま悪女を演じつつ、秘宝を壊して精霊を呼び覚まし、ドラゴンを召喚したり、大魔女の後継者代役と衝突したり、異国の王子に拐われたり...ついには大魔女の力を覚醒させ、世界の分岐を示す世界樹に舞い戻る。そこでようやくセシルは真実を知り、導かれた運命に疑問を抱く。
一方、この話の作者だという聖女は下心のまま脱走してセシルを乗っ取ろうとするものの、あれこれトラブルに足を突っ込みうまくいかない。セシル達との女子会で、自分の書いた筋書きとの違いや自分の意思は何なのか考える。
どうやら世界の分岐ごとに本になっていて、セシルのピンチに現れては消えていくのだが、その蔵書を見ていたのは先代竜王と大魔女で、聖女は関係なさそう。どこかに彼女が書いた世界もあるのだろうか。
設定が複雑なわりにきちんとした説明はしばらくなく、話のついでにぱらぱら出てくるだけなので無料6話でまとめて読まないと把握しにくいと思われます。
王家で迫害されていた異母妹が闇の力で国を滅ぼしかけるが、彼女の幼少期まで時間が巻き戻る。
主人公は異母妹を救い出したものの、長姉と父王は迫害を続け次々と問題が起きる。異母妹と血縁関係にある大公が何かと面倒を見てくれるものの、国王夫妻に疎まれたままでは限界があり、大公の国へ嫁いで異母妹を連れ出すことを画策する。
やや考えの甘い主人公が幾度とないトラブルで現実を知って成長していくが、向こう見ずなところは変わらない。大公も詰めが甘く、長姉の策略にあっけなく出し抜かれてしまうことも。
新米保護者二人の成長物語。
絵は表紙そのままのハイクオリティで進み、崩れることもない。
主人公のキャラがいい。優しいけれど一線を引いていて、強かなところもうかつなところもある等身大の人物。
獣人たちも初めは誰が誰やらという感じだけど、一人ずつ掘り下げ回がちゃんとある。
主人公の家族関係はいまいちわかりにくい。
絵は丁寧でかわいらしい。
狂犬呼ばわりのケレスも悲惨な経歴と状態だが、主人公の性格と過去もなかなか凄い。
修羅場馴れしていて交渉事には一歩も引かず、どうにもならないことは割りきって対応策を考えるベテラン。落ち込んでも切り替え速いし、大量の無茶振りをさばいて平然としている。
美麗な絵で繰り広げられる超展開の数々で、シリアスとギャグの反復横飛びしてるけど、主人公のタフさは一貫してて面白い。
よくある死に戻りループの話だけど、不義の子として出自を伏せられ実の父親を把握したのは最近で、その実父は鉄仮面の神殿騎士。どうにか仲良くなって、疑似親子として王家の継承権争いやら人身売買やらに立ち向かう。
主人公は幼さと老獪さを兼ね備えた面白い人物。
実父は堅物なのにどこか笑える。
叔母1は怜悧な策謀家、叔母2は単純な猪で対峙したときの圧力が全く違う。
騎士1はワンコ、騎士2はツンデレだし脇役もキャラ立ちさせる方向かな。
絵は小学校低学年向けで主人公の衣装は凝ってます。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
闇落ちした奴隷を手懐けました【タテヨミ】