5.0
謎解きホームドラマ
原作では最悪だった甥との関係を改善し、引き取りに来た姻戚のリューディガーと恋に落ちるのか。列車での襲撃は退けたものの、妙に悟っている甥、いやに友好的な夫人……小さな謎が積み重なる。
とても端正な絵で面白く描かれています。
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9703位 ?
原作では最悪だった甥との関係を改善し、引き取りに来た姻戚のリューディガーと恋に落ちるのか。列車での襲撃は退けたものの、妙に悟っている甥、いやに友好的な夫人……小さな謎が積み重なる。
とても端正な絵で面白く描かれています。
死神ブラック社に勤める真面目な社員が余命宣告され、自分の生き方を見つめ直す話。
死神とはいえ、回収した魂がどうなるのかはわからないし、魔界のお付き合いも色々。定時ダッシュの死神は笑えるけれど、主人公らしく業務と割りきらずに死にゆく魂に寄り添う。
なかなか周囲に診断結果を言い出せないのも、リアルで切ない。察した上司が本当にいい人。
助けた猫は今後どうするんだろう。死神も入院するんだろうか。
表題作含め、昔のアジアを舞台にしたどこか物悲しいホラーです。同じ作者の中ではグロさ控えめですね。
絵は相変わらず綺麗で、どことなくあさきゆめみしと似てます。
あらすじに虐待とありますが、配下の「翼」まで使った壮絶なものです。周囲の人が常に痛め付け、あらゆる罪をなすりつけるという凄まじさ。
浮世離れした主人公がよく耐えたものですが、二回目でも回避するのはなかなか難しい。徐々に味方も増え、主人公の状況もマシになっていても、母の策謀と呪詛は手強いです。
恋愛面は奥手な二人でじれったいような、ほのぼのするような。
恋愛要素はうっすらで、飛んでくる火の粉を払い、財政健全化に突き進む話。
飄々とした主人公にクールな義弟なので、謎の距離感のままトラブルを乗り越えていきます。
ラチアの魔石は領地経営上も宮廷での駆け引きでもキーアイテム。魔石を巡って魔術師やエルフとやりあうのも見所です。
端整な絵柄で崩れることもなく、ファンタジーを堪能できます。
悪魔といいつつわりと優しいし、何より犬姿がかわいい! 何気ない表情が魅力的。
後から出てくるワイバーンもいい味出してる。
主人公は意外なところで真面目だったり、悪役らしく策を練ったり。
テンポがよくて面白いです。
見た目は西洋ファンタジーですが、中身は韓流宮廷ドラマです。権力闘争や駆け引きが好きな人にはオススメ。ヒロインは冷徹な為政者ではありますが、目配りを欠かさず皇帝との距離の取り方も上手いです。一方の愛妾は視野が狭いのか、プレッシャーをかけられているのか、短絡的な謀略で寵を失う有り様。余裕のなさが部下の助言を不意にしています。根性だけはあるようなので、今後の展開が楽しみ。
文字通り魔剣にされて復讐を決意するという斬新な展開で、読み応えがあります。
使用人の掌握、王子との駆け引き、王妃に関する良心の呵責、家族との決別とテンポよく進んで飽きません。
絵も言葉も洗練されて美しいです。
ちょっと高いけどオススメです。
不具合は直ってました。
十二国記や彩雲国物語のように中国の文化や制度を下敷きにした漫画。
政治、恋愛、戦争と色々な駆け引きが面白い。
主人公の姫はとにかく機転がきくし、幼なじみは駄犬から忠犬へ成長、師匠は勘所を掴んで教えるのが上手い。敵陣営もよくあるステレオタイプかと思いきや、意外な側面があって生き生きしたキャラクターになっている。
わりと重い展開もあるけど、ちょくちょくコメディ要素もあるので胃もたれせず読める良作。
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