3.0
嫌みのない主人公
サクサク進んで面白い反面、設定と展開のズレが気になるところもある。
娼館で手練手管を覚えたという割に男あしらいに微妙な点があったり、まともな後妻に比べて異母妹が異常な敵対心をもっていたり。
序盤はぎこちなさを感じるが、学園編は互いの策略が凝っていて面白い。
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10758位 ?
サクサク進んで面白い反面、設定と展開のズレが気になるところもある。
娼館で手練手管を覚えたという割に男あしらいに微妙な点があったり、まともな後妻に比べて異母妹が異常な敵対心をもっていたり。
序盤はぎこちなさを感じるが、学園編は互いの策略が凝っていて面白い。
研究者肌の主人公が死に戻って狂犬一家と共闘し、黒魔術師を率いる仇と対決する第一部は面白いものの、正義をテーマにするわりに微妙な判断が相次ぎ、重要局面を第二部に飛ばして省略、新たな因縁が発生する展開に。
武器の開発もあっさり進みすぎて第一部で倫理的課題を議論したのは何だったのかと。
ギャグ漫画として深く考えずに読ませたいのか、正義とは何か考えさせたいのか、芯が定まらず雰囲気で進んでしまう中途半端な印象でした。
主人公が本気でヒーローを好きだったタイミングって一度でもあったのだろうか?
生い立ちが悲惨なヒーローのコミュニケーション能力が低いのは仕方ないとして、主人公まで対話できないのは何故。
主人公たち四人全員がどこまでいってもきちんと話し合わないし、思い込みと思惑で話が進む。
こじれて収拾がつかないのは当然だし、誰か一人でもきちんと話ができる人をいれればいいのに。
突っ込み出すときりがない荒唐無稽な展開だが、妙にテンポ良く個性的なワードセンスを発揮していくのでなんとなく読んでしまう。
ご都合主義な神様が一番のギャグキャラなので、その聖女が色々おかしくてもまあ納得。
双子は良いキャラしてます。
無料分で呪いを解くところまでは読めましたが、どうもご都合主義な感じです。主人公が体当たりで呪いの詳細を掴んでいって、最終的には特訓で解呪までこぎつけるわけですが、諸々手配した公爵があまりに見切り発車で首尾が悪い......。展開のためにとんでもない間抜けと化してるのに、作中でそれを自覚してる様子もなく、皇子すらきちんと指摘できているとはいいがたい。人を手配することが満足にできないのでは、第一皇子との争いに勝つなど無理でしょうし、それに危機感を抱いてないのもまずいです。
コメディとして読む分には面白いけど、宮廷劇として読むには作りが荒いという印象。
絵については女性陣の顔の書き方が独特です。
画力は高くないし、動きは固いけど可愛らしく見える絵。
凛とした推し、純粋でややうっかりな主人公、漏れなく突っ込みを入れる同士、毒舌で言行不一致だけどおさえるところはおさえる第二王子。
何となくほのぼのする話でした。
何が何だか掴めない感じで原作読みにいったら、かなり複雑な設定の話でした。勇者にも主人公にも付け狙う魔物にもそれぞれ背景があり、偶然ではなく因果関係が解明されるのですが、結構込み入っています。勇者絡みはサイコホラーになっているような。
勇者はだいぶ癖のある美形で、好みはわかれると思います。
他人への要求と自分の実力が釣り合わない主人公で、意見の違う相手への物言いがかなりきついというか、余裕がなく押し付けがましいです。自分のミスもそこそこ多いのに、何故ミカエルや吟遊詩人、他国の女王に対してあそこまで言えるのか。戦力差の大きい相手に対して戦争ではなく降伏して自治権を確保するという判断も君主として間違いではない。他国を巻き込んで共同戦線を張るか、国境から多少引いて防衛陣地を固めるか。持ちこたえる手立てが用意できないなら、無闇に戦争して犠牲者や捕虜を増やすべきではない。攻め込まれた時に戦争すべきか否かは状況によって変わるので、君主の身勝手とかそういう問題ではありません。第一、魔竜を始末せずに同行している主人公が言えることですか。
始めは子供だからと思っていましたが、主人公は一向に成長しません。
戦闘シーンには迫力があり、全体的に絵の水準は高いものの、主人公のデザインは微妙です。主人公のルックスも性格もいまいちだと、いくらヒーローが格好良くてもきついです。
綺麗な絵柄でテンプレ展開。
無料少なすぎかな。
なかなか図太くてタフな主人公が曲者王家を転がして食生活の改善を図る物語。
だしや揚げ物は定番として、まさかアイスクリームを人力で作ろうとするとはw
諦めてアイスキャンディーにするかと思ったのに、あの手この手でよく粘る。
絵は脇役まできっちり書いてて良かったです。
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断罪された悪役令嬢は、逆行して完璧な悪女を目指す@COMIC