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戦争と父の虐待から男性の前で目を開けられなくなった主人公。和平のために敵国の将に嫁ぐがトラウマでトラブルが起きそうになるものの、ヒーローの細かい配慮と機転で大事にならずに信頼関係を築けそう。
絵は華麗で男女とも美しい。
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10597位 ?
戦争と父の虐待から男性の前で目を開けられなくなった主人公。和平のために敵国の将に嫁ぐがトラウマでトラブルが起きそうになるものの、ヒーローの細かい配慮と機転で大事にならずに信頼関係を築けそう。
絵は華麗で男女とも美しい。
ヒロイン・ヒーローの両方が毒親家庭育ちで人間不信ぎみのギスギスなやりとりが続くところに、過干渉国王夫妻による無軌道王女への策略が入りこみ、ストレス展開が続く。
王家とヒロインの間に入った伯爵夫人は比較的話が通じるものの、登場人物全員何かしら歪んでいてざらざらした不快感が残る話。
情報共有がまるでできない二人のやり直し。ヒロインも独断専行タイプだけど、ヒーローも根回しなしの朴念仁。二人とも高位貴族にも関わらず、常に周囲の思惑に振り回され、トラブルに追っ付け対応していく感じ。
主人公の出自の割に粗野な口調は気になるところ。
サクサク進んで面白い反面、設定と展開のズレが気になるところもある。
娼館で手練手管を覚えたという割に男あしらいに微妙な点があったり、まともな後妻に比べて異母妹が異常な敵対心をもっていたり。
序盤はぎこちなさを感じるが、学園編は互いの策略が凝っていて面白い。
研究者肌の主人公が死に戻って狂犬一家と共闘し、黒魔術師を率いる仇と対決する第一部は面白いものの、正義をテーマにするわりに微妙な判断が相次ぎ、重要局面を第二部に飛ばして省略、新たな因縁が発生する展開に。
武器の開発もあっさり進みすぎて第一部で倫理的課題を議論したのは何だったのかと。
ギャグ漫画として深く考えずに読ませたいのか、正義とは何か考えさせたいのか、芯が定まらず雰囲気で進んでしまう中途半端な印象でした。
主人公が本気でヒーローを好きだったタイミングって一度でもあったのだろうか?
生い立ちが悲惨なヒーローのコミュニケーション能力が低いのは仕方ないとして、主人公まで対話できないのは何故。
主人公たち四人全員がどこまでいってもきちんと話し合わないし、思い込みと思惑で話が進む。
こじれて収拾がつかないのは当然だし、誰か一人でもきちんと話ができる人をいれればいいのに。
突っ込み出すときりがない荒唐無稽な展開だが、妙にテンポ良く個性的なワードセンスを発揮していくのでなんとなく読んでしまう。
ご都合主義な神様が一番のギャグキャラなので、その聖女が色々おかしくてもまあ納得。
双子は良いキャラしてます。
無料分で呪いを解くところまでは読めましたが、どうもご都合主義な感じです。主人公が体当たりで呪いの詳細を掴んでいって、最終的には特訓で解呪までこぎつけるわけですが、諸々手配した公爵があまりに見切り発車で首尾が悪い......。展開のためにとんでもない間抜けと化してるのに、作中でそれを自覚してる様子もなく、皇子すらきちんと指摘できているとはいいがたい。人を手配することが満足にできないのでは、第一皇子との争いに勝つなど無理でしょうし、それに危機感を抱いてないのもまずいです。
コメディとして読む分には面白いけど、宮廷劇として読むには作りが荒いという印象。
絵については女性陣の顔の書き方が独特です。
画力は高くないし、動きは固いけど可愛らしく見える絵。
凛とした推し、純粋でややうっかりな主人公、漏れなく突っ込みを入れる同士、毒舌で言行不一致だけどおさえるところはおさえる第二王子。
何となくほのぼのする話でした。
何が何だか掴めない感じで原作読みにいったら、かなり複雑な設定の話でした。勇者にも主人公にも付け狙う魔物にもそれぞれ背景があり、偶然ではなく因果関係が解明されるのですが、結構込み入っています。勇者絡みはサイコホラーになっているような。
勇者はだいぶ癖のある美形で、好みはわかれると思います。
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北部戦士の愛しい花嫁