ここに来てまさかの展開に少しびっくり。いや確かに登場する度に腹黒い雰囲気は増していたけど、ここまでヤバイ人だとは流石に考えてなかった。一番である事を強要され、ローズに会うまで心を壊していた幼いテオドール。父に王子妃になるよう強要され次第に性格が歪んでいったローズ。二人とも妻へ執着する父親の犠牲者だったのかめしれない。
その二人が、今はしっかりと心も体も結ばれて、たしかな絆で繋がっている。二人には幸せになって欲しい。今回ラストで忘却の以外な利用方法が出たけど、テオドールなら都合悪い現実からは逃げずに受け入れることを選びそう。
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悪役令嬢の発情期
105話
第105話 母の仇