すずふさんの投稿一覧

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    リゼナに関してはこれで幕退きかな。レイモンドの過去にリゼナに憧れる気持ちはあったし、実弟のリオンにもリゼナへの情はあった。何よりも、エドモンドはこんな母親であっても彼女を慕い、最後まで庇おうとした。愚かな欲に惑わされて人を傷付けず、道を誤らなければ彼女なりに幸せになれる可能性はあった。それを捨て去ったのはリゼナ自身。

    レイモンドが別れ際に投げつけた言葉は、彼女を絶望へと叩き落としたんじゃないだろうか。レイモンドがエドモンドに見せた恩情も。彼女にとっては、レイモンドは平気で他人を踏みにじる憎むべき冷酷な皇帝で、自分はその被害者だと考えていた方が楽だろうから。エリヤが過去に恋した優しい少年がレイモンド本来の姿で、エリヤを取り戻した事でレイモンドが情を持つ一人の人間に戻ってしまった事を認めるのは屈辱だろうから。エドモンドが情状された事を喜ぶ気持ちより、エドモンドが情をかけられた屈辱を嘆くリゼナ。やっぱり彼女は最後まで救いようのない女だった。

    取り敢えずはエドモンドの命は助かりそうで良かった。本当は第一皇子として残してあげたいけれど難しいんだろうな。実行はしていなくても、カーライル殺害計画を知っていて隠した事は事実だもんね。

    そして、そのカーライルを救うための解毒剤は無事に手に入った。けれど、エリヤは知らないんだよね。レイモンドもまた、カーライルを救うために同じ毒に侵されてしまった事を。恐らくあの小瓶の解毒剤は一人前だろう。最後にエリヤが乗り越える試練は、どうやってレイモンドを救うかになるのかな。いよいよ最終局面、なんとかみんな幸せになって欲しい。


    後、前から思っていたんですけど、カルテール卿イケメンじゃないです?ちょっとクールな感じがめちゃくちゃ好みなんですけど。

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    まさかのお迎えアルマン!!イケメン過ぎません!?イケ散らかし過ぎてお掃除が大変なんですけど!?誰かダイ○ン持ってきて!公爵家の旗掲げて騎乗で登場とかお姫様抱っこする後ろ姿とかビジュアル大優勝じゃない!?しかもパメラの策の裏を行く策士!好き!

    ヴィセルク家の私兵を率いての王女と赤騎士団の護衛。そして相変わらずのルウェリンの体に傷一つ付けるのさえ絶対許さないマン。いやまぁルウェリンは君が白騎士団から守ってる森の中で烙印発動してトリスタンとイチャイチャしていたんですけどね。相変わらずの不憫な子。・゚・(ノ∀`)・゚・。

    ただもう隠し事の必要なくなったからか、聖国帰還後はアルマンがぐいぐい来ている印象。帰路の馬車の中でルウェリンをもたれさせるアルマンと、アルマンに身を委ねて眠るルウェリン。あんまりに自然な姿に、引き裂かれる前には度々あった事なのかなと思った。彼女を気遣って馬車の速度を落として貰ったり、アルマンの優しさをすごく感じる。こんな姿を見せるルウェリンも蟠りが消え始めてるのかな。本人は相当疲れてるみたいだなとか、またトンチキな事云ってるけど。いや疲れもあるだろうけど、キミの事信頼し始めてるんじゃないかな。

    この姿を見るとあれだけ真っ直ぐなトリスタンの気持ちに応えられないのは、やっぱりアルマンの存在があるからだと思えてしまう。これ本当に団長も辛いよね、多角関係物としてはアルマンの設定が強過ぎる。途中からアルマンは基本出ずっぱりと聞いてるんだけど、今後も期待して良いのかな。暫くは団長ターンと思っていたからかなり嬉しい。

    ともあれ、とうとう隣に立ったアルマンと生き延びていたトリスタンに支えられて、いよいよルウェリン反撃の幕が開けた。白騎士団の結末を知ったパメラの取り乱しっぷりと、腹を括ったルウェリンの態度は対照的。今後の展開が楽しみ過ぎる。

    お兄ちゃんは今回も強い側に着いてる感じ。君はもう少し頑張れ。個人的に最終的にはバスティアンがアルマンの一番のライバルになる予想をしてるんだけど、正直4人のヒーローの中で1人だけ霞んでいる。ルウェリンへの好意は感じられるのに行動で示せていないどころか、パメラの指示に逆らえずルウェリン不在の間に、赤騎士団を死地に送り込んでいる。それが彼女に害を加える行為と知りながら。この流され続ける弱さが、いつか身を滅ぼさなければ良いけれど。

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  3. 白狼の妻

    092話

    92話 黒狼と藤ヶ峰二郎の密会

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    すごいクライマックス感にドキドキしてしまう。加賀見が黒狼である事に加えて、どうも彼は藤ヶ峰の紗枝の叔父とは旧知の仲なのが分かった。もしかしたら、紗枝の両親の殺害の際にも何らかの形で関わっていたのかな。

    宗伯が加賀見を捕らえる所まで来たけど、そう簡単には行かないんだろうな。宗伯も紗枝も危険で無ければ良いんだけど…

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    シオス家の良心リオン令息。エドモンドの善性は叔父さん譲りかな。ずっと孤独だったエドモンドを心から案じてくれる人が一人でもいる事に安心した。エドモンドが巻き込まれただけで首謀者はリゼナ、実行犯がリーラなのもはっきりしたし、エドモンドだけは救われて欲しい。………エドモンドが実行出来なかった事を、嘲る様に口にしたリゼナ。そこに僅かでも、エドモンドは関わっていないと伝えて息子を救おうとする気持ちがあったんだと思いたい。

    その一方で、やはり彼女の本命は前皇太子。それどころか、レイモンドの事は妾腹と蔑んでいた事が分かった。過去にレイモンドに近付いたのも、一夜を共にした様に見せかけたのも、前皇太子に言われてレイモンドを嵌めようとしたのかもしれない。憧れの高嶺の花はとんでもない毒花だった。それに惑わされてレイモンドは随分と遠回りをしたね。本当は幼い頃から、一番大切で守りたいのはエリヤだったのに。

    エリヤを巻き込もうとした結果、レイモンドが命を奪う事になった前皇太子。そこからリゼナの計画は狂い、計画を変えてエドモンドをレイモンドの子として皇太子にする計画も、エリヤがカーライルを連れ帰った事で破綻した。その憎しみの全てをエリヤ達にぶつけて来たリゼナもとうとう自滅。跡は彼女が最後に撒き散らした悪意……レイモンドを蝕む毒をどう解決するか。既に枯れてなくなった毒消しをエリヤが蘇らせると予想しているんだけど、どうなるかな。レイモンドを失う時になって、やっとエリヤとも和解出来ると期待してる。

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  5. 捨てられた王女の秘密の寝室【タテヨミ】

    125話

    騎士を救うのは王女の義務

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    トリスタンーー(泣)

    トリスタンの優しさと忠誠。それが伝わって尚、応えられない自分に流したルウェリンの涙が切ない回。待たされた後のたっぷり大盛りトリスタンのターンでした。彼の愛への答はどうあれ現状で彼女が一番安心感を覚えるのが団長なんだろう。辛い現実である烙印の問題や5年前の真相を一人たけ知らないトリスタン。本編の真相から外されてる反面、それも逆にルウェリンには救いになってるのかもしれない。だからこそ彼の好意に甘えたい気持ちと、彼の好意を利用してはいけない気持ちでせめぎ合う。トリスタンは王女のそんな気持ちを察して身を引いている。互いを思いやる2人の気持ちが切ない。

    アルマンの愛し方は自分が支え苦しみを背負う代わりにルウェリンに前を向かせる強い愛。
    エルネルの愛し方はそれがどんな選択で神に背く物だとしてもルウェリンの全てを受け入れる深い愛。
    なら、トリスタンの愛し方は今目の前にいるルウェリンに寄り添い心も体も守ろうとする優しい愛なんだなと感じた。

    それはルウェリンが辛かった5年間をずっと近くで見続けていたからこその愛し方で、その資格が与えられず歯痒い思いをしていた頃からの一途な気持ちなんだろう。そばにいて欲しい。辛い時に抱き締めて欲しい。自分の味方になって欲しい。そんな王女の願いをトリスタンは誠実に叶え続けてきたから。それは彼が、どんなに遠ざけられても近くで仕える事を選んできたから出来た事だと思う。

    こう見ると団長が一番人気なのも納得だけど、一方でこの作品の難しいのは、その願いの全てがルウェリンが本当はアルマンに願っていた事だった点。18話の王女襲撃のシーンが象徴的で、怯えるルウェリンは誰かがそばにいて守ってくれたらとアルマンの姿を思い出してしまう。けれど実際に彼女を抱き締めてくれたのはトリスタンだった。いっそアルマンが嫌な男なら団長がヒーローで分かりやすかったけれど、彼は彼でルウェリンの為に影で尽力しているから難しいんだよね。そばにいて支える愛と離れていても尽くす愛。そのどちらも真剣で、読者も両方に報われて欲しいと願ってしまうから。エルネルの気持ちも本物だし、複数ヒーロー物は本当に結末が難しい。ただ、トリスタンに関しては、今回のイベントで彼自身が自分に一線を引いてしまった気がした。王女からの愛を求めずただ彼女を愛そうと云う、一歩引いた決意が感じられて切ない。

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    5秒で分かる反省してない女。例の弁護士はまさかの透の実家の顧問弁護士。あからさまに何か画策してるよね。会社乗っ取りとか会社をかき乱してライバル会社を有利にするとか。

    愛美に対する透両親の心証も最悪だと分かっているのに姿を見せたと云う事は、契約の関係で簡単に顧問を外せない状況を作り出した上での行動かな。元婚約者達と違って計算高そうなのが厄介。本当に早くスカッとさせて欲しい。

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  7. やっとお互いに自分の気持ちを自覚した2人。けれどこの手のお話にあるあるの、相手の気持ちには気付いていないパターンで(勘違いしちゃダメ)(今伝えても迷惑だよな)で遠回りするやつですね。いや良いからはよ言えや告白成功するからって読者目線では思っちゃうし、多分秘書さん始め周囲の人間も思ってるw

    話が通じないのはモラハラ男の特長だよね。あれだけ拒否されてるのに本当は俺を好きなのに拗ねて嫉妬させようとしてるだけって思い込んでいる。人間性クズなのに、その謎の自信はどこから?どうせまた録でもない事考えてるよね。陽真理に政行を誘惑させて自分は志乃さんとよりを戻そうとか思ってそう。

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  8. あああぁぁぁ100話にしてとうとう!!
    100話おめでとうございます!閣下も色んな意味でおめでとうございます!!

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  9. 大好きなお話なので更新嬉しいな。これ公爵様、愛してるのにすれ違って1人で傷付いて拗らせてる感じがする。と見ると、アレン様と良く似た父子なんじゃないかな。つまりベルみたいな真っ直ぐで愛情深いタイプに弱い。

    領民に対する態度や微妙に流されてる所を見ても、アレン様が考えている程は冷たくも頑なでもない気がする。

    • 9
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    今週のアルマンダイトくん。なんかまたパメラおばちゃん相手に暗躍中(笑)

    この作品、トリスタンやエルネルとの行為の時に高確率でアルマン視点入ったりアルマンとルウェリンを遭遇させたりするのは、演出の一つなんだろうか。アルマンの不憫さは際立つし、他推しは後ろめたい気持ちにさせられる、この辺りを狙ってしてるのかな。

    団長ターンが始まった時はアルマンが可哀想に思った。けれど最後のやり取りで、一気にトリスタンルートを潰しに来た印象になってしまった。ルウェリンが女王になるなら自分と結ばれる事がないのを、彼はちゃんと分かっているんだろう。王女ならまだ可能性はあった。それが王家から捨てられた王女なら尚更。ルウェリンが輝き始めた事を誇らしく思う気持ちと恐ろしく感じる気持ち。その両者で揺れる心は54話の黄金の烏の時にも出てきていた。彼女が手の届かない存在になる不安が現実になる事を、トリスタンは察してしまったんだろう。ルウェリンを自分だけの唯一の女性にするのではなく、自分が剣を捧げる主である王女にして、騎士として仕える事をこの時に彼は選んだのかもしれない。この逢瀬を、自分が彼女を愛する女性として接する最後の時間にして。ルウェリンの決意を聞くまでの、思慕に満ちたトリスタンの笑顔が悲しい。

    トリスタンはアーサー王伝説に出てくる悲恋の騎士の名前。恋した王女を忘れられず、王女と同じ名前の妻を粗雑に扱った結果命を落とした円卓の騎士。団長はそんな女々しい結末にはならないだろうけど、王女と結ばれないのが既定路線かなとはずっと思っていた。もちろん漫画版の結末はまだ分からないけれど。

    他にも、ブリジェントのモデルはブリタニア(英国)でテサリアはテッサリア(ギリシャ)、聖国はローマ(イタリア)で、ルウェリンの語源はウェールズ語の「光輝く」から来てるのかなと。モデルは英国全盛期を築いたヴィクトリア女王で、アルマンの名前は鉱石アルマンダイトガーネットとヴィクトリア女王の王配アルバート。エルネルのエルは唯一神の事で神に生み出された天使の名には最後にエルが付く(聖人が天使に召しあげられたエノク→メタトロン等の場合は付かない)。だから彼の名はエルネルが父を倒して新教皇になる暗示なのかなと。名前に関しても原作小説の作家さんはかなり細かく設定していると感じる。

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