「ただのフォント」に揺るぎない確立された自我を感じて、そこまでの確固たる信念を育てた先生の「描け!」に限りなく深い愛情を感じました。多分、多弁なタイプではなくて、ほとばしる感情を「描け!」という言葉でしか表せなかったんだろうし、それはまた絵で食べていくことの厳しさを教えることでもあったんだろうし。
ここに描いてないだけで数え切れない言葉があったんだろうけど、それも全て「描け!」に集約されているのでしょう。
人間、普通はどうしても易きに流されます。やりたいことでも辛くなると何かと理由をつけて自分を諦めさせます。それをさせなかった先生、その先生に時に逃げそうになっても引き戻され食らいついていって夢であった漫画を描く人となり、先生の教えを支えに強くある筆者に心からの敬意を表します。
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かくかくしかじか
095話
canvas 34(4)