4.0
まだこれから
無料3話のみ読ませていただきました。
まだ何も始まっていない、という印象です。これからどんなストーリーになっていくのかも、まだなんとも。
なんとなく判っていることは、三守の命を救う代わりに、主人公がこのまま赤い目の鬼に連れていかれるだろうこと。鬼はイケメンの兄弟で、主人公を連れて行こうとしているのは兄の方だということ。
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2
57位 ?
無料3話のみ読ませていただきました。
まだ何も始まっていない、という印象です。これからどんなストーリーになっていくのかも、まだなんとも。
なんとなく判っていることは、三守の命を救う代わりに、主人公がこのまま赤い目の鬼に連れていかれるだろうこと。鬼はイケメンの兄弟で、主人公を連れて行こうとしているのは兄の方だということ。
よく練られたストーリーです。様々な人物の心模様が丁寧に描かれていて興味深いです。
私も高校時代は文芸部に所属していました。
小説家志望の若者なんてちょっとおかしいぐらいがちょうどいいというか、尖ってなんぼだと私は思います。
世の中の大多数ではない方の人を主人公に設定すると、こうも反対意見が出るものなんですね。自分とは違う他人の頭の中を覗けることが、漫画や小説を読む醍醐味だと私は思うのですが……。
仮に、常識人で誰からも好かれている女子がコツコツ原稿を書いているストーリーだったとしたら、この作品はきっとつまらないと思いますよ。
ここまで集まる?と言いたくなるほどに、主人公の周囲は酷い人間ばかり。いくらなんでもこうまで人に恵まれないものかな、とちょっとモヤっとしながらの読み始めでした。
主人公の夫はわかりやすい不倫夫で、主人公を微塵も愛しておらず、読んでいて性格の良いところも見つからない。姑は絵に描いたようないびりをしてくるし、ご近所さんに嫁をいびっていると平気で話すような品のない人間。基本的にはどちらも単なるくだらない意地悪人間だなという印象です。復讐する価値もないような。
けれど主人公が復讐をするに至ったのは、主人公の母親に対しての夫と姑の仕打ちが決め手だったのだと思います。女手一つで育ててくれた母を、夜の仕事をしていたことを理由に姑は酷く蔑み、ことあるごとに主人公の育ちが悪いと言い放ちます。(私にはどう見てもこの姑の息子である夫の方が育ちが悪いと思いますが。)夫に至っては、主人公の知らないところで主人公の母に結婚式に出席するなと告げていたことが判明します。
愛娘の花嫁姿を見ることも叶わず病気で亡くなってしまった母を夫がとんでもない言葉で嘲笑うのを立ち聞きして、主人公は復讐を決意します。
復讐の動機としてはしっかりしたものを感じるのですが、いかんせん夫と姑が性格が最悪なだけの単純な人間なので、わりと簡単に事が進んでしまう印象です。なかなかうまくいかずモヤモヤする復讐劇よりはスカッとしていいのかな、とも思いますが、ストーリー展開としてトントン拍子に行き過ぎの感も否めず。
無料分が終わり、この先を読むか迷っています。
モンスター相手には最強なのに、対人となるとコミュ障の主人公。
周囲からは貫禄充分にたたずむ寡黙な英雄のように見られていますが、実は脳内ではオロオロ。寡黙なわけではなく人と喋ることが極度に不得手で、やっとの思いで一言だけ発しても、噛みまくって何か古代の言葉を意味深に伝えているのだと思われる。笑
そんな主人公の密かな楽しみは、家でひとりで漫画を読むこと。その内容が、『Sランク冒険者と美女のラブストーリー』。笑
人がスキンシップしてきただけで吐き気をもよおしてしてしまうほどのコミュ障なのに、漫画を読みながら美女から求婚されることに憧れる主人公が微笑ましいです。
可愛い冒険者たちとパーティを組んで、これからどんなドタバタな冒険が待っているのか、この先が楽しみです。
白黒版を読んでいる最中です。カラー版をみつけてびっくり。
色がつくとなんだか新鮮です。景色も綺麗に見えます。でも怖い場面ではより怖くなってしまうんでしょうか……。
このまま白黒版を読み進めるか、こちらにするか、悩み中です。
仕事があまり(かなり)できない駒子と、厳しい上司の森崎さんの恋愛ストーリー。
実は森崎さんは過去にトラウマがあって、人を頼ったり心を開いたりすることに臆病になっています。駒子と付き合ってからも、心の距離が近くなり過ぎたら失った時に辛いからと、変に距離を置きたがります。正直、付き合うにはちょっと難しい部分の多い男性です。
しかしそこでへこたれないのが駒子。どんなに突き放されても、冷たくされても、既読スルーされても、泣きながら、チーンとなりながら、その度に何度も自分を奮い立たせてずっと森崎さんを愛し続けます。飾らない素直な言葉で、時に変顔になりながら大好きだと訴え続けます。私はあなたから離れていったりしないと。
大抵の女子はめげてしまうであろう森崎さんの態度に、温かく辛抱強く寄り添い続けた駒子にあっぱれと言いたいです。こんないい子、森崎さんはもっと大切にしなくちゃ。これから森崎さんは駒子のために、強さを身につけていかなくてはいけないなと感じました。
ちなみに、仕事では難ありの駒子ですが、料理を始め家事においてはスペシャルです。人にはそれぞれ得手不得手があって、誰にでも輝く場所があるということを実感させられる、良いお話です。
プロローグとその先の数話は難解です。ヒロインであるイネスの言動や態度に「?」が続きます。けれどそれらは後々にちゃんと答え合わせがされていきますので、まずは意味がわからなくとも読み進めていっていいかも知れません。
イネスの視点を描く回で、物語が一気に種明かしされます。実は彼女は3度目の人生を生きていること。1度目と2度目では、苦しみの末に壮絶な死を遂げたこと。
1度目の人生で結婚した男は、2度目の人生ではイネスが愛した相手を殺してしまう。
そうして3度目の人生では、その男から確実に離れるため、イネスは幼少のうちに、公の場である少年を結婚相手として名指しします。それがカッセルです。
見目麗しいカッセルは、婚約中に他の女性と遊びまくります。そしてある日、その現場をイネスに目撃されてしまいます。
イネスが自分を好きだと思っているカッセルは、イネスの元へ弁明に向かいますが、そこでイネスから、貴方には興味ないのでお好きにどうぞ、と言われてしまい、脳内がパニックに。そこからどんどん、イネスのことばかりを考えるようになり……。
ずっと暗い色の服ばかりを着て、化粧もせず髪を引っ詰めたイネスが、結婚式で目を見張る美しさを披露する場面には見入りました。溜め息が出るほどに綺麗です。絵の美しさはこの作品の大きな魅力のひとつだと思います。
イネスの1度目と2度目の人生が絡みながらのストーリー展開ゆえ、読み進めていくうちに難しいなと感じる部分はあります。けれどそれが読みごたえにも繋がっています。
気づけばイネスを愛してやまないカッセルの夫ぶりと、その愛に少しずつ心を寄せていくイネスの様子を見守っていきたいです。
イネスの3度目の人生が、穏やかで幸せなものでありますように。
12話まで読んできました。
萱沼さんは終始完璧でした。人としてとても良い視点を持っていて、言葉選びにはしっかりとした芯がありながらも相手への思いやりがあって。仕事ができ、プライベートではいつも安心をくれる。完璧です。
恋愛において『沼系男子』であることを除いては……。
と書きたいところですが、実は12話までではまだその沼っぷりを披露されていません。萱沼さんは今のところ、頼りになって、ほしい言葉をくれて、さりげない優しさと安心感とストレートな『好き』をくれる、最高の男性です。
この先、一体どんな沼が待っているのか……。
主人公は地に足のついたしっかり者の女性です。いつもプラス思考で、面倒な仕事を押し付けられても愚痴を言わず、『できる人がやればいいのだから自分がやる』と考えます。物事を運に委ねることを好まず、何かのせいにしないで自分で努力をしておこうと考える人です。
同棲している彼氏は、そんな主人公がしっかり者過ぎてつまらないからと浮気に走りますが、私は主人公の考え方には基本、好感が持てます。人や運のせいにしないというのは、自分の心の健康を保つ秘訣でもあると思うので。
ただ、プラス思考も過ぎると辛くなってしまうのかも知れません。人のせいにしないどころか、人の非までを自分でなんとかしようとすると、さすがにしんどくなりますよね。主人公がそれでどんどん苦しくなってしまった時、そこを鮮やかに救いに来るのが、萱沼さんです。
ここまでのストーリーはなかなか良いと思います。流れに無理がないし、登場人物の行動も心理描写も自然で、読んでいてストレスがありません。絵も綺麗で好きです。
ちなみに、作品紹介のあらすじで、既に彼氏と主人公の職場の後輩が浮気をすることは明かされていましたので、それを踏まえて読んだわけですが、1話目からちょいちょい伏線があって面白かったです。
学生時代にいわゆる陰キャだったことがトラウマになっている主人公。職場では無理をして陽キャを演じています。
そこへ新しく入社してきた曽根くんが、何ひとつ繕わない堂々とした陰キャぶりを発揮。主人公が心をかき乱されまくるというストーリーです。
無理に陽キャを装っているということもあって、主人公は『陽キャ』について少々偏った認識をしているように感じます。主人公の演じるキャラクターは、陽キャというより軽薄なチャラ男です。実際には、陽キャ=軽薄な人ではなく、陽キャと言われる人でも思慮深く思いやりのある人はたくさんいるはずです。
物静かで口数の少ない人を簡単に陰キャと揶揄することにも疑問を感じます。本来、物静かという個性は悪でも劣っているわけでもないので。
そもそも、人を陰キャと陽キャの二極に分類するのではなく、十人十色の個性をお互いに認め合っていけたら何よりですね。
10話まで読みました。
ここまでの印象を一言で言うと『不穏』です。
主人公が幼なじみのエドリックのことを恋い慕う回想でも、エドリックが主人公への想いに気づく場面でも、なぜかその雰囲気はいつも『不穏』。
エドリックの顔にはいつも冷酷そうな笑みがあり、主人公に至っては笑顔すら見せない。エドリックの母親は主人公に冷たく、息子ともうまくいってはいない。
とはいえ、それぞれが表立って激しく揉めるようなことはなく、主人公のお見合いが静かに破談になったりしながらストーリーは続いていきます。
エドリックの婚約者とその愛人が登場してからは、多少は表立って揉めますが、それにしても何と言うか、ヒタヒタと冷たい何かが近づいてきているような、そんな物語の進行です。
この先はどんな展開になっていくのか、今の時点では全く想像がつきません。このまま暗いばかりのお話なのか、それとも主人公が何らかの光を見出すことがあるのか……。
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緋のつがい