5.0
なんて明るいゾンビもの
ゾンビものとしてとても新しいです。斬新です。
ブラック企業に勤めているが故、ゾンビ襲来時の主人公の最初の感想が、『会社休める!』(笑)
街がゾンビだらけになってしまってからの方が元の生活よりハッピーなのが面白くて。
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65位 ?
ゾンビものとしてとても新しいです。斬新です。
ブラック企業に勤めているが故、ゾンビ襲来時の主人公の最初の感想が、『会社休める!』(笑)
街がゾンビだらけになってしまってからの方が元の生活よりハッピーなのが面白くて。
私にとって本宮先生の作品は苦手なものが多いのですが、こちらは面白かったです。一話一話に味があって、語り過ぎず余韻を持たせているところが好きです。
まず設定が新しい。『自分を死に追いやった相手が、葬式でどんな顔をするのか見たい』。それを、ニセのお葬式で実現してしまおうという。
復讐はがっつり行われるんですが、どこかユーモアがあるというか、突き抜けたやり返し方が清々しく感じられます。
作品のタイトルどおり、芹沢くんははっきりとものが言えて、その指摘が的確で、本当にスカッとします。ズバズバものを言うけれど、実は優しい、そんなところもまた大好きです。クールな容姿も好きです。
十代の痛々しく研ぎ澄まされた感情が胸に刺さります。悲しく美しく物語が進んでいきます。
ストーリーも絵も秀逸で、先を読まずにいられない強烈な魅力があります。
仕事ができない上に性格が悪い、救いようのない女性社員と、それを可愛いといってチヤホヤするバカ丸出しの男性社員たち。同レベルの者同士で勝手にやってください、ですよね。
でも、お人好しで嫌と言えない人にしわ寄せが来てしまうのがまた、職場あるあるで辛いですね。
現実で同じような目に遭っている人にとって、この漫画が最高のスカッとでありますように。
怪談はシンプルに怖いです。
興味深いのは、語り手の男の子が謎だらけなこと。タイトルも謎です。この先色々とわかっていくのかと思うと、読み進めるのが楽しみです。
お弁当の描写は美味しそうで体に良さそうで、好きです。
主人公を取り巻く人間関係は複雑です。色々な出来事が起こります。なんだかなぁというエピソードもありますが、人間ってこんなものかな、と妙にリアリティを感じたり。
読み進めていくとなかなか面白いです。斬新なストーリーだと思います。
最初はひよりが何をしたいのか全くわからず、おかしな女の子だなという印象しかなかったのが、復讐という意図を知ることによってぐっと変わってきます。
山岳救助に携わる方々に、改めて頭の下がる思いがします。
危険を冒してまでどうして山に登るのか、と世間の人はよく言います。正直、私もそう思うことはあります。
このお話を読んで、なるほどと感じる場面がいくつもありました。人はどうして山に登るのか、その答えのようなものが散りばめられています。
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ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~