5.0
ほっこり癒されます。
10pでお手軽に、ほのぼのした可愛いぷちっとを読むことができて嬉しいです。
とにかくマクシーが可愛い!リフタンたち男性陣ももれなく可愛いくてほっこりします。
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67位 ?
10pでお手軽に、ほのぼのした可愛いぷちっとを読むことができて嬉しいです。
とにかくマクシーが可愛い!リフタンたち男性陣ももれなく可愛いくてほっこりします。
なんと明るい夜のお仕事漫画。水商売を描いた作品によくあるドロドロ描写やネガティヴ要素がほとんど無く、楽しくサクサク読めます。
田舎に帰って地元の歓楽街を立て直す、元歌舞伎町No. 1キャバ嬢の手腕がお見事。フィクションだから上手くいくというツッコミどころも無くはないのですが、それでも実際の仕事の参考になりそうなヒントがたくさん散りばめられていると感じました。どんな職種にでも応用できそうなアイディアもあり、なかなか興味深かったです。
主人公のスパッとした性格が好きです。職業柄、時に敵意を持つ人物が現れたりもしますが、主人公は頭が良く、物事を見る観点が良く、何より基本的な心持ちが良いので、いつの間にか誰もが彼女に納得させられ、好感すら抱く結果に。
気難しい人や価値観の合わない人と付き合うためのちよっとしたコツのようなものが描かれていて、そういう観点からも色々とタメになります。
多くの鬼憑き人間が暮らしている(鬼は一般の人には見えない)街で、鬼憑きの一人である主人公が、その力を借りて母を殺した仇を探すストーリー。
物語の随所で社会の問題や人の悪意が語られ、現実にも起きているであろう痛ましい事件が次々に起きます。辛くしんどい描写が多々あり、暴力的な描写や目を覆いたくなるような性描写もあるので、読み進めるにはそれなりのメンタルが必要かも知れません。
しかしながら、ただただ邪悪な内容が続くわけではなく、人の心の温かさや確かな正義も存在します。主人公をはじめ主要登場人物たちに備わった個性や魅力には、その先のストーリーを読ませる希望のようなものを感じます。
主人公に憑いている鬼もまたしかり、最期には主人公を地獄に引きずり込む存在であるはずなのに、なぜかどこかユーモラスで、憎めない。そしてたまたまこの鬼が位の高い鬼であり、他の人間に憑いている鬼よりも強く頭も良いことから、主人公が助けられる場面が多くあるのもまた物語の上で面白いアクセントになっていると感じました。
大抵の鬼憑きが鬼の強大な力を悪事に使っているのに対し、主人公は善き事にそれを使おうとします。ストーリーの中で、そこが最も大きなポイントだと感じます。
また、この漫画の設定を自分に置き換えて考えてみると興味深かったです。
まず瀕死の場面で、私はきっと鬼の力を借りて生き返ること(次に死ぬ時には地獄行き確定)を選ばないだろうなと思いました。その先に地獄が待つということは、鬼の力をどんな形で使うのであれそれをするべきではないんだなと。
私の大好きな作品『結婚商売』。ストーリーの秀逸さや登場人物たちの魅力はもちろんのこと、何より描画の美麗さの虜になり、熱心に読み進めたものです。
特筆すべきはザカリーの美しさの際立ちであり、他の作品のどのイケメンをもってしても誰一人として太刀打ちできません(私の個人的な感想です)。
非常に満足して読了しました。
そしてこの度、『結婚商売 2』の知らせが。
ザカリーとビアンカの血を引くアレクサンドラの凛とした姿。彼女が守ろうとした若き王シリル。この二人の登場で既に心を持っていかれた私ですが、懐かしい面々がちらほら登場してくれる構成もまた嬉しい。ザカリーのほんの一コマの登場にも大歓喜です。
前作に続き、読ませるストーリーの予感。
期待しています!
133センチは小さい。身内にも友人にも140センチ台の大人は何人もいますが、133センチは、一般的な認識として完全に子供の身長です。私たちがその身長の大人を目にした時には驚いてしまうし、何か障がいがあるのだろうかと考えます。
その133センチの身長で、凛として世の中を渡り歩く主人公の華。周囲の好奇の目や心ない言葉にも負けず、明るくパワフルに、前向きに生きています。
そんな華にも、学生時代に恋愛で傷ついたエピソードがあります。だからこそ、それを経て培われていった強さや優しさに当事者ならではの説得力があります。
この作品には、低身長の華の他にも何らかのハンディキャップで生きづらさを感じている人たちが登場します。誰しも大なり小なり何かあるよね、ということを改めて実感します。それは華のようにはっきり目に見えてわかる場合もあるし、目に見えない内面のハンデを持つ人もいます。もしかすると『普通』なんて無いのかも知れない。
私は差別的な思考で人を見ることを嫌だと感じますが、とはいえ、それでは平等とは何ぞやと考えた時に悩んでしまうのも、紛れもない事実です。障がいを持つ人をなんでもかんでも優先することが平等だとは思えないし、かと言って障がいを見ないように、あたかも健常者のように扱うのも違うだろうし、何をもって『差別をしない』ことになるのかが本当に難しい。良かれと思ってした行為が相手を傷つけてしまうなんてことも、きっとしょっちゅうあるんだろうなと感じます。
そんな難しい場面でも、大切なのは、やはり気持ちなんだと思います。ハンデも人それぞれ、それに対する相手の反応のしかたも人の数だけあるわけで、どんな態度を取れば正解か、どんな言葉をかければ正解か、ではなく、どんな気持ちで接するか。それが全てかなと。相手を尊重し、リスペクトしていることがちゃんと伝われば、仮にその言葉が相手にとって好ましくないものだったとしても、そんなつもりで言ったわけじゃないという気持ちはきっと伝わるはずだから。
作中で、容姿はその人を構成するものの一部であるという意味のセリフが出てきます。要は内面が全てではなく、外見も含めてその人だということです。
『見た目を気にしない』のではなく、その見た目を愛していけたらいいなと感じる、良いセリフでした。
コニーが良い!万能であることはもちろんながら、彼女の性格がとても好きです。
辛い子供時代を過ごしながらも、それを悲観することなく自分で道を切り拓いていく、その姿が頼もしい。
身内の問題児たちが酷い手段をもって干渉してきても、決して流されない毅然とした心を持っているコニー。後に己の所業に気づき反省する者には、いつまでも恨みごとを言わずスパッと許す懐の深さもあります。
女中の仕事、事務仕事、情報収集その他数多の仕事を、コニーは全て完璧に、ものすごい速さでこなします。身体能力も備え、力も強い。憧れます。私にもコニーのスキルがあったら、家事を鬼スピードで片付けたいです。笑
コニーの周囲には個性豊かなイケメンたちが数人いますが、彼女を射止めることができる男は果たしているでしょうか。物語の行く先が楽しみです。
新しい視点の宇宙漫画。未来への希望溢れる作品です。また、子供の言語教育に一石を投じる意欲作でもあると感じました。
バイリンガル教育を施している最中に両親が亡くなり、どの言語も拙いままとなってしまった主人公の小学生女子、ありす。周囲の同級生たちは、ありすが帰国子女だから日本語が苦手なのだと認識しています。
明るく容姿が美しいありすは、学校では人気者の立ち位置。ですが……。
子供とは往々にしてあっけらかんと残酷なもので、同級生たちは日本語でのコミュニケーションが上手くできないありすのことを悪びれもなく赤ちゃんと呼んだり、責任のある仕事に推せるタイプではないよねと言ったりします。ありすはだんだんと、自分は頭が悪く、できないことだらけなのだと思うようになっていきます。そしてその感情すらもうまく言語化できずにいます。
そんなありすに手を差し伸べるのが、隣のクラスの天才、犬星君。小6の卒業間近に、犬星君はありすの語学力がどの言語も年齢に達していない、いわゆるセミリンガル状態であることに気づきます。地元の別々の中学校に進学した2人は、毎日1時間、ありすの語学力向上のために会って勉強をすることに。
読んでいて、青春だなと感じました。ありすが犬星君の言葉によって呪縛から解き放たれ、夢を溢れさせていく過程がキラキラ輝いていて。
孤高の天才である犬星君もまた、本当は友達が欲しい人。アプローチが天才すぎて周囲が引いてしまい、淋しい思いをしてきたんですよね。
そんな犬星君の発想に、初めて全力で応えたのがありす。2人が一緒に未来を見据えて前に進んでいこうとする、その姿が眩しいです。
構成のしっかりした興味深いストーリーです。主人公の辛い境遇が語られ、続いて心に響く優しい思い出話があったかと思えば、いくつかの謎が浮上してきて、そこに両家の歴史や思惑が絡み、さらには日本のとある伝説で有名なあの女性の名前までが飛び出して、もう続きが気になってどんどん読んでしまいました。あれはどうなるのか、そっちの件の真相は何なのか……と、知りたいことが次々にやって来ます。
天水家には、ある特徴を持った娘が生まれることがあり、主人公がまさにその娘です。
娘たちは代々、ある理由でその身を家業の繁栄に役立ててきました。主人公も例外ではなく、家のために身を削っています。
しかしその貴重さを大切にされるどころか、必要な時だけ搾取され、普段は実の親兄弟から化け物扱い。その仕打ちが本当に酷い。
父兄に命じられ、主人公に思わぬ相手との縁談が持ち上がります。相手の男性を大切に思い、自分の不幸な身の上に彼を巻き込みたくない主人公は、父親にある言葉を告げます。
一方で、相手の彼にも、ある秘密が……。
主人公と相手の男性の心がとても美しく、双方に好感が持てます。
セリフひとつひとつの言葉選びがよく考えられていて、ストンと腑に落ちたり、ぐっと胸にきたりします。
作画も美しく、ストーリーによく合っていると感じます。これからも配信されるたび読み進めていきたい作品です。
現在配信されている9話までを読みました。
堅苦しく愛嬌のない性格ゆえ家族から疎まれている主人公が、とある名家の当主に嫁ぐことに。
縁談はあれよあれよと決まり、主人公は一人で嫁ぎ先を訪れます。花嫁衣装を纏わされ、婚礼の場に案内された主人公が見たものは……新郎の席に横たわる棺。
それは、両家で仕組んだ『冥婚』でした。
なるほど自分は売られたのだとすぐに理解した主人公は、運命を受け入れ、そのまま死者と契りを結ぶことを決意します。
その時、突然に新郎が生き返って……。
ストーリー上で早々に旦那様は生き返り、それからは冥婚であったことをふと忘れてしまうような、言わば通常の生者同士の結婚生活が始まります。2人の関係がすぐに甘々になることはありませんが、かといって著しく前途多難という印象でもなく、少しずつ夫婦らしくなっていくのかな……と想像できます。
では、なぜわざわざ『冥婚』という設定にしたのか。
実は、現段階のストーリー上ではまだ、旦那様が亡くなった経緯や死因が明かされていません。婚礼の参列者からちらほら聞こえてきた噂話や、旦那様が生き返った際の一族の狼狽ぶりを見ると、当主である旦那様の死には何か謎がありそうな気がします。
物語の構成が面白い。ぜひ原作小説も読んでみたいと思いました。
主要登場人物は3人。レイチェル、ノア、アリシア。それぞれが誰かに恋をしている。しかしその相手が誰なのか明確に描かれているのは、レイチェルのみ。物語はずっとレイチェル視点で進行していきます。したがって、レイチェルの思い込みが含まれている可能性があり、それこそが物語を面白くしているポイントです。
本当は、ノアは誰が好きなのか。アリシアは何を思っているのか。それらが語られる時、真の傍観者は誰なのかがわかるはず。ああ、知りたい。
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オークの樹の下~ぷちっと~