3.0
後半、分からない設定でぐちゃぐちゃ
前半、アルネが、イヤイヤ北帝国の大公のもとに政略結婚する。
二人は夫婦になっても、ぎこちない関係が続き、更に北帝国の国王から刺客を送り込まれ、王位継承問題に巻き込まれていく。
前半、結婚をして、城でのんびりくつろぐアルネと、大公カシアンのロマンスが中心で、展開がゆっくり流れていく。
徐々にカシアンの出生の秘密が明らかになり、面白い展開になる。
後半は、魔法を操る宗教者の企みにより、北、西、東の帝国の争いに発展していく。
延々と争いが続き、アルネは故郷と家族を救うべく立ち上がる。
急に登場人物が増え、延々と戦闘場面が続き、よく分からない展開になって行く。
かと思えば、アルネの働きにもよるのだが、急に戦いが終結し、ラストになる。
読んでいて、何を見せられているのか分からない状態になり、この漫画のストーリーは、一体どうなっているのかと疑問に思う。ご都合主義の終わり方が、何だか白々しくて、理解に苦しむ。
こういう漫画なんだと思わなければ楽しめないかも。
アルネが女性騎士でカッコいいのに、ドレス姿も美しい。カシアンも眉目秀麗。間違いなく美男美女カップルで、ビジュアルは楽しめる。
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刃先に唇【タテヨミ】