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スピリチュアルな質屋
宝石の鑑定だけでなく、石の気をみてしまうしのぶちゃん。何やかや持ち込まれる品物とトラブル。婚約者は自分の家族の行方をさがしている
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14760位 ?
宝石の鑑定だけでなく、石の気をみてしまうしのぶちゃん。何やかや持ち込まれる品物とトラブル。婚約者は自分の家族の行方をさがしている
猫のごはんが手作りできるとは思っていなかったので何かと参考になります。人のご飯の簡単な作り方も知ることが出来そう。生活力のないご主人がユキのおかげでまともに暮らせるようになるのが面白い。私も大掃除をウチのコのために始めました。
色街で薬師の娘として育ち、さらわれて後宮に勤めることになり、薬の知識と毒への愛着のために謎解きをするようになる。本人は毒が好きなのであって謎解きは面倒だからしたくない。美形の上司に執着されて、懐かない猫のように面白がられる。
背中に刺青がしっかり入ってる。白いシャツは着られないね。過去に何があったのか。仏壇は誰のためのものなのか。コンビニの夜勤はかなり長くやってるようすで何がきっかけなのかも語られそうだけど、しっかり働く基本が見えてほっとする。
子供だから単純ではない。育ちようは様々。ダイキチに会えて良かったと思う。君は望まれて生まれてきたよ。幸せになってほしいよ。
命がけの王妃の座の争奪戦。臨んで参加したわけでもないのに抜けられない。話していた相手が濡れ衣を着せられる。いつ自分になるのかわからない怖さ。身代わりの姫を守ることは自国と自身を守ることに通じている。
何がお互いの心の琴線に触れたのかはとても微妙なところ。あとは成り行きのまま近づいて良いところばかりが目について、さらに知りたくなる。関心がなければ通りすぎてしまうことが気にかかり立ち止まる。
この作者さんの他の作品を読んでいてほのぼの面白かった。ねこじぞうとか霊感のありすぎるお医者さんの話とか。こちらもいわく付きの物件にどうかかわって住みやすくしていくかの行程が面白くて楽しい。いろいろ楽しいキャラもあらわれてだんだん増えていってる。
こんな風に品が良くてカワイイ人がいるのね、と思ってみてる。賢いし優しい。大抵のことは人並み以上に出来るけど謙虚。人付き合いで辛い思いをして何か歯車が噛み合わなくなった。ご両親がご存命ならばまた違う暮らしがあったはずと思うよね。
久しぶりに見る龍三郎君。豪快で母親のわくにはまらない蝶子さん。案外子供で意地っ張り。子どもらしくなくしっかりものな龍三郎。優しいパパ。でも刑事。ミステリ…の理屈っぽさの原型があるよね。
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七つ屋志のぶの宝石匣